Wednesday, December 31, 2008

2008年、移動総数10万マイル突破

2008年が暮れていきます。

今年は本当にたくさん旅(出張含む)をしました。特に後半は、かなり加速。毎月どこかへと旅へ向かう日々を送りました。もともと「今年は旅をしよう」って思っていたので、そういう意味では目標達成。懐かしい場所・初めて訪れる場所、どちらも私に新しいエネルギーと刺激を与えてくれたと実感しています。


父が体調を崩したこともあって、今年はこれまでの6年間以上に札幌に帰省しました。週末戻って、一泊してとんぼ返りという週末も幾度となく過ごしました。でも、私にとっては、何よりも大切な両親のこと、自分の体がどうであれ、まずは優先して顔をみたいっていう気持ちだけで足がこちらに向きました。確かに正直、体はきつかったけど、それによる後悔はありません。やっぱり、自分が思ったとおりに行動するって大切さ、学べたと思います(そのことに賛同してくれる人に出会えたのも財産だけどね)。

 
年の後半は、信愛なる取引先のアニキが戻ってきたこともあって、少しだけわがままいって自分の時間をいただきました。半年不在だった間、実はすごく頑張ってきたので安心が先にたったのでしょうね。彼がいるから大丈夫、って思ってしまってわがままを通させていただきました。で、この経済不安の中、あっちいってこっちいってという旅三昧。でもそういう時間をもらったことによって、すごく根本的なこと(人間の骨子みたいなこと)、そして自分自身を取り戻すきっかけを旅先で与えてもらいました。

多くの信愛なる方たちに、私の道しるべを作ってもらった一年。あきれられるくらい受け身な私だからこそ、得ることができ、「刺激」が与えてもらったって思えた一年だったような気がします。自分の思いや発想だけで生きていたら、決して得ることができなかった旅の形(楽しみ)を、友人たちのお陰で得ることができました。本当に、みんなありがとう。

そして・・・こうして幸せな気持ちで一年を終えることができる自分は本当に幸せです。
心底大変な一年だったけど、それ以上に格別なる喜びを得ることができた一年。つらかった時間があるからこそ、出会った人たちから学んだ謙虚な気持ちに触れることができて、さらに彼らからその喜びを知ることができた私は、とて成長できたと思うし、心底09年の自分がどうなるのかが楽しみです。

皆さま、本当にこの一年お世話になりました。
ふつつか者の私ですが、来年もぜひよろしくお願いいたします。

with all my love,
Miyu

Tuesday, December 30, 2008

08年レビュ一挙公開・5 「旅する力/深夜特急ノート」・・・その前に

96年に会社に入社した翌年からスタートしたこのドキュメンタリー&ドラマの複合シリーズ「深夜特急」。当時とてもお世話になっていた某大手広告代理店D社の営業担当が「きっとMiyukiちゃん、気に入るよ」と、私に紹介してくれて、まんまとハマり、その後沢木さんの原作まで彼から借りて読んだあげくに、自分でも手元に置いて読み返したくなって結局購入してしまった思い出があります。さらに、その後の旅のバイブルというか・・・私をあらゆる意味で世界に近い存在にしてくれた作品だったしね。

作品とのご縁は続くのかその2年後、このドラマの主演となった「大沢たかお」さんとお仕事をご一緒できる機会をいただいて、さらに彼の人柄を通して「たかお=旅」という公式すら私の中にできました。もともと彼のファンだった私にとっては、それがなんだかすごく嬉しくて、だからこれはすごく思いで深い作品ですね。

今月初旬に、時間つぶしに立ち寄った本屋さんで、「深夜特急ノート」というサブタイトルがついた沢木さんの最新エッセイを目にして、早々に購入したのだけど、なんとなくせわしない師走に読むのは気が進まず放置していたので今回の帰省に持参してきました(うまく言えないけど、隙間の時間ではなくて休暇中に読むのが正しいような本な気がしたので)。で、実家に戻ると、この写真集2冊とその昔撮っていた「深夜特急」のVTRがあるのだもの。まずは本に向き合う前の予習とか理由つけちゃって、昨夜ついつい見ちゃいました。当然10年以上前のものだから古いは古いけど、なんかやっぱり、いいなぁ(DVD買っちゃおうかなぁ・・・w)。あれから10年の間に、私も彼が歩いた街(国)を、かなりディープに歩いていたことに気づき、変わらないもの・変わったものを確認しながら、それでもやっぱり刺激をうけることができる。ああ、こんな作品には、なかなか出会えないよなぁ・・・・。

話かわって・・・この年末年始、私の実姉が香港・マカオに行っています。

数年前まで、諸事情により香港に通い続けいた私(2年で19回・・・)、それこそ小説にでてくる重慶マンションには何度なく通ったし(奥にあるインド料理のお店が絶品!)、大中賭博をしている人たちを多数見かけたし、マカオ(今は完全に観光地になっているらしいけど)の閑散とし時代に取り残され感も経験しました。でも何より一番印象的だったのは、あの雑多な中にある人のエネルギーというもの、それは言葉をかえると大陸の力なのでしょうか?どれだけのパワーをあの街から得たことでしょう・・・。

当時の渡航理由は別にあったけど、最終的には「人間のパワーを感じ、エネルギーと元気もらいに香港へ行っている」って気持ちになったことを、この写真集とVTRをみながら再び思い出しました。さぁ、姉は一体彼の地で何を感じて帰国するのかな。。。それがポジティブなものだったらいいのだけど。

そんなわけで来年は、本当に久しぶりに、香港へ足を向けてみようか。
今の私なら、過去をみるだけではなくて(それも大事だけどね)、前向きなエネルギーをまたあそこからもらえるかもしれないなぁ、ってなんの気なしに思いました。

