Thursday, December 27, 2007

「レバレッジ人脈術」

人脈をどうつくるか、といったことをまじめにかいている一冊。「ギブアンドギブ」ではなくて、「コントリビューション」を意識して人との付き合いを考えるという説については、けっこう目から鱗な気分。さすがに「ギブアンドテイク」はないよな~と思っていたものの、一歩進んだ感じが心地よい。
元来人と人をつないで、何か新しいものが生まれるとか、新しい仕事や関係が構築されるとか、そんなことが好きなタイプなので、著者がいうことはかなりうなづけることが多かったけど、実践として自分がどこまでできているかと思うとまだまだと反省。つなぎっぱなしにしていて、私は何か貢献できたいたのか?それよりもまず、そんなことを重ねつつ自分はどの方向に行きたいのか、実はそういうことを棚に上げたままここにきているのでは・・・・と別の意味で考えてしまう。

先日これまた人を介して知り合った台湾人のKevinは、来年からMBAプログラムでサンチアゴに行くのだそうだ。彼はまだ29歳。10週の語学学校を経て、将来中国で仕事をすることを目標に2年間勉強することを決意したらしい。大学を卒業し、2年間軍隊に入り(台湾では韓国同様に男性は必須らしい)、その後通訳として仕事をしてからの選択。20代だしな~なんて一瞬頭を過ぎりつつ、やはりこの決断は素晴らしいと思うし、なんだか自分をちゃんと努力しなきゃなんて思ってしまった。
逃げまくっていた英語、トロントから帰国後は勉強らしい勉強もせず、ただコミュニケーション英語だけでいたけど変に触発された私。やっぱり頑張らなきゃいかん・・・。そんなことを思い出させてくれたKevinに今は感謝です。

Miyu