Thursday, October 15, 2015

Réunion ou Encounter?(出会い、もしくは再会?)

「あ〜っ....!ご無沙汰してます...」と、3秒見つめ合った後の再会の瞬間。いやはやビックリした夜でした。

若かりし頃(もう10年くらい前)、楽しくお仕事をご一緒させていただいた相手との時間は貴重なものです。当然だけど私も若かった、相手も若かった。だから故にはちゃめだったけど、思い出深いこともある相手。なんだろう....顔みた瞬間にいっきに記憶が蘇る感じ、久しぶりに味わいました。当時ネタのごとく選んでもらった香水の記憶とかね(苦笑)。

昨夜はそんな不思議な夜で、これまた同時期にお仕事ご一緒していた方たちが時間を共有していた日だったらしく、私のことを思い出してお電話なぞ頂いてビックリ(正直、間違い電話かと思った)。いや、でもありがたいことです。

Facebookの「過去のこの日」機能が教えてくれたこと。昨年の今頃、私はこんなことを思っていたってリマインド。昔を懐かしむことはある意味ほっとする。だけど、やっぱり私は「今」を感じたいしワクワクしたいし、前に進んでいる私でありたいと思う。だからこそ、昨日再会した相手とは、今後どんな時間を共に紡ぐことができるのだろうって考えてワクワクしたいと思います。戦友?同級生?いや...同志?

変わらなく見える日常だけど、人って確実に変化しているもの。その変化に無意識だった自分にあえて、変化している自分を意識することをかしてみたらどうなるのでしょうか。たぶん、そこに気付きがあるのかな。そしてその後に、見えてくるのは無意識の変化の世界。自分でも意識してない世界。
今の私は、昨年の私に「ほらね」って言える時間を過ごせてる?私の明日は上じゃないの、前に進んでる自分でありたいのです。自分には負けたくない。

さて。当時選んでもらったchance (http://chance.chanel.com/ja_JP/)を今夜は纏ってみよう。似合う私になりましたか?

Monday, October 12, 2015

“Rotten Rejections”(まことに残念ですが...)

今や傑作として知られる名作たちも、採用過程においては全否定とも言えるボツをくらっていて、時には丁寧、時には直情的な不採用の手紙を受け取っていたことを知るにはもってこいな作品です。おそらく音楽家とも通じるところかもしれません。

「そうか〜、だったら私もまだまだ大丈夫...」と安心材料とするよりも学びとして著名人からボツにされようと、アメリカ全土からの私信で否定されようと「作家は書き続けた」ということなんだろう、って思います。

自由に生きている代償として、全否定も多いっていうのが"この"社会。そんなこともある、と笑える自分でいよう。心折れたらそこで終わりだもんね

Saturday, October 10, 2015

「SHUNGA 春画展」

週刊文春編集長が「春画」を3点掲載したことによって、"編集上の配慮を欠いた"と3ヶ月の休養対応となったことが昨夜報道されました。個人的には「なんで?」って純粋に思ったものの、一般的にはどんな印象なのでしょうか。

「春画」。国内ではデリケートな扱いを受け過ぎて、もっと公にされてもいいと思うのにそうなっていないart作品ですが、なんと今、永青文庫でたっぷり楽しむことができます。私もようやく足を運ぶことが出来ましたが、いや〜、面白かったというか笑いました。さすが"笑い絵"と呼ばれていた分野でもあります。つっこみどころ満載過ぎて、黙ってみるのは楽しくない。ついついご一緒した友人と話ながらの鑑賞。やっぱり多数で見るのが楽しい、というか江戸時代まではそうやって楽しんだ絵画だそうです。なんだろう...めんどくさいことは抜きにそのまんま楽しめばいいんだって、展示室を一つ見終わったくらいには思っちゃいます。だってだって、説明抜きに面白いんだもん。

たっぷり楽しんで、最後に訪れる「物販コーナー」。これがまた、スゴイですよ。こんなコーナーみたことないというか、よくできていてこれまた最後の一押しで楽しめます。ベッドカバーやTシャツ、座布団、トランクス...いやはや拝みたくなるほどウィットに富んでます。これ考えたツール担当者、楽しかっただろうなー。

さて、そんなこんなで最初のつぶやき。どうして3ヶ月休養対応なのだろう?やはり春画は現代の日本においても秘め事であるべきなのか?

皆さま、是非ご自分の眼で確認して判断くださいまし。
http://www.eiseibunko.com/shunga/

Thursday, October 08, 2015

贅沢ホームパーティ



お料理好きな友人がいると、ホームパーティの楽しみが倍増する。下手なお店にいくよりも何十倍も美味しいし、素晴らしい食材に心酔いそうになる。昨夜はまさにそんな時間。

ポワラーヌのパン、佐賀の黒いちぢく、今年初のモンドール、ホワイトアスパラにミラノ風カツレツ etc...震えそうな贅沢食材に囲まれた宴は、楽しい会話と共に気持ちがいいものです。Hちゃんもとっても元気になってきたし、本当嬉しい。

出会ってまだ1年たっていない友だけど、色々あった時間にたまたま出会った彼女だけど、こうしてまた笑顔で笑えて、美味しいものを食べて、ご一緒できることに感謝したいと思う。

たまには彼女のお母さんともご一緒したいな。

Wednesday, October 07, 2015

お稽古スタート!!

粋な和女への道、第一歩を踏み出しましたっ!