てことで、予習は万全。これから、ゆっくり最終便を読み始めましょう。

08年レビュ一挙公開・4 7年という時間-カルチョダンゴロ-

たぶん7年ぶりです。札幌で仕事をしていた時代にお世話になっていた方・所縁の店「カルチョダンゴロ」に、突如できた自分だけの時間があって久しぶりに足を運びました。

この期間、何度となく帰省していたというのに、一度もお邪魔していなかったので正直なくなっているかも・・・なんてドキドキしていったので、そこに変わらずに存在してくれていたことにすごく感動。なにげにセンチメンタルな気分になりました。ここで会社辞めた友人と会ったよなぁとか、当時大好きだった人と待ち合わせして待ちぼうけくらったよなぁとか、いっきにぶわーーーーっと蘇りました。7年っていったら、小学生も中学生になるくらいの年月だというのに、人間の記憶力って怖い。店長のO川さんをみてこれまたいっきに時間をトリップしてしまったりして・・・。

残念ながら、ここの自家製スモークサーモンがとても好きだったことは記憶していたのに、ランチ時間にいったので試すことができなかった。店の雰囲気は昔と変わっていないことは確認できたから、本当だったら味も試したかったな。

次はいつくることができるだろう。。。



◆カルチョダンゴロ
http://www.dangolo.com/index.php

08年レビュ一挙公開・3 「オバマ演説集」



生声CD付き「オバマ演説集」
CNN English Express編
朝日出版社

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先日、完全に書店の戦略にひっかかって購入しました(笑)。それもすごくベタな手法だったんですよねぇ。キャッシャーの横に平積みしてあったんですよ。ふと目に入って手に取り、かつ値段をみても手軽だし、演説の評価が高いオバマさんの言葉を生でしっかり聞いてことないしなぁ・・・(ニュースはほぼ吹き替えか、かなりのショートカットだし)なんて思ったら、ついつい「これも一緒にお願いします!」と言ってしまってた。うおおお、観世なる戦略負けです(笑)。

なんて、ぶつぶつ思いつつも。これはかなり購入してGOODだった一冊。4つ演説が収録されているものの完全版はひとつしかないのは残念だったけど(権利関係の問題?)、ヒアリング能力怪しい私であっても彼のスピーチには引き込まれたし、期待をもたせるものということは理解できました。USAという形態をもつアメリカだからこと、こういうわかりやすい言葉(誰にとっても)を発して、リーダーとなる人の存在は必要なのかもしれないね。
来年1月20日。彼の大統領として初のスピーチ、期待せずにはいられません。

08年レビュ一挙公開・2 「CEO 最高経営責任者」

CEO  最高経営責任者 」
トーマス・J・ネフ(著)、ジェームス・M・シトリン(著)
株式会社)アスペクト
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Wikipediaによると、

「CEOとは最高経営責任者(さいこうけいえいせきにんしゃ、Chief Executive Officer)。企業において、取締役会(Board of Directors)が任命する役員、執行役員または執行役(Officer, Executive Officer)のトップに立つ人物のことである。英語表記の略称CEO(シー・イー・オー)と表記する場合が多い。」

と説明がされていました。別に自分がそうありたいとか野望があるわけでもなく(ご存じ、私のコノ性格!!)、これまた今年のHitの出会いのひとつであった王子から借りたことがきっかけで読んだ一冊(きょーれつにすすめられてので)。どうやら、そもそも彼がとても影響を受けたという本だったらしく、弊社でプレゼンした内容が「ここにあり!」と実感できただけでも価値あったかなぁ・・・(それだけ彼のプレゼンは素晴らしかったので)。プラス、CEOを(まったく)目指しているわけでもない私にとっても、とても役立ち刺激ある内容で、今年読んだ中でも結構お勧めできると思えたからとても財産。

内容の概略というと・・・。
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CEO(最高経営責任者)に就任したら、「最初の100日」が極めて重要。この間、迎えうる立場にあるメンバーは、新CEOの一挙手一投足に注目している。新CEOが最初に届けるメッセージによって、待ちうる社員たちは協力的にもなり非協力的にもなりうる。敵となるか味方となるか。そんな危険性をはらんでいるのが「最初の100日」であり、いかにそれを理解しているかが、それからの成功のカギとなりうる。という事例を(リーダーたちの)具体例を交えて語り、明らかにしてくれる、といったもの。
読み進めていくうちに、それはCEOに限ることなく、新しく管理職になったビジネスマンにも応用できるものだと実感。キャリアの中で何度も経験する「最初の100日」に適切に対処することが成功につながるのだと教えてくれる。
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今年はいろいろなご縁も重なって、ニュース番組でてくるような著名なCEOたちとお会いさせていただく機会も多く、その人柄に触れることができて、個人的にもとても刺激になりました。そうして驚きだったのが、彼らすべてがとても「人間的」だったこと。尊敬できる経営者というのは、実はその才能や手腕以上に、周囲の人たちが「人柄」に惹かれているのかもしれませんね。

さてこの本の中で私に刻んだ一言を、再びご紹介。
新しい環境についたときに、どう自己紹介をするかの5つの質問です。いろいろな場で応用できるかもです。

1)自分はどんな人間か
2)どこからきたのか
3)どうしてここにいるのか
4)何を目指すのか
5)どうやってそれを実現するのか

精進します!

