Saturday, August 27, 2022

travail de base(本質の仕事)

 

日本とフランスでお花の仕事をしている友人がこんなことを言っていた。

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店頭で接客をしていると日本でのキャリアがある人でも「いかがなさいますか?」といういスタンスでお客さまにお伺いをたてる人が多い。それに対して、フランス人やイタリア人スタッフはまだ花の仕事を始めたばかりの人でも「今日はこれがいいよ」と自分の好きな花を真っ先に勧める。
そしてその言葉を受けたお客さまの方も「いかがいたしますか?」というスタッフに「私があなたから選ぶ意味がないわ」と、提案しなさいよという言葉を発している。
おそらくこれが日本の仕事のスタンス違いなんだと思う。
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学ぶことが多いって思ったエピソード。私は提案できているだろうか。

Friday, August 26, 2022

fini de lire: 「自由になるための技術リベラルアーツ(山口周著)」


リベラルアーツとは「自分を縛る固定観念や無意識的な規範から自由になるための思考手段(武器)」であると著者は定義されています。この言葉の具体的な意味として、ビジネスの場でよく言われている「常識を疑う」態度でなく「見送っていい常識」と「疑うべき常識」を見極める為のレンズ(メガネ?)を持つということとであるとも。とても理解しやすい解説だと思いました。

人は知らぬ間に固定観念に囚われ、視野が狭く深くなっていくとふとした時に気づきます。いや、平時では気付くことは少ないかもしれないけれど、有事では気付く。VUCAな世界の到来、コロナによってそもそもの常識が常識でないことを知った私たちにとって、機会はもっともっと増えていくのではないでしょうか。
そんな揺らぐ時代に自立するためということでこの本の中では、多くの対談及び事例が紹介されていましたが、その内の一人、ライフネット生命の創業者でもある出口治明氏の言葉がとても心に残りました。
出口氏は「人と話す」「本を読む」「旅に出る」の3点が重要と語りその中でも「旅に出ること」は1次情報=ナマ情報、最も多様性を生みやすいとお話しされていました。生涯移動距離=新しい発想を生み出す力になる、と。なるほど、確かにそう!!いつもいつも旅していた私が、コロナ禍において全く旅立てなかった故に私自身がどこか保守的になっていて、新しい発想を持てなくなったていたのかもしれない。そうだ、そうだ!!やっぱり旅に出なきゃ(→都合のいい解釈)。
リベラルアーツ。今一度意識しながら学びたくなる一冊でした。お薦めです。

Wednesday, August 24, 2022

Ce que l'art peut nous apprendre(アートが教えてくれること)

 最近、"モダニズムと印象派"について色々調べていて、ふと思ったりしたこと。100年前の出来事だったのだけど、もしかしたらとっても似ているのかもしれない、今の時代と。

私のメイン場であるマーケ世界では、デジタルはもはや避けられないものです。でもね、これって企業の区分として"デジタルマーケ"って(いまだに)呼ばれるわけですが、もはやその区分が古いんじゃね?って思うんです。でもこれってもう一般化していて避けられないでしょう、、、ってね。


で、改めてアートから考えてみたわけです。今の時代。
私が勝手ながら思うのは、印象派が生まれた時代というのは当時の「今」に合わせるように表現を重ねていた時代なんですよね。産業革命によって変化あったイギリスに遅れて起きたフランスにとって、それまで100年以上続いた革命の後に一気に新しい時代がやってきた。でも、その新しい時代においても実は一番拭い去りたい100年だったを乗り越えたのに、やっぱり格差が生まれてしまった、、、そんな混沌な時期だったのだと。

だから、、、華やかさと貧困(影)みたいなことが入り混じっていて、ルノワールやドガが描いた華やかさ、ロートレックやマネが描いた娼婦たちが生まれた。これって、、、その時どういう感じだったのだろうって興味を引くわけです。
日本人はとっても印象派が好きだと言われています。
モネ、セザンヌ、ゴッホ、マレ、ルノワール...etc...。彼らが何故そんな表現をしたのでしょう?
認められなくて南仏で不貞腐れて山ばっかり描いていたセザンヌやオランダ出身故に色々めんどくさい哲学的思考のゴッホ(そうじゃないとひまわりを切り花で描かないよね)。モネに影響されて点描とかしたけど、やっぱり女好きが爆発したルノワール。パリという都会にいたからこそ孤独を感じて現代のビーナス(娼婦)を描いてすげー怒られちゃったマネ。なーんて、美術評論家に怒られそうな勝手なる私の見解ですが、間違いなく言えるのは彼らは新しい時代に生きるために葛藤してたんだなって。今(当時の今)の区分なんてどうでもいいって思っていたのかな、って。
IT業界にいたりして、モバイルとかやっていたりして、デジタルマーケとかやっていたりして、、、なんですけど。基本アナログな私は今のこのなんともいえない企業によって差異があるデジタルとアナログの違いというか感じがやっぱり苦手。
デジタルは単なるツールというか手段であって、別にそれがどうのとかよくね?って思っちゃったりする。それよりももっと人間の本質とか知りたいなって思うんだよなー。
さて、、、仕事しよ。