Monday, May 30, 2016

Vigeland sculpture installation

帰省中に話題になったので備忘録。

95年に札幌芸術の森で開催された「ヴィーゲラン展」に魅せられて98年にノルウェー・オスロにある彼の公園を観に旅立ちました。当時の上司にオスロへ行くと言ったら、かなり変人扱いされたな〜。確かに当時は日本人がほぼ行かないエリアだから航空券も高かったし(笑。

此処に実際に行かなければみることができない"モノリッテン"は、眺めているだけで涙がでます。すごい迫力なんですよ、人間内面オブジェともいいかえることができる力作。いまだに目に焼き付いてます。個人的には「怒った少年」(Sinnataggen)が好きです。地団駄ふんでいる感じがとってもカワイイよね。一緒に写真まで撮りました(これね)。

彫刻って絵画と違って3Dだから、どう頑張ってもリアルなものでしか感じることができません。私にとって"実感"は何よりもの贈り物。 あの時にどうしても彼の作品を観たくなって実際に行動して観に行った私。今更ながら褒めてあげたい。:)

>Fusakoさん、 先日話題にしていたヴィーゲラン。芸森の野外彫刻はやっぱり最高ですよね!!

http://www.vigeland.museum.no/en/vigeland-park
http://www.artpark.or.jp/sansaku/museum/index.html

Sunday, May 29, 2016

Surmonter les souvenirs(ワインセラー)

仏ワインの多くは銘柄や畑、ぶどう品種ともに男性名詞。女性名詞の Romanée-conti(ロマネ・コンティ)やLa-Tache(ラ・ターシュ)などは珍しい部類のようです。さて...Sapporoからの帰還と同時にAkikoさんから譲り受けた"cave à vin"が我が部屋にやってきました。ええと...cellarの場合は男の子なの女の子なの、あ、そこ必要じゃない?(笑)。

どちらにせよ、因縁の世界から私を開放してくれる素晴らしい友に感謝が先なんだろうなぁ。仲良くします、cellarとの新たな出会い。

Tuesday, May 24, 2016

「秋から、はじまる」(喜多由布子 著)

相当いらついた...だけど、最後まで読み切ったらちょっとだけ清々しい気分になった一冊。それってなんなんだろう、きっといらつく主人公とどこか自分が似ているからなのかな〜。

帰省中に読んだ一冊、たぶん数年前に文春さんから献本してもらったんだろうな〜。正直まったく読んでいた記憶になくて、だけどどうやら途中まで読んでいた形跡はあり(札幌までのエアの半券が挟まっていた)、だけど読まなかったらしく。However, フラットに今回読むことができました。きっとその昔(7〜8年前)読み始めた時は、相当いらついたから最後までいきつかなかったんだろうな〜。正直今の私も同じ気分になったし、だけどなんとなく気になってしまって、夜中に起きて最後まで読み切ってしまった。その差ってなんなんだろう?

思い返しても全てイラつくのね、この主人公。全部人のせいにしている感じ、なによりも嫌い。頑張らないとか、諦めてそれって全て運が悪いとか理由づけるのとか、本当嫌い。だけどね、やっぱり人ってあるんだよってちょっとだけ思えるようになったのかな、許せるようになったのかな。誰にでもある、そういうところ。

母にも言われた。あなたくらい誰かではなくて自分とだけ比較して生きてきた人はいない、って。私の中では「いえいえ、あなたにそう育てられたのよ」って言いたかったけれど、母にとっては"勝手に育った"らしい部分みたい。もちろん個人的にうらやましーなーって思う人とかいっぱいいるけど、自分じゃないってどっか思ってるから。

だけどなんだろう。これが年齢を重ねるってことなのかな?
人ってそういうもんなんだ(私がどうやら違う)ってこと、わかるようになったのかもしれない。だから読み切れたのかな。

今、出会ってよかったのかもしれない。
久しぶりに学生時代の思い出にある人と会いたくなった。A島くん、あなたは今どこにいるの?

http://bookmeter.com/b/4163285407

Wednesday, May 18, 2016

cours de cuisine

尊敬する食友のHirokoちゃんがお料理教室を始めます!

昨日はデモレッスンに参加。前から教わりたいと思っていたPiroko家秘伝の唐揚げに加えて、Home Partyで活躍しそうな(さすが、元駐在経験者...)お魚のハーブパン粉焼き、シーフードグラタン、ヨーグルトムースの4品を教わってきました。ちょっとしたコツ色々教えてもらいましたよぉ〜。

料理に加えてお酒好き(爆)の彼女が開く教室だもの、泡を飲みながらの教室進行。完成した後に食しながらのおしゃべりタイムもそりゃ〜充実でございました。:)
今後はご自宅だけではなくて、出張料理教室もプランしているとのこと。簡単で美味しい料理の世界への伝道者、頑張ってほしいな。応援してるよ〜!!