08年レビュ一挙公開 「時間のプレゼント」

昨夜、帰省しました。

今年は家の事情もあって、何度となくこの地(札幌)へ戻ってきましたが、年末帰省という場を実感すると、いよいよ(正しくない日本語かしら?)一年がたったんだなぁと、いまさらながらにおセンチな気分になりました。そして、その往復の間をつかって、今年も様々な本と出会うことができたことに幸せを感じたりしています。

今年はこのブログに残したレビューを振り替えってみてもわかるように「今後自分がどう生きるか」ということと「対外コミュニケーションを理解し、自分をどうブランド化するか」が大テーマだったので、そういう本の選択が我ながら多かったですね。いつも週末は本屋でぶらぶらしつつ、その週に読む本を調達してくるのですが、今年のジャケ買いのほぼ8割はその関連本。いやはや、かなり軽く読める本含めて、本当に丸善さんには投資しました(笑。

で、ここにあげた本もその関連のひとつ。確か前々回の帰省の時に、羽田で手にした一冊で機内で読み終えてしまったので、実家に放置されていました。なので、未レビューだったので年末一挙公開のひとつへ・・・。

といいつつ、実は内容は「可でも不可でもなく」。期待はそこまで大きくなかったので「まぁ、そうよね」っていうことや「そうやってこの想いを表現したらいいんだぁ」って表現手法的なこととか、双方発見はありました。でも、ある本に出会って、すべてを否定するつもりはないし、著者の考え方を疑似体験できるっていうのは私にとってすごく刺激にもなるしプラスになるからオーライです。

てことでこの本から得た素敵な言葉をあげるならば。

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「時間のプレゼント」
わたしたち人間は、「時間を投資した相手」とより親密になり、その結果、相手から大きなリターンをもらっている。リターンが大きくなる相手は、明らかに、「あなたが付き合いたい相手」なのです
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自分ではどうやら無意識のうちに実践していると某氏に指摘されたけど(苦笑)、相手にどれだけ「私」という存在を思い出してもらえるか。相手の意識の中に自分を潜り込ませることができるか。相手の心の中に「あの人はこういうのが好き・嫌い」を知ってもらう情報を送り込むか。結構これって、仕事だけではなくってプライベートな関係でも重要なことだと思います。私の場合は、仕事で結構この手を使っていて(爆)、その重要性を理解しているので、年々どうしても過多になっている自分を自覚するに至っているのだけど。。。ベタだけどすごくこれ大切です。

といいながら、自分がいかにこれをプライベートできていないのか反省中。
ううむ・・・、それこそ来年の課題!?

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「なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか?―逆転発想の時間術 」
夏川賀央 著
発行)株式会社アスペクト

Sunday, December 28, 2008

指先を切ったとしても・・・

ただいま年末大掃除中です。

日頃掃除しているものの、窓ガラスを拭いたり網戸を洗ったりすることはさすがにないので、どんどんと部屋がすっきりしていくことを実感します。年末に掃除するっていうのは一年の垢を落として、こうして迎えうる年を準備するためのものなのでしょうね。

さてお部屋の中だけではなくて、会社PCファイルや写真の整理も昨日から黙々と進行しています。様々な資料やデータをなにげにバラバラと保存したりメール添付したままだったりしているので(これは普段から整理してない私が悪い・・・)、自宅のMacと各メールアカウントから、延々とDLしているところ。写真はこれまた方方から集めて、WEBアルバムにUP中。そうして、かつては掃除中に捨てる為の雑誌を読み込んで時間が流れてしまったように、UPしている写真を見ながら一年を思い返して時間が経過しています・・・(いやん、だから進まない・・・爆爆爆)。

そんな中で写真を眺めて気がつくと、私の08年は7月頃から活発化してきているようです(笑)。

今年の前半のことは自分でも自覚するほど、近代稀に見ぬほど本当に精神的にキツイ時間を過ごしたので、ほとんど写真やら特筆する出来事がありません。たま~に見つける写真やそれに伴う記憶ですら、あまりリアルな体験として記憶ができてない(その日、自分が何を感じて何を話ししていたのかってことすら)ので、やっぱりどこか自分じゃなかったんでしょう、そもそも写真の中の自分の顔、目が笑ってない・・・。当時を思い返しても、多くの友人達に心配かけるばかりの毎日だったし、正直主治医の先生からは精神安定剤を処方していただいたし(→今だから言える話だわ。。。苦笑)。

で、こうやって写真を見ながら一年を振り返ると、自分を取り戻したであろうきっかけが結構明確になります。今年後半、私が私を取り戻すことができたありがたい出会いがあったことを今更ながらに実感できました。

残念ながら全く色っぽい話でも艶っぽい話でもないのだけど(爆爆爆)、人としてとても波長があう人とご一緒する機会をもつことが再び「私」を取り戻すいいきっかけとなったのでしょう。なによりも「日々、感謝することの大切さ」をシェアできる相手が傍にいてくれたことが、私自身の立ち直りに大きな影響を与えてくれたような気がします。その人とのやりとりには「感謝の言葉」がいっぱいあって、荒んだり篭っていた自分の心には、すごい大きなものを与えてくれたし、私が信じるものをまるごと「それでいいんですよ」って無条件に思い出させてくれました。本当、こうして振り返りつつ彼には感謝しなければいけないなぁと・・・(本人には調子に乗られそうな気がするので、伝えるつもりはないけど・・・苦笑)。

先日読んだ雑誌の中に、すごく心に残る言葉を見つけました(で、やっぱりメモ魔な私)。

「片腕を切り落とすくらいの重症ではなくて、指の先を切っただけでも、動作がスムーズにできなくなる。小さな悩みだって、その人にとっては大事なこと。それを掬い(=救い)とって、そういうことあるよね、って言う自分でありたい」。

