Sunday, November 29, 2015

デビュー!!


"Le Casse-noisette”

12月に"くるみを観ないとクリスマスは迎えられない"という想いはもちつつ今年は特に予定してなかったものの、昨日のBS特番で中村祥子さんが出演すると知り、即効ぽちってしまった私。赤坂局の狙い通りだわね(苦笑。

しかし...S・キャシディがもうすっかりキャラクターダンサーなんだ〜。ああ...時代の流れ、パリオペだと引退の年齢だもんね〜。ちゅうか哲也くんの踊り、最近みてなかった気がする。そろそろだし、観に行かなきゃ。

http://www.k-ballet.co.jp/performances/2016nutscracker

Saturday, November 28, 2015

Vos laissé derrière(忘れたもの)

後輪がなくなったまま放置されている自転車。もしここがART空間だったのなら、きっとそういう視点で見れるのかもしれない。だけど、リアル空間で向き合った時、とてつもない寂しさとか時間の惨さとか、前者のそれとはまったく違う視点で判断いや..感じている自分がいる。人間って適当なものです。

人は見たいものを見たいようにしか見ない。そこに関与しているのは"心"とか"気持ち"とか形には言い表せないものであって、事実ではない。だから故、"見たいように見る"訓練も必要なのかもしれないね。心に負けてはいけない。感じたいように事象をみることができたら、きっと違う世界が待っている、なんかそう思います。

忘れたいことも一緒。"忘れたいもの"を違う視点で忘れることができたら、違う世界が見えるだろう。深呼吸しよう。

Monday, November 23, 2015

『物欲なき世界』(著 菅付雅信)

タイトル以上に自身の中に示唆があった一冊。

今から10年程前に「今、かなり面白いよ」と言っていた地・ベルリン滞在中に読みながら、ちらりとだけど話を聞いていたエリアが出てきていて、ついぞそのエリアに足を運んでみたりしました。きっとあの頃、菅付兄さんはこの辺りを歩いていたんだろうな〜って(笑)。だから故に当時の彼の言葉と一緒に「旅」できて興味深かった。意外と人って"聞いたこと"って覚えているものですね。


ここ1、2年で本当に自身に変化があって、まったくをもって物欲がなくなり、シェアすることに対してのハードルがどんどん低下していることを自覚します(この本に出てくるサービス利用然り)。そしてそれはきっと自身が自由になっていることと比例している気もするのですよね。シェアするって一人にとって"得る"こと以上に、新しいつながりを"得る"ことになっているから。

しばしお会いする機会がもてていないけど、菅付兄さんはやっぱり私に刺激をいっぱい与えてくれる人。また色々とお話聞きたいな。

Saturday, November 21, 2015

Le voyage touchait à sa fin(旅を終えて)

"大好きな人をめぐる旅"、9カ国めを終えました。今回はSpecialバージョン。ずっとお世話になっていたものの、ちょっと遠慮もあってなかなかご一緒する機会をもてなかったLondonに暮らす先生のお手伝い。海外を拠点に暮らしている方々(Paris8年+London3年の食品培養の仕事している子や、London5年+Bath半年の鉄道会社勤務の子、Londonで会社立ち上げた社長 etc...)と時間を過ごせたこと、刺激いっぱいの時間となりました。2日間BARでいっぱいおしゃべりしつつ飲んだくれて楽しかった(笑。

そして同じタイミングでParisで起きた哀しい出来事。日本より近い場所にいるにも関わらずなかなか連絡がつかず(ネットだから近いも遠いも冷静に考えたら関係ないんだけど)、ドキドキしながらCNNを見続けた夜。訪仏した結果に気付いた人々の強い意志と逞しさ、そして日常生活をkeepしようとする力。なんだろう、すごく勉強になりました。情報に惑わされないというか、地に足を着いて覚悟して生きることとか。

「いつ何があるかわからないのは一緒。日本にいたって地震とかあるし、いつ大きい揺れが発生するかなんて誰にもわからないでしょ。だけど毎日普通に仕事してご飯食べて、生活しなきゃいけない。心配しすぎたって朝はくる。どこにいたって一緒だよ」と笑っているお姉ちゃんは、やっぱり格好よかった。その後、元気にイタリア旅行にでかけていったし。www

プラス。すごい大きな収穫はフランクフルト空港での出会い。沢山の人がいる中で偶然のように知り合えた人が同郷だったということ、本当に嬉しかった。そして想像を超えた規模での作品作りをしているということ、日本を超えた活動をしている人がいるってこと、ワクワクしました。息子さんもとても素敵な人だったし。また会いたいな。

Thursday, November 19, 2015

voyage à Berlin -こぼれ話

1987〜93年にかけて白泉社「花とゆめ」に連載されていた漫画「動物のお医者さん」をご存知でしょうか?

