Tuesday, July 22, 2008

「偽善エコロジー」

大学時代、環境=エコの講義があって、当時聴いていた話をこれを読みつつぼんやりと思い出した。

私の先生がしつこいくらい話をしていた、「エレン・スワロー」という名前とか、水洗トイレ音姫が失うエネルギーとか、「第3の波」の話とか・・・。そういや昨今これらの名前とかエコ話ってよく話題になるよなぁ・・・。

さて本の内容といえば、なにげに半信半疑。確かに昨今のエコブームで躍らせれている感はあるけれど、ここに書かれていることもなにげに突っ込みどころがあるわけで、鵜呑みにするのも危険かなぁと。正しい知識をみにつけるのはなかなか難しいけれど、エコに興味をもつという気持ちが芽生えてきたことは大切にしてもいいんじゃないかしら(反動で意味ないなら、やめちまえって気持ちが起こりかねないし)
なんでもやりすぎはよくないから、適度なバランスをもつことが大切。エコ活動も一緒だね。まずは・・・MY箸から?w

Sunday, July 20, 2008

「第四間氷期」(安部公房)

私の尊敬するおにいさま(編集人)が、将来自分が映画を撮るとき(しかも2作目)の作品として選択していると語っていたのがこの一冊。知識不足で恐縮ながら、にいさまから聞いて初めて知った「安部公房」の名。あの後、色々読んでけっこうやられてしまった・・・天才です、この人(今さら私が言うことでもないだろうけど・・・)。

ちょうど、個々の価値観とか基準とするものとか考えていたときだったからでしょうか。すごくコンテンツとしても刺さったし、納得するというか、つながる内容だったなぁなんて思うし、出会う時に出会ったのかな・・・なんて。その昔というか、書かれた時代背景を思うと、作者の頭の中を見たいっていう衝動に駆られる一方だったりします。

価値観。というか、価値基準。
どこに照準を合わせるのがベストなのでしょうね。この作品でいうと、未来を基準にするか、今を基準にするかで全然価値観というか、幸福感って違う。それを思うと、現世においての価値基準って恒常的なものではないし、ところ変わればって気さえします。正しいってなんだろう・・・・?

出会いもそうだし、出会う本もそうだけど。人生ってうまくできているのか、その刺激に出会うべくタイミングがあるのだと思う。こうしてレビューを書き連ねていると、今まさにこの瞬間にあったからこそなんて思うものが多いのに気付きます。2ヶ月前の私と比較して、何か変わっている?

「イチローの脳を科学する」 

ここ数ヶ月、脳オタクです。脳に関するセミナーを受けまくって、色々考える機会をいっぱい受けました。そうして・・・なんとなくながらだけど今、何か見えてきた気がします。
この本は、私が脳にはまっていることを知った某出版社の方のすすめで読んだ一冊。だけど・・・個人的にはお医者様(筆者)のアプローチというよりも、メンタルな部分に注力したかったので、さらーっと読みすすめてしまいました(たぶん、この気分じゃないときによんだらもっと違う感想だっただろうなぁ)。
2月から色々と心理学やら脳神経学やら、どちらかといえばメンタルよりな本を読み漁っています。もともと自分の興味対象がそちら側なんだろうなって自覚して(なにせ専門領域がそっちだし)いるし、昨今さらに拍車がかかっている状況。そんな中で仕事の関係で出会った「動物行動心理学」の学位をもつ人も然り。私にとっては、すごく刺激的な出会いで彼の発する発言すべてがすごく面白い。彼の興味範囲は「動物」らしいけど、私はそこから学ぶ「人間」がテーマ。違うけど共通部分が大きいから、そこから知りえることが全部知りたい気分です(彼からお借りしたこれまでのクリッピングを全部読破して驚かれた・・・。なぜ??)。
なんだろう・・・。最近、リアルなものを追及したい気分です。コミュニケーションの真髄。やっぱり「リアル」な体験なような気がします。

旅紀行:Chiva-Som

2008年5月末に「チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート(http://www.chivasom.com/)に行ってきました。

最低3泊はしなければ効果がないといわれているリゾート。さすがに長居できるほどの時間(財力も?w)がとれなかったので、最低プランでまずはJoinすることを決定。薦めてくれたMyおばちゃんに色々伺いながら準備して、気がつくと渡航しちゃいました。我ながら結構笑える決断力?(あとで聞いたことなのだけど、おばちゃんは色々な人に薦めているらしいのだけど、実際行ったのは私と某令嬢の二人しかいないのだそう。「あなたの行動力、やっぱりすごいわよ」とお褒めにあずかりました。爆)。
そうして・・・あれから1ヶ月。私、ここのリゾートにはまったというか、行ってよかったって本当に思っています。なぜならば、この数時間が完全に私の生活変えたし、リセットできたから。

