Wednesday, August 24, 2022

Ce que l'art peut nous apprendre(アートが教えてくれること)

 最近、"モダニズムと印象派"について色々調べていて、ふと思ったりしたこと。100年前の出来事だったのだけど、もしかしたらとっても似ているのかもしれない、今の時代と。

私のメイン場であるマーケ世界では、デジタルはもはや避けられないものです。でもね、これって企業の区分として"デジタルマーケ"って(いまだに)呼ばれるわけですが、もはやその区分が古いんじゃね?って思うんです。でもこれってもう一般化していて避けられないでしょう、、、ってね。


で、改めてアートから考えてみたわけです。今の時代。
私が勝手ながら思うのは、印象派が生まれた時代というのは当時の「今」に合わせるように表現を重ねていた時代なんですよね。産業革命によって変化あったイギリスに遅れて起きたフランスにとって、それまで100年以上続いた革命の後に一気に新しい時代がやってきた。でも、その新しい時代においても実は一番拭い去りたい100年だったを乗り越えたのに、やっぱり格差が生まれてしまった、、、そんな混沌な時期だったのだと。

だから、、、華やかさと貧困(影)みたいなことが入り混じっていて、ルノワールやドガが描いた華やかさ、ロートレックやマネが描いた娼婦たちが生まれた。これって、、、その時どういう感じだったのだろうって興味を引くわけです。
日本人はとっても印象派が好きだと言われています。
モネ、セザンヌ、ゴッホ、マレ、ルノワール...etc...。彼らが何故そんな表現をしたのでしょう?
認められなくて南仏で不貞腐れて山ばっかり描いていたセザンヌやオランダ出身故に色々めんどくさい哲学的思考のゴッホ(そうじゃないとひまわりを切り花で描かないよね)。モネに影響されて点描とかしたけど、やっぱり女好きが爆発したルノワール。パリという都会にいたからこそ孤独を感じて現代のビーナス(娼婦)を描いてすげー怒られちゃったマネ。なーんて、美術評論家に怒られそうな勝手なる私の見解ですが、間違いなく言えるのは彼らは新しい時代に生きるために葛藤してたんだなって。今(当時の今)の区分なんてどうでもいいって思っていたのかな、って。
IT業界にいたりして、モバイルとかやっていたりして、デジタルマーケとかやっていたりして、、、なんですけど。基本アナログな私は今のこのなんともいえない企業によって差異があるデジタルとアナログの違いというか感じがやっぱり苦手。
デジタルは単なるツールというか手段であって、別にそれがどうのとかよくね?って思っちゃったりする。それよりももっと人間の本質とか知りたいなって思うんだよなー。
さて、、、仕事しよ。

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