北海道出身、且つペット業界に身をおいたこともあって、獣医さんとお会いするといつもこの話題によくなりました。ハスキーが連載中にランキング2位になっていた(その後、哀しい運命になってしまった)とか、憧れて北大獣医学部にいった(どうやら入学者が増えていたらしい)とか、色々と話題にもなっていた漫画。確かに私も当時から知っていたな〜(あまり漫画読まないのになんでだろう?)。

さてさて。フランクフルトでのトランジット中にご一緒させていただいた方とおしゃべりしていたら、思いがけずこの漫画の中に登場する"漆原教授(のモデルの方)"のお名前が...。いや〜、興味深いしちょっとドキドキ。リアルなモデル話を聞けるって面白いよね。

な〜んて背景で久しぶりに読み返したくなったのでただいま閲読中。北海道人に加えて、ちょっとだけ犬の生態にも詳しくなった今だから故に楽しめることもあります。温故知新。またこうして学ぶきっかけを与えてもらったこと、感謝。

Saturday, November 14, 2015

機内映画:SPY(2015米)

日本では未公開の映画、ジュード・ロウが格好良すぎるし、かなり面白かった。主演の彼女がとっても可愛いっていうのも後押ししていましたが。ふふふ

映画の設定としては、"ふとっちょのおばさん"として扱われるスーザンだけど、まったくそんなことないんだよなーって年齢近しな私が思うところ。やっぱり見た目とか言われるのが社会なのかっていうことを散々言われつつ、だけどそんなこといっている人たちは完全にバカちんで、でもって出てくる男達はこれまたみんなバカちんで、どこかでざまーみろ!!って思えるのが爽快感として残るのかもしれないね。

ラストシーン。ジュード・ロウに食事を誘われたのに、「確かにあなたは魅力的だけど、それでも今晩は仲間と過ごしたい」といって彼を振り切った彼女。めっちゃカッコいい。そうなのよ、そんな夜も女子にはあります。ああ、すかーっとした!!

Friday, November 13, 2015

機内映画;N YOUR EYES(2014 米)

アメリカの南北に離れて暮らす男女の魂がテレパシーによってつながり、お互いの見た物などを共有し合い親しくなっていく様子をファンタジックにつづるラブストーリー。はい、かなりのべったべたな感じのストーリーですが、機内空間で選択するにはベストチョイスだと思います(笑。

全体的にはいい作品だと思うけど、ラストシーンがとても気になりました。だってこの二人のこの後って最悪じゃんっていうのが見えてしまうような展開。男は罪を犯し過ぎだし、女はけっきょくこの感じだと離婚できないだろうし連れ戻されるだけ。なんてね、ファンタジーって思えよって言われたらそれまでなんだけど、この最後はちょっとだけ逆に現実に連れ戻されてしまったかなー。

感情だけで突っ走るのはティーンで卒業。だけど前半のストーリーはかなりめろめろしてよかったから、もうちょっと年齢に見合った展開にしてほしい。。。なーんて、勝手な言い分でした。失敬!!


Thursday, November 12, 2015

機内映画:MISSION: IMPOSSIBLE ROGUE NATION(2015 米)

あまりハリウッドは観ないというイメージがあるらしいのだけど...はい、正しいです(笑)。基本的には映画館で観ることは皆無かな。でも、嫌いじゃないです。

ってことで、こういうのはやっぱり機内でみるに限る。実はどこでみるよりも一番自分の世界に入ることができる環境だから。イヤホンで聞いてるからなのかなー、すごーく入り込める。もしかしたら、空の上っていう異空間にいるから余計にストーリーがぶっとんでいても受け入れやすいのかもしれないね。

さて今回の新シリーズ。やっぱりね、女優がかっこいいんですよ、トムの映画は必ず彼が選ぶらしいのだけど、間違いなく女優がかっこいい。かわいいのではなく、かっこいい。いや〜、今回のレベッカ・ファーガソンはかなりやばかった。惚れる、女子でも惚れる!!!

映画は理屈じゃなくって、エンタメでいいって思わせてくれる作品。ストーリーであえて語るまでもなくだから、ひとまず観てない方はみてくださいな。願わくば機内で(苦笑。

Saturday, November 07, 2015

村上隆の五百羅漢図展

海外ではピカソの"ゲルニカ"と称する方もいるという村上さんの"五百羅漢図"、日本初公開です。平日夕刻だったからか、空いていたのでゆっくりと鑑賞、なんだか外国人が多かったかな。

巨大な画面を一望できる空間で一仏一仏ゆっくりと対面できることができて最高なひととき。さらにいえば、日本人にとって浮世絵と現代画の融合を学びながら観ることができること、かなり貴重体験ではないかなって思います。なにせすごいボリュームの説明があるんですよね、今回の展示。これもまた二重丸です。

個人的には、制作工房(これまたスゴイ沢山の方が関わって作り上げたらしい)での指示書やスケジュールが事細かに展示されていたのが一番面白かった。"アートってこうやって作りあげるの?”と改めて聞きたくなるくらい"広告制作"の進行スケジュールや指示書に似ていて、ついニヤリ。「喝!」とか「ボケ!!」とかおもいっきり書いてあるし。ちょっと親近感わいたりして(笑。

色んな楽しみ方があると思うこの展示。最後の村上語録映像もまた見逃せません。会期中にもう一度いってみたいと感じるくらい満足しました。オススメです。
http://www.mori.art.museum/contents/tm500/