Sunday, October 17, 2010

アートセミナー「Michelangelo」(その1)

今月と来月のセミナーのフォーカス芸術家は、"ミケランジェロ・ブオナロッティ"です。

私がそもそもここまでのアート好きになったのは、幼少時代(1982年〜1994年)にNTV系列で放映されていた「システィーナ礼拝堂の修復作業」に注目していたからだったりします。ずーっと13年間、見続けて修復作業が終わった翌年に結局観に行った私(同行してくれた母に感謝)。本当に感動して、動かず立ち尽くしていたら監視員に「とっととでてけ」と怒られたっけ。でもね〜、13年観てたものがそこにあるって、やっぱり20分なんて時間じゃみきれないわけですよ...。ほぼ初めてといっても過言ではない「海外体験」だったしね。よもや今のように何度も行くようになるなんて思ってもみなかったし(苦笑。

さて、そんな背景を思いながらの今回のセミナーは、彼の原点というか彼自身が自ら名乗っていた「彫刻家(an engraver)」に着目したものです。私自身もそうであったように、あまりにも日本にとって有名な天井画の影響からなのでしょう、「画家(a painter)」だと思われがちなミケランジェロは、真摯で無骨で偏屈で、そして不器用ながらの生粋の彫刻家。そんな彼の作品に対する思い入れを、歴史とともに辿って行くのはなんとも楽しいものです。

彼がなぜに「maleのrude」にこだわったのか。
なぜそこに「beauty」や「powerful」を見出したのか。それって、もしや...なんてことを考えながら、楽しみたい。

てことで、いってきます。
続きは、後ほど!!!

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