相手の基準ではなくて自分の基準でみて、「もっと大変な人や不幸な人いるから頑張りなよ」って言ってしまうこと、確実にあると思うのです。でも悩んでいる当人にとっては、頑張っているのだもの・・・、頑張れって言葉、実は重いのですよね。よかれと思って自分にアドバイスを与えたくれている相手の基準がどうであれ、悩んでいる相手にとっては比較論じゃなくて、「辛い」ってHelp信号を送ってくれた自分をどれだけ「まるごと受け入れてくれるか」が重要なことだとも思うなぁと。解決策の提示ではなく、同調というかそのままでいいっていってもらえる方が安心できるってことを今年は実体験として学ばせてもらいました。

私にとって08年の前半、本当に辛かったしダメダメな自分だったとは自覚。色んな要因も重なって、ほぼ人間不信に陥った時期もあったし(味方が敵かしか人間関係の基準がなくなっていた)、本当に「私」じゃなかった。でも、だからこそ知り学んだことも多かったし、さらに強固に「私」を取り戻すきっかけになったと思うからオーライかなぁと。自分が今後、進むべき道もなんとなくだけど見えてきた気がする...

Saturday, December 27, 2008

ペルシャ料理 Apadana

中近東解禁いたしました(笑)。

一応、気持ちの整理を自分なりにつけようと料理含めて色々中近東を避けてきた08年。禊ぎ生活も無事終了したし、久しぶりに香辛料がきいて癖ある料理を食べたいなぁと思ったところに後輩ちゃんが「忘年会しませんか」と選択してくれたペルシャ料理。普通は選ばないだろ?って思うけど、彼女のお父様がイラン駐在ってこともあって合点。ペルシャは食べたことないしと、ふらふら浅草橋までやってきました(w。

お豆や野菜が主体の料理に、メインは羊さんのケバブ。やっぱり美味しいね!
若干日本人用にしていることもあって、一緒にいった後輩ちゃんも食べることができてよかった(香辛料が苦手らしい)。

ペルシャダンスとベリーダンスのショーもあって、ベリーダンスを習っているこれまたもう一人の後輩ちゃんが踊りまくっていて愉快でした。シーシャ(ペルシャ語ではゲリヨンというらしい)もあって、まさに中東世界復活。

来年はイスラム圏でも、旅してみようかな。トルコやモロッコ、いってみたいし。。。

http://r.gnavi.co.jp/p728700/menu5.htm

Wednesday, December 24, 2008

ノッティングヒルの恋人

この映画、実は私、すっごい観ています。今回久しぶりに観てみたのですが、結構この映画の台詞をまるごと覚えているくらいでした。まー、何を隠そう私のなんちゃって英語、この映画を観ながら覚えたんですよねー(耳慣れ用として大活躍だったのです)。ちゅうわけで、普段私が使うセンテンスがなにげにでていて、自分の直球加減に笑いました。。。w

さて。。。私、隠れヒュー様ファンってこともあって、この一本を観た後についついもう一作。今宵はクリスマスイブってことで、「ラブ・アクチュアリー」なぞみてしまいました。いやん、やっぱり何度観てもいいですよねぇ。。。今回、何を感じてしまったのか、最初の空港シーンで涙してしまったマヌケな私。でも、あたたかで本当によいなぁ、と。

この作品の監督は、9.11の後に「撮らねばならない」とこの映画をつくったのだそうです。
だからなのか「感じる」私達にはわからないけれど、本当に人と人の関係を温かな視点で描いているので、観るだけで幸せな気持ちになるのは確か。人とのつながりや関係をもっともっと信じたくなります。

てことで、温かな気持ちのまま。。。
メリークリスマス!

Tuesday, December 23, 2008

ありのままの自分


久しぶりの休日。外出の予定もなく、ひたすらお部屋にいれる一日(実に何日ぶりだろう・・・??)。来週明けには実家に帰省する予定なので、とりあえず年末の大掃除with春のドラマ・今年の流行語大賞にも輝いた「Around40」です。

あらためて見ると、色々考えることあります。別に自分がAround40の仲間入りしたからというわけでもないけど、なんとなくひとつひとつの台詞が胸に刺さります(うぎゃ!)。なにより一番心に残るのは、「ありのままの自分」という言葉。年を重ねれば重ねるほど、自分って変えることができないし(変える気がない自分にも気付くし)、そのままの自分でいたいと望む気持ちがとても理解できる。ありのままの自分でいれる場所、本当に求めている私、この数日考えていたことがそのまま台詞にあったりして、ついついのめりこみました(笑。

ありのままの自分でいれたら。。。
仕事だけじゃなくてプライベートな時間こそ、自分らしくいれるそんな場所がちょっと欲しいです(笑。

Sunday, December 21, 2008

費用対効果が23%アップする-刺さる広告

途中で挫折して休憩を挟んだのだけど、1ヶ月かかってようやく読み終えました。何が読みにくかったかといえば、なんとなくリサーチ至上主義っぽい印象が否めなかったから。書評とかみると、「広告主側が読むといい」と書いてあるのだけど、なにげに著者の立場は「広告代理店(というか、リサーチ会社)」視点なので、そこに不具合を覚えたのかも。。。

However・・・学べたというか、こういう観点もあるんだって思えたこともいくつかあって、(残念ながら)今のこの会社の環境ではそれを実践しレビューすることはできない(予算規模)のだけど、一度試してみたいなぁっていう衝動には駆られてしまいました。当然、私が知っている数年前とはメディア環境は大きく変化しているから、いつまでも知っている顔できない日がくるし、そういう意味でupdateしなきゃなぁ~なんて。マスメディアをどうやって自分の思うままにコントロールするか、私の中ではまだまだ課題だし。