http://maisondepiroko.wix.com/menu

Sunday, May 15, 2016

夢をかなえるアン・ドゥ・トロワ~ルグリと目指せバレエの饗宴

ルグリ歳とったな〜という印象と共に、それでもやっぱりカッコいいな〜と惚れ惚れしてしまうという一時間(笑)。ウィーンに行ってしまってからなかなか観る機会がないのだけれど、レッスン姿や立ち居振る舞いはやっぱりパリオペ時代のまま。ちょっとフランス語訛りの英語がとてもキュートでした。

さてこの番組。たまたまNHKをつけたら放映されていて、ついつい釘付けになってしまって途中から録画まで。数週間前に放映されていたローザンヌ出場者二人もでていたこともあって、私の中ではいい感じのコネクトです。

さて。選ばれた若手ダンサー達がルグリから学んでいく成長物語的な後半も興味深かったのだけれど、なにより気になったのは番組冒頭のオーディション。ゼッケンつけてバーレッスンを行う一次審査でのルグリの厳しいコメントはかつてのベッシー校長(パリオペラ座の元校長先生で20年以上前のローザンヌ解説者)を彷彿させるものでした。胴が長過ぎて脚が短い、頭とのバランスが悪いスタイル、脚が太い...etc. そうなのよね〜、哀しいかなバレエという芸術は見た目で決まってしまうことが本当に多くて、かつての私も相当脚の形で苦労しました。つま先というかトゥシューズでポワント立ちした時は美しいけど全体的な脚の筋肉の付き方の遺伝性が悪いって、セミナーで何度も言われたっけ(遠い目)。

最後の舞台はどうやら来週全てを観ることができるようだけれど、ゼンツァーを踊った二人のパートナーシップは若いからこその未熟さが先行してしまった感があります。とはいえ、本当にダンサーとしてやっていこうとしたら、やっぱりそこは課題なんだろうなって思います。私も初めて男性ダンサーとパートナー組んだ時は泣きそうになりましたから、あまりの難しさに...。

最近はまったく踊っていない私だけど、やっぱりバレエは私にとっての原点。
今年も観に行こう、なんて思いつつ朝から延々とDVD三昧の私です。w

http://www.nhk.or.jp/classic-blog/100/244713.html

Friday, May 13, 2016

Buddhism

某食事会でご住職の方と席が隣り合わせとなり、気付けばテーブルの一角で宗教談義(全くそういうテーマの集まりではない...w)。いや〜、有り難い2時間を過ごさせていただきました。

Amazonの"お坊さん便"について寺側の意見と解釈、朝ドラで注目された"白い喪服"の由来、最近ブームの仏画の"大人のぬりえ"に求められていること、ブッディスト・ネームと戒名の関係、仏教業界の若手とベテラン闘争(?)など、目から鱗話がいっぱいであっという間の時間。日頃、ご住職にラフに話を聞くなんて希有なことだし偶然とはいえこういう機会は有り難いよね。

お会いしたご住職のお寺ではyogaやらお茶会やら色々チャレンジしているみたい。スマホ対応しているH.Pもかなり丁寧に作られていて感動。開かれた宗教とは何なのか、個々に考える時なのかもね。

http://sengyouji.com/

Thursday, May 12, 2016

はな椿の会(落語会デビュー)

今宵はお世話になっているオジ様の高座へお邪魔してきました。人生初の落語、特に予習もしてなかったし最初はどうなるものかと思いましたが、いや〜楽しかった!!

噺家さんでもあるオジ様は、普段お話していてもとってもお話上手の方で、昨日のお誕生日でなんと76歳になられたと聞いてびっくり。ほぼ父と変わらない...ひょー。

本日初お披露目だったという金平師匠(オジ様)の「八五郎出世」、今年1月から準備をはじめてからお稽古を続けてきたそうです。御年76歳だというのに、新しい噺を一から覚えるなんて尊敬します!いややっぱり、探究心って人を前進させるんだね。

日本再発見、そして師匠から刺激いっぱいいただきました。この出会いに感謝。

Tuesday, May 10, 2016

「GOING THE DISTANCE(遠距離恋愛)」(2010 米)

夜中にTV放映をしていてついつい観てしまった。ドリュー・バリモアとジャスティン・ロック。プライベートでも一時付き合っていた二人だから息もぴったりという印象の作品でした。

西海岸と東海岸という遠距離恋愛。同じ国内でも5時間かかる距離だから、日本のそれとは全くことなる感覚かもしれないね。かつて香港に暮らす元彼との距離は国境越えての5時間(時差は1時間だったけれど)と思えば一緒か?