良かったこと、一点め。本当に自分にとっていいリラックスの時間をとれたこと。デジタル禁止なので(到着早々、宣誓書にサインさせられる!)、携帯もPCもお部屋以外では禁止。入退院繰り返し中の両親のこともあるので、さすがに携帯持参したけれど、これまでのどんなリゾートと比較しても、私たぶんデジタル生活しなかったし、しようとも思わなかった。結果として、まだ自分がデジタルなしでも生きていけるって実感できたのはよかったかなぁ。。。なにせ二日目夜から、BGMさえ鬱陶しいと思うようになったのだから・・・。

二点め。日本人が全くいなかったことによって、しっかりと自分自身に向き合うことができたこと。孤独を味わえたこと。リゾートの人たちがびっくりするくらい、日本人はこのリゾートでまだ見かけないそうです(さすがおばちゃんのリコメンだ・・・)。だからこそ、チバソムのスタッフ達が私に、覚えたての日本語で話してくれたり、空気をみながら、フレーバーティをもってきてくれることに感動しちゃいました。本当のサービスってこういうことなんだろうなぁって改めて感じることが出来てよかった。そして、一人なのに、一人じゃないって感じられる感がすごくよかったかな。寂しく感じたら、スタッフがいるのだもの。

三点め。Yogaに出会えたこと。これまでもなんちゃってでは体験していたけど、チバソム滞在中に朝7時から行っていたパビリオンでのYogaの気持ちよさに魅せられた私。帰国して今月から早々に、朝Yogaスクール探して、Joinしちゃいました。スピリュチュアなものがそれほど信じているわけではないけれど、自分と向き合って朝の新生な空気を取り込むっていうポジティブエネルギー吸収の気持ちよさが忘れられなくなりました。
そんなこんなでいろんな影響をうけて。
昨年来、おもいっきり鬱にはいっていたこと全てがクリアになった感じ。長くて暗かったトンネルを抜けることができたように思えるきっかけの日々。非現実を感じることによって、現実世界に区切りをつけることができる。そういう時間の大切さ、しかと感じます。
"Haven of Life"・・・次はいつあの地に帰ろうか。

空気のトリセツ(指南役)

昨今流行のKY(空気読めない)本と思いつつも、「ホイチョイ」だから何かあるかもなんて思ってついつい購入した一冊。MTG移動中(溜池山王駅の構内)にて購入し、その日の夜には読み終わるという、ちょースピード読破ながら、結構面白かった。いや「アルアル!」って思うような内容がいっぱいなので、話題に困ったときのストックとしていいかも。w

個人的に笑っちゃたのが、
・(広告代理店の)プレゼン資料が厚い
・駅弁は列車が発車してから食べる
・KYといって人がまとまる
・一流選手がPKをはずす etc...

それもこれも全て空気だったのか、なんて気付きつつもそれで解決しちゃったような気にさせるこの本の素晴らしさ(苦笑)。実はそこまですごいことって何も書かれてないのに、そう思わせるマジック。さすがホイチョイ。これこそ、空気を読んでいる証拠でしょうか?

気楽に読めて、どこかでネタに使えそうで役にたつ一冊でした。

「芸術起業論」(村上隆)

ここ2ヶ月、自分でも驚くくらいの冊数読んでいたものの、なかなかupdateできないまま月日だけ流れてしまいました。その頃、自分が何を読んでいたとか、感じていたとか。ここ見れば振り返ることもできるし、後々そこから学ぶこともできる。 で、ちょっと反省しつつ、思い出す限り今日はUpdateしようともくろみ中。・・・しかし、何読んだんだっけ、私??(苦笑

比較的最近読んだ一冊、「芸術起業論」。著名アーティスト・村上隆さんの自叙伝的一冊。

LVとのコラボや六本木ヒルズで有名、それ以前だとオタク文化を世界に広げた国際アーティストとして有名な村上さん。今や一億円という金額で落札される彼の作品(06年サザビー)、当初は日本においては全く評価されない完全逆輸入の人であったこと、必ずしも順風な人生ではなかったことを吐露されています。

というのも、この中で彼自身も言っているように、彼の芸術に対する向き合い方が、かなり日本のそれとは違うからなのでしょう。芸術(=アート)でご飯を食べることができない、っていうのは、結構暗黙の了解で、逆に「お金」のことを言うのはどこか非難されそうな業界。私が長いこと在籍していた(!?)Ballet業界も同様だったなぁなんてふと思い返しました。。。ダンサーになるなら、アルバイト生活。引退したらスクールの先生。よほどの才能があって、海外に行かない限り、踊ることだけを考える時間なんて持てない。そんな現実を中学生の時には肌で感じていたっけ・・・(才能ある人はその時点でみーんな世界に行っちゃったので。w) まぁ、今では、熊川哲也君のような存在があるから、一部のダンサーはアルバイトなしで生きていけるようだけど・・・、ああ、これもまた海外輸入だね。。。

しかし、そういう状況をこれからも続けるべきなのか否か。

そういえば・・・広告カメラマンと話をした時に言われたことがふと過ぎります。
「引退したら、自分の好きな写真をとって、展覧会をしたいんだよね。今は、クライアントがいるから満足させる写真をとらなきゃいけない。そこにアートを持ち込んだらダメというか、それは仕事じゃないよね」。

芸術ってなんだろう?