プラス。自分自身を振り返ると、やっぱり現場主義なところがあって(たぶん最初の上司の影響)、昨日・今日のイベントでも、何が起きても臨機応変に対応できる、且つ意外に楽しめる自分もいるってことに思わず苦笑いしちゃいます。事実、今日は想定外のことだらけ。でも、なんとかしちゃうって育ちの影響かしら!?w。

ここのところ考えていること・・・自分の今後について、少しずつ気合入ってきました。
もう少し、頑張れそうな気がします。前進しなきゃです。明日、updateしよう。

Saturday, December 20, 2008

過去・現在・未来

韓国ソウルでサムソン財閥が運営をしている「Leeumミュージアム(http://leeum.samsungfoundation.org/html/main.asp)」をご存知ですか?

完全予約制(10日前まで・電話やHPからでも可)で、マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーベル、レム・コールハースの建築界のスーパースター達がそれぞれ「過去・現在・未来」というテーマをもって建築にあたり、作り上げたこれまたスーパーな美術館なのです。私は06年2月に、半年待ち続けて予約をとって訪れました(今はどうかわからないけど、当時は1日100名限定だったなぁ)。

この3人の建築家の作品を一度にみることができるのは世界見渡してもココだけってこともあるし、且つ、美術館のコンセプトや内容も素晴らしかったので、とても印象深い美術館だったなぁ~、ほぼ一日いたし(笑)。あらゆる意味で刺激うけた場所のひとつです。で、今気付いてみるとこうして思い返すともう3年近くたっているのですね(苦笑)。

さて、何故に今日この美術館を思い返したかといえば・・・。この美術館のコンセプトが3つの時間軸「過去・現在・未来」だったからなのです。実はここのところの(人生の)私のテーマが、まさにこれ。なんだか渡辺真知子さんの歌が聞こえてきそうですが(w)、本当にここ数日考え込んでいます。私にとっての「過去」、それをうけて生きている今日という日の「現在」、そしてこれから選択していかなければいけない「未来」。この3本軸をどうやってつなげていくべきなのか、自分にとって「将来」どの道を選択するのがいいのか、正直決断できずにいます。というか、グルグル頭がまわっているし、そのくせ全くクリアになっていない自分の道・・・あああ、一体いくつになったら自分の骨子がみえてくるのでしょうか・・・情けないねぇ、私いくつだ!?

本日のイベントでもご一緒していた今年一番の貴重な出会いともいえるお仕事パートナーは、本当にブレることなく自分の道を邁進している。どうしてそんなに迷わないのでしょうか。羨ましいというか、眩しかったなぁ・・・。あああ、落ち込みます。

決断できる強い自分をもつ「あなた」が羨ましいです。

Friday, December 19, 2008

仕事の楽しみとは・・・

今回、ひょんなことから急遽実現したKeiさんとのお仕事。昨日と今日(午前中)の二日間、久しぶりにワクワクし楽しい時間でございました。

実は、個人的にも彼の撮る写真が本当に本当に大好きで、「写真」に対する真摯な姿勢をとっても尊敬していて、でもすごく気楽というか安心できる相手。彼のもつ独特の穏やかな空気感なのかなぁ・・・不思議なつながりのある共通の友人がいるからなのかなぁ(それはそれで驚きだったのだけどね)。実は、そこまでいつも連絡とりあっている相手ではないのだけど、こうしてつながってまたお仕事できるって本当に嬉しかったのです。

これまた正直、この会社(ペット業界)にいる間は、また彼とお仕事ご一緒できるなんて思ってなかったし、それがなんだかわからないけど、実現できたことがすごく価値あるかなぁって思ったりします。それは私だけではなくて、会社にとっても大きな変化を生むことができたっていう気がするから、そのきっかけとなった今回の「お仕事実現」がとても嬉しいです。そして、なによりもKeiさんが私の期待を裏切ることなく着実に前進していることを目の当たりにすることができたことが、本当に嬉しかったし、それによって私自身が彼に遅れをとっちゃいけないぞって自分にも刺激を与えることにもなったし。今回は本当にいい経験でした。

仕事とプライベートの境が見えなくなっている私だけど・・・。
でもやっぱり仕事の楽しみってこういう瞬間に再認識します。仕事を通じで出会えた相手に、自分のプライベートの領域まで影響を与えてもらえる。人と人とのコミュニケーションというか、関わりって本当に替えがたいですね。

Keiさんの被写体へと向ける真剣な表情。すごく印象的だったなぁ・・・。

Sunday, December 14, 2008

スティーブ・ジョブズ


「スティーブ・ジョブズ神の交渉力 -この「やり口」には逆らえない!
竹内 一正 (新書 - 2008/5) ¥800

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スティーブ・ジョブズの半生や人となりを知ることができる一冊です。

若干・・・筆者の意見に影響されそうな印象もあるけれど(それだけ筆者の言葉にパワーがあるってことでもあるかしら?)、ジョブズを知り「Apple」という会社を網羅するには十分Workします。

今回シンガポールでうけた研修の中でも、「Apple」ブランドの成功について触れる場面もあったけど、私はそこで提示された成功理由だけじゃないなぁ・・・(相変わらずの偏屈娘)なんて思っていました。まぁ、これを読んでいたってこともあるけど、マーケティングの理屈で語れないところに「Apple」の成功はあるんだろうなぁってどこかで思って(感じて)いたからでしょうか。


