Sunday, May 15, 2016

夢をかなえるアン・ドゥ・トロワ~ルグリと目指せバレエの饗宴

ルグリ歳とったな〜という印象と共に、それでもやっぱりカッコいいな〜と惚れ惚れしてしまうという一時間(笑)。ウィーンに行ってしまってからなかなか観る機会がないのだけれど、レッスン姿や立ち居振る舞いはやっぱりパリオペ時代のまま。ちょっとフランス語訛りの英語がとてもキュートでした。

さてこの番組。たまたまNHKをつけたら放映されていて、ついつい釘付けになってしまって途中から録画まで。数週間前に放映されていたローザンヌ出場者二人もでていたこともあって、私の中ではいい感じのコネクトです。

さて。選ばれた若手ダンサー達がルグリから学んでいく成長物語的な後半も興味深かったのだけれど、なにより気になったのは番組冒頭のオーディション。ゼッケンつけてバーレッスンを行う一次審査でのルグリの厳しいコメントはかつてのベッシー校長(パリオペラ座の元校長先生で20年以上前のローザンヌ解説者)を彷彿させるものでした。胴が長過ぎて脚が短い、頭とのバランスが悪いスタイル、脚が太い...etc. そうなのよね〜、哀しいかなバレエという芸術は見た目で決まってしまうことが本当に多くて、かつての私も相当脚の形で苦労しました。つま先というかトゥシューズでポワント立ちした時は美しいけど全体的な脚の筋肉の付き方の遺伝性が悪いって、セミナーで何度も言われたっけ(遠い目)。

最後の舞台はどうやら来週全てを観ることができるようだけれど、ゼンツァーを踊った二人のパートナーシップは若いからこその未熟さが先行してしまった感があります。とはいえ、本当にダンサーとしてやっていこうとしたら、やっぱりそこは課題なんだろうなって思います。私も初めて男性ダンサーとパートナー組んだ時は泣きそうになりましたから、あまりの難しさに...。

最近はまったく踊っていない私だけど、やっぱりバレエは私にとっての原点。
今年も観に行こう、なんて思いつつ朝から延々とDVD三昧の私です。w

http://www.nhk.or.jp/classic-blog/100/244713.html

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