中村十美先生の教えのもと、なんとか一回めにして自分で帯を結ぶところまで辿り着いてご機嫌の私。一方で、先生からはあまりの所作のガサツさを苦笑いされたり(汗)。滑らせて羽織るとか...いままでの私の人生になかった言葉だわ。おほほ...ほほ。

なにはともあれ、とっても楽しかった&和顔だから着物似合うわと褒められて調子づいた私。自力で着て一ヶ月後にはお出掛けするという目標設定もできた(いや、約束させられた?)し頑張ろうっと♪

Sunday, October 04, 2015

Le Beurre BORDIER

フランスのバターといえば「ÉCHIRÉ」を挙げる方が多いけれど、私は「BORDIER」派です。

Paris帰省時には大量買い必須のこのバター、一番のお気に入りは"海藻"、二番は"柚子"。日本人の口にとっても合うんですよね。今年の購入分はリピート使いしていてあっという間になくなってしまったので寂しい気持ちになっていたら、昨夜の会でBORDIERの"海藻バター"がっ!劇うまし〜っ!!!!!

バター作り行程の“Malaxage”と呼ばれる作業を、普通なら機械ながら彼らは手作業。手間ならではの水分量と独特の風味を引き出してくれてると思う。

やはり人の手間がかかって美味しくな〜れの願いが入っているものは美味しいのです。

réunion 〜目黒な会社〜

楽しい記憶と共に時間を共有した友と過ごす時間は何よりの宝物。心から幸せな時の笑顔ってなんともいえないものであり、穏やかな空気が流れているよね。もちろん辛い記憶もそこにはあるのだけど、共有している空気感とでもいうのかな。久しぶりなのに久しぶりではない、そんなものが詰まっている気がする。

あえて思えば、私にとっての目黒な会社は色んな宝物がつまった場所だったのだろう。いまだにそのつながりはとても深くて、SFに暮らす友人Hちゃんによれば「ねーさんは、地味に誰よりも連絡とって会っている」ということらしい。自分では気付いていなかったんだけれど、ミラノのいる元上司にも同じようなことを言われたっけ。私が私でいられる、いやそれでもいいんだって思わせてくれた場所だったのかもしれないし、それがずっと継続しているってこと。間違いなく貴重だ。だから故に、確かに私はこの時代のメンバーといると心穏やかになる。いや刺激をうけているんだろうね。

誰もが最初にお世話になった場所(会社)に思い入れがあると思う。私も然り。だから未だに創業時のメンバーや上司たちにはお世話になっているし、仲良くさせていただいている。だけど、そんな場所から解き放たれて最初に出会った場所。ひよこでいえば、最初のお母さん的な空間ともいえたのが目黒だったのかな。まだまだ私という人格が確立していなかった頃です。

先月と今月、そんな時代のメンバーと都内で再会。みんなすごく温かくて、私にとっての帰る場所を瞬時に作ってくれた時間でした。愛があるってやっぱりすごいことなんだね。

みんなみんな、また会いましょう。
私はあなたたちを愛しています。

Saturday, October 03, 2015

薪能@増上寺

今夜は増上寺の"薪能"に行ってきました。

法要があって、火入れの儀式があって、厳かなムードの中始まる能の舞。内容はちょっと難しかったけれど、次回までにはもう少し理解できるようになっていたいな。

実は人生初のお能鑑賞だったけど、趣があって洗練されていて、そして奥深く、本当に素晴らしかったです。今更だけど、日本の文化ってやっぱりすごいもの。今回はじめての気付きとしては、歌舞伎ってわかりやすい庶民の文化だったんだなーってこと。能は本当に難しい、そしてちょっと神がかってる(だから、お寺で開くんだろうなー)。茶道や香道、華道含めて日本人足るが故えに知っておくべきものってあるんだな、って最近本当に思う。

最近ちょっとだけ「日本再発見」の気分かな。粋な和の人になりたい

The Ancient World



中東ワイン会でお会いした田村 公祐さんが出店されていると聞いたので、今夜の会のワイン調達に行ってきました。

土着品種が多いので、全く選び方がわからないからお任せな私。ギリシャのNemios Oenosという赤を選んでもらったよ。チーズに合うかなぁ〜。楽しみ♬

http://ancient-w.com/

Friday, October 02, 2015

Vin sélection de Miyu(1) ;"Cincinnato"@Cori Cisterna

Romeで買い付けしてきたばかりだというお肌ツルツルのDirettoreに薦めていただいたワインが、ちょっとエロくて美味しかったので記録しておこうかと...どこかで購入できるのかな〜。

毎度エロエロ言っていたら、「それってどんなん?」と聞かれるので、地味にシリーズ化してみます。私の中で、この子は30半ば管理職女性、組織の中でスキルと旨味を熟成している感じでした。

http://www.cincinnato.it/prodotti/vini-bianchi/illirio/

Thursday, October 01, 2015

大人な"ハンバーグ"

昨夜、NHK BSで放送でされていた「ミラノ・トップシェフたちの競演~余りもので何を作るのか~(http://www4.nhk.or.jp/P3690/)」がとても面白かった。普通に行くことができないレストランけれど、こんな素敵な試みがあったことを現地に居る時に知っておきたかったな〜。

ってことで、あっという間に影響される私。成澤シェフが地元の小学生向けに振る舞っていた「ハンバーグ」を見て、久しぶりに食べたくなって作ってみた。もちろん、勝手にひとりチャレンジで冷蔵庫の中の食材のみで作るのだと課してみる、という大人遊び付き。もちろん誰から何も依頼なんてされてないけど(苦笑。

ってことで、見た目も気にしつつで本日の一品。意外に素敵にできた気がする。じゃがいものピューレとトマトソースも作ってみたよ。完全リフレッシュ用の一人遊び、料理は気分転換に最高です。楽しかった〜っ&スッキリしたぜっ♪