ジョブズのそれは数値的なものではなく、もろ感情的なアプローチ。計れないものにかける「思い」が強いからこその彼の現在の成功だと思わざるをえません。新しいものを創造する、そして人を動かすのは、やっぱりこういった「思い」というか、「人間臭さ」なのかなぁと改めて感じますよね(一緒に働くには大変だろうけど・・・w)。

そういえば、Torontoにいた時のプレゼンのクラスで「ジョブズとビルのプレゼンテーションの差」という内容の授業を受けたことを思い出しました。

いわゆるpptというプレゼンソフトを作ったビルのプレゼンと比較して、ジョブズのそれは本当に「人」がメインとなるプレゼンテーション。本人が主役であって、「その場で聞く」ということへの価値がある、それを実践していたものでした。それは日本人にはあまりない手法であって、妙に刺激をうけたなぁ・・・(参考サイト:http://presentationzen.blogs.com/presentationzen/2005/11/the_zen_estheti.html
昨今を振り返っても、私たちがうけるプレゼンは、pptが主役であって人が主役ではないことが多いので、その場にいなくても「資料送っておいてください」なんて言えちゃうもの(というか、私は結構こうやったpassしているプレゼンの時間が多い・・・汗)。つまりそれって、その場にいなくてもいいプレゼンってことであり自分じゃなくていいってことなんですよね。ううむ、色々考えるなぁ・・・。

どちらにせよ、とても魅力ある経営者という認識を改めて思いました。前述したけど、働くのはすごく大変だと思うけど、こういう人の傍にいると、とても刺激ある人生を送れるに違いありません。

魅力ある経営者。魅力ある人。そういう人と仕事を共にしたい、と思うのは変わりない事実。私ももっともっと魅力ある人間になりたいぁ・・・。

Saturday, December 13, 2008

Kei Taniguchi

今朝、無事シンガポールより帰国しました。

色んな意味で「学び」多かった一週間。確かに大変だったけど、こうして自分へ投資してくれている会社には感謝だし、あらゆる意味で(それが直接何かに結びつかないにしても)、各国のアソシエイトの意見を聞けるのはよい経験。まぁ・・・大きな課題としては、やっぱり私の英語力なんだけどねぇ。。。来年こそ勉強しなきゃなぁ(涙。

さて・・・ということで、帰国して早々ながら(ノーマルな)仕事に復活。夕方から、弊社某黄色いブランドパッケージの件で、前職からの友人のカメラマン・谷口京さんと(http://www.keitaniguchi.net/)とMTGをしてきました。なにげに彼と会うのは2年ぶりながら、全く変わらない姿で目の前に現れた彼がとても嬉しかったなぁ~。そうしてやっぱりいい仕事をしているし、刺激を受けるから楽しい。同行した後輩君も刺激をうけたみたいだし、いいねぇ・・・やっぱり。こうして時間軸を超えて、ご一緒できる関係ってなにものにもかえられないね。

最初彼にこの話をお願いしようかと思いついたときはどうなることか・・・と思ったのだけど(私の中では彼はリアルな人間の瞬間や空気を切り出す人だから)、MTGしているとどんどんとアイディアが広がって面白い。やっぱり思い込みってよくないなって思った瞬間でした。

来週撮影、皆さまの目に触れるのは来年秋。
ご期待あれ!

Thursday, December 11, 2008

「ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな! 」


存知、ゴールドラット博士の最新刊。ちょっとばたついていて、読むのが遅くなってしまったのだけど、昨夜の思わぬフリータイムにて完読しました。彼の本は全部読んでいるけど相変わらず難しい内容で、でもとっても興味深いテーマ。そして学ぶことが本当に多かった。

とはいえ、今回の書評を読むと、なんとなくポジネガ両極に2分しているようですが、、私にとってはやっぱり色々考える為の種を与えてくれた大事な一冊。毎回思うけど、難しいことをこうやって簡単に伝える彼のスキルってすごいし、今回のまさにテーマでもある「ものごとはそもそもシンプルである」という考え方には本当に共感してしまいます。

ちょうど今、ここシンガポールで受けている研修内容もなんとなくオーバーラップしてきて、さらにいい感じ。笑っちゃうながら、私のarchitectureは、「Innocent」らしく、どこか平和で世の中の善を信じているらしい・・・否定できない自分が悲しいかな(笑。

とはいえ、、どこかで「人」を信じているのは確かだし、いつもそれに対してシンプルな自分でありたいとも思っているのも事実。それが相手との関係としても、心地がいいしね。w
ということで、これは完全なビジネス書ながら、色々なアイディアを与えてくれる一冊です。
おすすめです。

「ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな! 」
エリヤフ・ゴールドラット(著)・ 三本木亮(翻訳)
¥1680円

Wednesday, December 10, 2008

団体行動が苦手な女

こちらに来て、4日目になりました。・・・で、ようやく一人の夜を過ごしています♪

な~んて書いたら、バチがあたるかもしれませんが、朝8時に研修が始まって(その前の朝ごはんからだから7時前)、研修終了orビジネスディナー含めると、めっちゃ長い時間を会社メンバーと過ごしていると、もともと団体行動が苦手な私としては、けっこうグロッキーです(爆)。ともあれ、社会人としては1年のうちの11ヶ月避け続けてきた「おつきあい」ってのもあり、3日間、頑張りましたぜぇ~。

昨夜第二陣がきたこともあって、「前半組頑張ったモン」と研修終了後、しら~っと失踪。うふ、やっぱりすっごい開放感です。ららら~っ、プールいっちゃう??SPAでまったりしちゃう?なーんて考えるだけでも(束の間の幸せ)ワクワクしちゃいます。

ということで、みんな各国チームとディナーにでかけたのを横目にしつつ、となりのショピングモールのフードコートに行き、一人ご飯してきましたっ♪一人ご飯は寂しいこともあるけれど、なにげにずーっと気を使っていたり(英語使うし)するので、すっごく気楽。持参した本を片手にまったくりゆったり飲茶してきました。そうして・・・おなかいっぱいいただいてもめちゃ安かった(1000円くらい)。
さて、ということで・・・明日の予習もしなきゃと思いつつ。今日は思う存分、本を読みたいと思います。日本語(活字)が恋しいです!!!!

