Sunday, February 21, 2016

CHANEL Pygmalion Days

雨の日にはブラームスがよく似合う。

久しぶりのPygmalionの主役はチェロ。楽曲はブラームスの"チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38"が選ばれていました。

チェロが歌い始める第1主題は、穏やかながらもどこか寂しげで、情感のこもった旋律が奏でられます。その後、この主題は変化を加えてピアノに受け継がれ、チェロの方も次第に激しさをましていきながら寄り添っていくメロディはなんとも心地がよいものです(←な〜んてちょっと語ってみたくなる余韻に浸り中...w)。

奏者はまだまだ若手ですが、ブラームス好きだというのがとっても感じられる演奏で素晴らしかったです。若手が活躍するこの企画がこれから継続されることを期待します。

http://www.chanel-ginza.com/nexushall/

Saturday, February 20, 2016

「Les Leicas de Doisneau」@Leica Gallery Tokyo

京都とほぼ同時開催となるロベール・ドアノーの写真展。昨夜、銀座で開催されたレセプションにお邪魔してきました。

ドアノー氏の言葉の中で、私にとってとても印象的なものがあります。"僕は自画像しか撮れない"、つまり彼は感情移入した時しかシャッターを押せなかったんだそうです。ひょー、かっこええな〜。昨今のデジタル文化、多くのフォトグラファーも多分にシャッターを切っていることを考えるとこの言葉はとっても重たい。

そんなことを思いながら作品を見ていると、ここに表現されている全てが彼が切りとった彼の自画像=彼の顔なんてことがコネクトしてしまって、妙に色々考えてしまいました。写真の切りとり具合ってその人自身を知るエッセンスに溢れていてやっぱりいい。むふふ

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この溢れんばかりの豊かさを提供してくれる世界で自分を見失わないために、私が生み出したゲームの規則がユーモアと慎みだ。
それは、超えてはならない境界を私に示してくれる。
-ロベール・ドアノー

Friday, February 12, 2016

Bean to bar chocolate 〜Salon de Miyu Valentine special〜

”Valentineは毎年手作りchocoを作っています”という方も、それって実は市販チョコを溶かして固めているじゃないでしょうか?

いやいや、それは本気(マジ)なチョコ作りではありません!今年はもう一歩踏み込んで、カカオ豆から手作りチョコレート作ってみましょう〜、なんてテーマで開催させていただきました。

本日昼夜の2部開催でしたが、昼はお子様も来ていただいて楽しい時間に。チョコがどうやって出来ているのか、ちょっとだけお勉強しながらも作業に没頭。楽しんでいただけて嬉しい限りです。こういう子供たちの姿、なんだかいいな。ふふ
また企画しま〜す♪

◆本日のカカオ:インドネシア、タンザニア、トリニダードトバゴ

Wednesday, February 10, 2016

「東京アートミーティングⅥ "TOKYO"-見えない都市を見せる」

14日で閉幕になってしまうので「オノ・ヨーコ|私の窓から」と合わせて訪問してきました。理解できないことがいっぱいで、頭が壊れた〜っ!!(爆爆爆)

現代アートっていつも自分にとってのチャレンジなのだけど、今回のはちょっとハードル高かったなぁ〜。オノ・ヨーコさんのNY時代の作品のフィルムとか後頭部殴られた感じだったし(苦笑。

ってことで、蜷川実花ちゃんのお部屋でほっとする私。らぶり〜な仕上がりでちょっと満足。w

http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/TAM6-tokyo.html…

Thursday, February 04, 2016

記憶に残る人

忘れられない記憶がある、忘れられない人がいる。彼はそういう人。

自分勝手な人で、なんど血を吐きそうな程の喧嘩をしただろう。香港と日本を往復しながら、なんどこれっきりにしようと思ったことだろう。後にも先にもきっとこれだけ縁があって、だけど離れなきゃいけない相性の人っていないのかもしれない。

今回もまた突然現れて、本当自分勝手なことをいってる。呆れてものも言えなくなるけど、きっと彼の中の今は十分本気なんだろうね。あああ、めんどくさい人。

もはや季節ものとしか思えない。きっと春が来るころにはまたどこかいっちゃうんだろうね。