Tuesday, March 31, 2015

ホテル暮らし

「Gossip Girl」の主人公たちは、ミッドタウンのホテル暮らしという設定でしたが、今回会ったN.Y友は本気でホテルに住んでいました(驚)。

「私の家、ミッドタウンだからいつでもおいで〜」と言われて送られてきたアドレスはどうみてもアパートメントではなくホテル。到着したらロビーでtextしてねと言われていたので送信してみると、本気で降りてきた...しかも部屋着で(汗。聞けば、隣のビルでご主人が仕事をしていて前の家もホテル(同じくミッドタウンで5streetくらい違うところ)だったんだそうな。「N.Yって今すごい家賃高いから、こうやってホテルの一室を買って暮らしている人多いんだよぉ。ただやっぱり部屋はホテル仕様だから、料理するのはカセットコンロなの。おまけに魚を焼くと簡単に警報がなるから、毎回娘と風送りが大変。なんだかんだいいながら、暮らしている人の中で自炊しているのは私の家くらいだと思うよ〜(笑」

本当に世界って広いものです。いろんな人がいるもんだ。

Thursday, March 26, 2015

ニューヨーク州立ファッション工科大学

母の影響もあってファッション好きな私、一度は訪れたかったFITに来ました。

3種類の展覧会が開催されていたので、かなり長居してましたが、これが全て無料なんてN.Yって素晴らしいよね。しかも70年代のSaint LaurentやLauren Bacallの着ていた服とか貴重中の貴重なものだというのに、これでもかって並んでいて、それだけでドキドキ。w

今のファッションも面白いけど、私はやはりこの時代のものが好き。カットの美しさとかクラシックかつ女性らしいラインとか、見てるだけで溜息がでる。ひょぉぉ
ここ、

母を連れて来てあげたいな〜。

アニキとの再会

櫻井アニキとN.Y最後の晩餐。
あまりに変わらない...いや拍車がかかったナチュラル加減に嬉しくなりました。やっぱり彼はずっと私のアニキ。私は人に恵まれてきたって実感させてくれる人、出会えてよかった。

Sunday, March 22, 2015

〝Fine Chinese Arts Auction〟@NY


〝Fine Chinese Arts Auction〟に初参加してきましたっ!とはいっても私は見学させて頂いただけですが、楽しかったぁ〜。

凄い中国のお宝が間近で見られるってだけでワクワクだけど、目の前で落札金額がどんどんつり上がっていく環境が初体験の私としては、ドッキドキなわけです。だけど、だんだん感覚が麻痺してきて500万円くらいの違いが安く感じてくるから恐ろしいもの。ついお得ね、なんて札上げたくなる。危険、危険。www

しかしですわ。見れば見る程、アートの値付けがわからないし、知れば知る程、面白い世界なのかもと思いました。中国アートのことも、私知らな過ぎ。やっぱりもっと理解してみた方が楽しいんだろうな。ある意味、ぶっ飛んでいてココ熱いっす。
ちなみに今のauctionは、現場にいる人よりインターネット参加が主流みたいで、見えない人たちの競り合いがある意味興味深い。どんな気持ちでパソコンの前にいるんだろう...。

さてさて。今回のauction一番の落札金額は、コンテンポラリーアートの16hundred million dollars. ええとっ、日本円でいくらだ???こええええええ〜っ!!!ちゅうかどんな人が買ってるのぉ!⁉︎ あ、もちろん私、目の前10cm近くまで寄ってきましたよ。こんな経験、なかなかありませんから。ご利益あるかな?www

楽しい経験に大満足、癖になりそうです。次回は6月開催とのこと。ネットで参加してみる⁈
http://www.gianguanauctions.com/eindex.htm

Tuesday, March 10, 2015

maturité(熟成)

友人たちはいつも「どうしてそんなにフランスが好きなの?」と私に尋ねる。そんな時、いつも私はこう答える。
「フランスって全くキレイではないけど、実はとても人間臭い国だから。そして、女性がずっと女性のままでいれる国だから」

***

昨夜は久しぶりに会うことが出来たお兄さまと、熟成肉な夜。お互いのキャッチアップしつつワインやチーズ、味噌等の熟成話で盛り上がったこともあって、もう一つこれからは回答を増やしてみたいと思った。
何故私はフランスに魅かれるのか。

「フランス女性は、とにかく深みとか厚みとか年齢とともに熟成される魅力みたいなものを大切にしている。だからこそチーズとかワインとか発酵文化が育ったし、アンティークも好きなんだと思う。悔しかったら早く大人になってみろ!って感じが好きなんです」

Sunday, March 08, 2015

Neo-Impressionism, from Light to Color

Londonで観たMatisseの切り絵の世界を生んだのは、間違いなくここに繋がっていたと実感できる展示会。色彩の魔術というか輝きというか、デッサンではない世界が此処にあることを存分に感じることができました。だから故に、Matisseの作品が一枚しかきてなかったのは残念だったかも...。


とはいえ、かなりの個人所有を集めての展示だったこともあって、とっても貴重な展覧会だと思います。スーラやシニャックは、なんとなく地味なイメージ故に日本ファンは少ないけれど、こんなにも点描写という根気強さと補色の豊さといった左脳を使った画家の作品を見続けるのは興味深いと思う。今月末までだから是非足を運んでくださいね。
http://neo.exhn.jp/

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光と色の秘密を理解するのに、とってもわかりやすい動画。展示会でも紹介されていました。是を観てから挑んだら、より楽しめるはずです。
http://neo.exhn.jp/secret/index.html#secretArea03

Saturday, March 07, 2015

個展「蜷川実花:Self-image」


実花さんの個展を観に行ってきました。ご本人がギリギリまでこだわりぬいたという渾身の空間。特に初期の頃というセルプポートレート作品が並ぶ2階のフロアがエネルギーにまみれていて素晴らしかったな〜っ。
カフェでまったり。穏やかな土曜日に感謝。

http://www.ninamika.com/

Wednesday, March 04, 2015

Twddy


芸森セミナーで真っ白なレッスン着を着ていた哲也くんと正反対に、真っ黒な上下を着ていた私に「なんでそんなネズミみたいな格好してんの?」って言われたことは一生忘れないだろうな〜。

***

1989年のローザンヌ以前、まだまだ同郷のバレエ仲間として気軽に"哲也くん"と呼んでいた時代が印象深い私にとっては、第一章の誕生時期がとても懐かしくありました。気がつけば、ロンドン留学をして、色んな逸話(苦笑)を残しつつも海外コンクールで優勝しロイヤルに入団を決め、北海道に凱旋公演をした時にはスタジオに現れて冗談をいっていた彼。北海道という地で同じ時代にバレエを共通言語として時間を共にできたことの素晴らしさを展示を観ながら回想しちゃって、改めて奇跡のような人の誕生する瞬間を観ていたんだな〜なんて 、感謝したくなりました。


一方で、どちらかといえば哲也papa(どさんこダンサーが勝手に呼んでいる愛称)の方が、彼がロンドンにいってからも舞台の度に会っていたので仲良しになってたりして、自分でも面白いなって思う。てな背景でそんな奇跡の人の側面を今回の展示以外にも知ってるっていう優越感、展覧会を歩きつつちょっとニヤニヤがとまらない。www

バレエ好きな方だけではなく、舞台美術に興味がある方は是非。衣装や縮尺版の舞台美術の展示もあるので楽しめます。来週月曜まで。