Tuesday, December 09, 2008

ホテル滞在中の過ごし方

今回の研修は、急遽(例の空港封鎖で)バンコクからシンガポールへ変更。てことで、慌ててグローバルチームがブックしてくれたホテルも、バンコク手配よりも・・・という状況ではあります。とはいえ、会社が負担してくれているのだから、あまりえらそうな文句もいえず(笑。

しかし、何が悲しいかというと、やっぱりプールが部屋から丸見えってことでしょうか・・・。ホテルがもともと好きな人間なので、滞在のために基本満喫タイプなのだけど、今回の出張(同じ日本のアソシエイトが10名以上)という状況で、丸見えプールはやはり気持ちが引けてしまうので、結局いけないまま3日目が過ぎます(涙。

朝6時からやっているけど、真っ暗だし・・・いついけっていうねん(笑。

そうして・・・今日も3食ホテルでとりつつ。さすがに飽きた・・・。美味しいもの食べたい(涙。

Monday, December 08, 2008

英語脳

朝からひたすら英語だけを聞いていると、さすがに夕方には脳みそが溶け出します(苦笑)。特に今回、けっこうヘビーなスケジュールでの研修だったりするので、よけいにドロドロと・・・。

マーケティングの新しい考え方やら、脳科学を用いた分析手法やら、確かに興味深い領域ではあるものの・・・ずーっと英語脳を使うべく神経働かせていると本当にぐったり。このあたり(どのあたり?)の脳、しばらく使っていなかった(というか、放棄していた)しねぇ。自業自得ではあるけど、そういうマインドに切り変わらなかったのだからしょうがない。自分の怠慢さを反省するものの、どこか開き直っていたりして(笑。とはいえ、無事禊も終了したし、真面目に勉強しようかなぁって改めて思う一日でございました(といいつつ、あと3.5日もある・・・涙)

そうして再び・・・ムクムクと勉強したいマインドが戻ってきました。今更ながら、やっぱり英語ってコミュニケーションスキルとして必要なのよねぇ。。。なんとなく、なんちゃってでもコミュニケーションとれちゃうからそこからレベルが上がらない私。どうしても語学コンプレックスがぬぐえない私。どなたかいい策あったら、教えてください。

ちなみに・・・最近ちょうど読んだ本が「ニューロマーケティング」について書かれたものだったので、今回の研修内容が意外とすんなりはいってきました。これ結構面白かったです。すべて頷ける話では当然ないけど(日本はちょっと異なるマーケットであると、筆者の指摘以上に思っているので)、こういう考えもあるんだっていう刺激になりました。あ!!!そうして、赤坂のAgencyに連絡しようと思っていたことを思い出した!!!

■「買い物する脳-驚くべきニューロマーケティングの世界」(マーティン・リンストローム著)
  http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/112169.html
  早川書房/1785円

Sunday, December 07, 2008

Singaporeへ

久しぶりの海外出張でSingaporeに向かっています。とはいっても、私は本当にブルー。だって・・・この1年避け続けてきた英語だけの生活をこの1週間は送らねばならないのですから(ただでさえ、なんちゃって語学力なのに・・・爆)。

で、一方で負のプライベートごとは本日でちょうど365日になりました。あれから一年、最初の数ヶ月は夢でも魘されることも多かった(まぁ、決別前からだけど)けど、人間の治癒力ってすごいですよね。今の私、かなり精神的にも回復し、身体的にも問題なく笑顔で過ごしています(昨日の再検査の結果を聞いて、いきなり元気を回復したという噂もあるけど・・・苦笑)。

Singaporeといえば、昨年思いがけずいただいた会社のAward受賞で訪れて以来。あれは10月中旬の出来事であり、まさに一年前の“禊”案件の渦中のぐちゃぐちゃな瞬間だったなぁって思い返します。で、ポジティブな意味で私の節目になったのかなって。あの時のSingaporeまでこの動き回るしか能がない(もしくはサメ)
といわれていた私がまったく(海外含めて)出かけることがなかったのだから、やっぱり自分の中に無理があったのだと気付いた機会だったのだと思ったりしていたり。だからこの一年(2008年)は、やたらと海外・国外問わずにでかけていたのかもしれないなぁって、思わざるを得ません。そういう意味ではめちゃめちゃな動きであっても、あらゆる意味で、これまでの歩んできた人生以上にたくさんのInputができた&自由な一年だったと思います。

プラス。

今の私、本当に多くの方に見守っていただいて、仕事ができる環境になったことに感謝しなければな、と気付く一年でした。相変わらずの社内環境(昨年の今よりは状況は回復したけど・・・涙)ではあるけれど、前職からのつながりのAgencyチームや新たにこの会社で出会った外部・Dogチーム達。本当に皆さん、私を助けて導いてくれる人たちばかりで、日々刺激あり学びある毎日がとてもありがたいと思うことができました。前者の方たちは常に「私が私らしく」いることを認めてくれたし、後者の皆さんは、この一年、私に多大なるパワーと新しいチャレンジを与えてくれたし。業界知識に欠けている私をいかに導いてくれたことか、本当にありがたいです。