観ながら思ったのは、今の遠距離はかつてものものとかなり違うんだってこと。Skype使えば顔を観ながら話をできるし、ネットや電話を使えばかなり連絡をとる手段はいっぱいある。まだまだ海外通話が高かった時代(もう10年くらい前)に海外遠距離だった私は、かなり公衆電話とテレホンカードにお世話になったっけ。家の電話でかけたらお金が怖かったから。

そんなこんなでこの映画。恋愛ものでありながら、仕事について考えさせられるものだった。
どちらかが我慢することではなくて、お互い歩み寄りたいと望む生き方、だけど自身のチャンスを求めたいという考え。たぶん日本にはないものだな〜(今の世代はわからないけど)とふと思ってしまった。

副題についている、"彼女の決断"とは何なのか。
やっぱり考えました(苦笑。

時代も流れているってことも加味すると、オススメ星3つくらいかな。

Saturday, May 07, 2016

初・青梅駅

大学時代の友人は貴重だ、と年齢を重ねる度に思う。しかも東京に暮らしている友人は数少ないこともあって、こうやって一緒に過ごせる時間があると本当に嬉しくなる。

彼女の場合、しばらく海外で暮らしていて(日本語教師さん)さらに帰国してからは大学院にいってなかなか時間も合わなかったこと、そしてなにより都内からちょっぴり遠いとこに暮らしているのよね〜(苦笑。ってことで、今回お家でBBQやるよと声をかけてくれたこと、本当に嬉しく思います。ありがとー!!!

S子は大学時代に入っていたサークルの先輩と結婚していることもあって、二人&お友達も実は北海道の人が多くって会話がめっちゃ北海道弁。いやーん、懐かしいわ(笑。でもって、でてくる単語というか場所というかエピソードにちょっと懐かしくなる。嬉しくなる。そうよね、そうそうって感じ。

もう出会ってから20年はあっという間に過ぎてしまっていて、だけど全く変わらない会話というか、いや...昔よりも少しだけ力が抜けた感じの彼女と一緒にいると、ちょっとだけ自分が費やしてきた時間によって作られた鎧を感じたかな。

仕事をしているとどこかスイッチが入ってしまって鎧と仮面をつけてしまう私。学生時代の私、そもそもの私ってそういえばどんな人間だったんだろう。

Wednesday, May 04, 2016

今更ながら、最近気付いたこと。

この年になってようやく気がついたことがある。私はどうやら同年代含めての日本男性にとって「普通じゃない」とか「手に負えない」というカテゴリに入れられているということ。そしてそれは、過去に外国人と付き合ったことがあったりとか、周辺に外国人男性がいるという率が高いことに起因しているらしい(もちろん、私の性格もあるだろうけど...汗)。

実際にお会いしたことがある人にはきちんと伝えているけど、別に私は外国人好きではない。というか、そもそも英語が苦手だし日本語でコミュニケーションがとれるんだったら、それはなによりものhappyなことだと思う。だけど、伝えたいっていう気持ちがある人の声は聞きたいといつも思ってるんだよね、同じ言語ではなくてもボディランゲージだけでも私は聞きたいと思ってた。でも、それがどうやらダメみたい。同じ日本語を話す人に対しても一緒だったのに...。

たまたま出会って、ある一定期間ご一緒したことがあるというのが他国の人が多かっただけで探しているわけではない。そもそも初めて付き合った外国人=イエメンの人と知り合ったのは、会社帰りの終電でいつも一緒だった人のたまたま上司だったというだけ。だけど、彼と過ごした時間がそれなりにあって、それによっての私自身の変化もあるのかな。完全に「ラベル」化されたみたいだね。

「外国人と一緒に過ごせるあなたは、日本人じゃ満足しないでしょ」
なんて面と向かって言われて、頭がおかしくなりそうだった。「男ってそんなもんだよ、満足しなさそうじゃん」だって。

なぜにいつもこの時期にこんな気持ちになるんだろ。
あああ、もうすぐお誕生日なのにな。

Tuesday, May 03, 2016

Cadeaux d'anniversaire

GWということもあってタイムラインはおもいっきりvacationモード。私はおとなしく日本、それも都内にいるので羨ますぃ...。:(

さて、そんな中で昨年ミラノで知り合ったOscarからsay helloメールが届きました。実はお誕生日が4日違いの彼。少し早めのbirth day voiceメッセでしたっ〜!!やばい、生声ってちょっと嬉しいぜ。愛犬のお散歩中という彼にとっての日常でふと思い出してもらえただけで、私にとっては何よりものギフトです。

Grazie,Oscar!!

Sunday, May 01, 2016

スペシャルBBQ


大好きな友人宅でのBBQを開催しました。一ヶ月以上前にプランしたとはいえ、びっくりするくらいのスペシャルのお天気。かなり朝からテンションあがります。

出会ってようやく一年くらいの友なんだけど、彼女とお母様含めてホントに嬉しくなるような距離感でご一緒させていただいていて、私にとっても東京の母・実家といえる場所になっているのかもしれません。本当に嬉しい時間、嬉しい出会い。

昨日のBBQはさらにさらにスペシャルで銀座・M会館のシェフが食材含めてオーガナイズしてくれて、さらにはチーズ卸のM男くん、パンな友も参上、ヤバイ...この食材頭おかしい(笑。

そして何より、集まってくださった方々に感謝。「食」をテーマにみんなが集ってこんなに楽しい時間を過ごせるなんて、みんなのパワーです。

次は蚊がおさまった頃?また一緒に遊びましょ。大好きです、みんなみんなありがとう。