入社前、ここまで多くの考えずほぼ直感で、「人と人をつなぐ“媒介”ブツをコミュニケーションできる仕事なら」なんて単純な思いで転職しましたが、2年が経過しようとする今、「動物>人間」と考えると、いかにチャレンジなことが多いか、そして「人間の問題=動物の問題」って改めて理解するに至って、今はとても学ぶことが本当に多いなぁ感じています。

自分の専門領域については、本当に刺激を受けたい一心で本を読み続けました。なんだかんだいっても、今の環境(バジェットやポジション)では、どこか成長が止まってしまうのではという不安を拭い去れていません(今日現在も)。だからこそ、常に吸収できる自分をKeepしたいと思って、例年以上に濫読しました。いやはや・・・何冊読んだんだろう?といいつつ、今私の目の前(機内)には、3冊の本が転がっています。・・・。やはり読書って重要。

先週、ある人に、「幸せを感じる瞬間は?」と尋ねられました。
実は、自分のその時ふとした回答が、自分で予期してないものだったりして(苦笑)、妙に気になってあれから、はずっと考えています。 幸せって何だっけ?

そして実は・・・出発前に、ひとつ回答がでました。

「自分の喜びを一緒に喜んでくれる誰かがいること」

思いがけずにうけとった「よかったですね」のメール。その相手が、今年できた新しい関係の人であったことがとても嬉しい。だって、確実に私、違う世界を見ていて、それってつまりは前進しているのだもの。もう過去は過去として消化して、新しい人間関係をもつことができるまで回復した自分を幸せだと思いました。

さて・・・まもなく到着です。

なんだか一年振り返る的なモードになっちゃった(笑。

Saturday, December 06, 2008

健康でいること

朝、病院に行ってきました。先日の人間ドッグでおもいっきりひっかかり(毎度恒例・・・)、その再検査中だったので結果を聞きにいくことに・・・・。ありがたいことに、今回は問題なしってことで安堵のため息でございます。明日から出張で一週間海外なので、その前に結果を聞くことができてよかったぁ・・・・。

人は病気になると、急に人生について考えたりしますね。私も再検査になってから今日まで、大丈夫だって信じていつつもやっぱりすごく落ち込んだり開き直ったりの毎日を過ごしていました。まるでジェットコースターに乗っているかのような気分。この数日も、親愛なる友人とご飯をご一緒していても、どこか完全には楽しめてない自分に気付いたり。かといって、一人でいると不安になって友人を呼び出してしまったり、本当に友人たちにはご迷惑をかけてしまいました(反省)。 とはいえ、一応今回は問題なしってことなので安心しました。

さてそんなこんなで、本日で356日となりました。
一年の禊(?)期間も無事終了。ようやく私、精神的にも健康になれたような気がします。(^^
生まれ変わった思いで(そういや人の細胞は半年ですべて生まれ変わるらしい)、また頑張ろうかと思います。身体的にも健康だしねっ♪

Thursday, December 04, 2008

ぴんぽん寿司

4年来の仕事相手とご飯をご一緒することに。ふとした話から昨今、厚意にしていただいている人を彼に紹介するってこともあるし、はてさてどこがいいのでしょう?引き合わせる二人とも職場が西麻布ということから、場所は「西麻布」に決定。・・・でどこにする?笑

ご承知の通り、私は全くの道音痴だし店音痴なので、どこがいいのかわからないので今回もやっぱり西麻布住人にオススメをいただくことに。で、迷わずいただいたプロポーザルは・・・「ぴんぽん寿司はいかがですか?」

一瞬、よぎる不安。ま~、今回の相手は例のNYホットパンツ男ではないものの、ネーミング的に不安が過るのは否めない。加えてNYホットパンツ男である紹介相手に聞いたら「怪しくない?」の一言。いや~ん、ホットパンツよりヤバイ店ってことぉぉぉぉ????

がしかしです・・・。どうやら隠れ家っぽい寿司屋と聞いて、まずは挑戦しようかと・・・。不安不安不安不安。。。

**********

結果。

いやはや、めちゃよかったよぉ~。久しぶりに笑い続けた4時間(長居しすぎ・・・w)。一緒にご飯を食べる仲間がよかったことは当然ながら、めちゃめちゃ居心地がいいし、日本酒が美味しかった。うふふ、たぶん3人で5合くらい飲んだ!?

ちょっと面白いし、間違っても知り合いとは会わないし。また行ってみたいな。

■きたむら別館
東京都港区西麻布1-○ー○

Monday, December 01, 2008

明日の広告


汐留のクリエイティブ・ディレクターが書いた「広告の本」です。

最近巷でよく言われるコミュニケーションプランの変化について、とてもわかりやすく書いていて、結構教科書っぽい仕上がり。わかりやすさゆえ、弊社のスタッフにも読ませたい(というより、マネージメントかなぁ?)と思いました。

一方で、ここで触れられている「コミュニケーション・デザイン」については、反論することもなく「そうだよねぇ」と同意できるし、おそらく多くの読者(マーケティング担当含む)も概念としては理解するんじゃないかと。でもね、きっと本質というか、それを行動に起こすタイプは少ないんだろうなぁとも同時に思ったり。難しいよね、行動するって。


コミュニケーションにおいて、何が一番効くのか今の私にはまったくをもってわからないけれど、佐藤氏が例えるのが「ラブレター」ならば、私は相手と語る「言葉」だと思う。何をどう伝えるか、どれだけ自分の言葉で真摯に話しをするか、それだけで本当に近い関係になれる気がする。

コミュニケーションは本当に奥深いなぁ・・・。