Sunday, December 27, 2015

反省文

自分のアホさ加減が嫌になることがある。
人はそれを"お人好し"と呼ぶけれど、私はきっと成長がないというか懲りないというか、それでもやっぱり信じていたいってところがあるのだと思う。

昨夜かつて一番の理解者だと思い時間を共にした友とのやりとりに心が折れてしまいました。自分の言葉が足りないのかもしれないけれど、同じ日本語を話しているというのに一方通行というか、伝わらないことに対して本当に哀しくなってしまう時間だった。ああ、止めておけば良かったと何度も思ったけれど、どんどん崩壊でしかない方向。やっぱり今ではなかったのかもしれないね。

来年はこんなことないように....


Friday, December 25, 2015

bref voyage 〜HAZU〜

ご縁あってお邪魔してきました湯谷温泉。若女将&まめくん、ご一緒してくれたKちゃん、本当に楽しい時間をありがとうっ!
自然溢れる中、想像以上に
とってもゆっくり過ごさせていただいて、予定外のハプニング(苦笑)すら大いに楽しむことが出来ました。今度はもっとゆっくり遊びにいきたいな。やっぱり8連泊コースかしら?www

若女将頑張ってます!皆さんも是非訪れてみて。とってもいいところだよぉ〜。
http://www.hazu.co.jp/

Thursday, December 24, 2015

"アートとスキャンダル"

Londonで人気だった6回講座を90分要約で受けてきました。さすがにつめっつめで息継ぎできない程だったけど、内容が濃くて興味深し。

ベースとなるコンセプトは「知っているアート作品を視点をどこまで変えることができるか」。そういう意味ではスキャンダルっていっても幅広い内容でもあって、既存概念から脱却したアーティストたちへの歩み寄りっていう観点もあるかもな〜、と。

英ケンブリッジ大学のフィッツウィリアム美術館がミケランジェロの作品である可能性が高いとの分析結果を発表したブロンズ像の話、Marcel Duchampの「泉」(男性便器に偽名サインをいれて発表)が20世紀のアート業界に与えた影響、Damien Hiestがコンセプト提示をして作らせている作品はアートと呼べるのか議論、ロダンに影響を与えたカミーユ・クローデルの再発見、男前だった女流画家たち etc...。アートを様々な角度で切りとっていくって、人生を切りとることにも近しいな、と改めて感じました。

今年はいつも以上にアートと向き合うことが多かった一年だったけれど、今回のセミナーは2015年最後にふさわしいものでした。Mie先生、来年もよろしくお願い致しますっ!

Tuesday, December 22, 2015

Kバレエ〈くるみ割り人形〉

12月に"くるみ割り人形"を観るというのは、バレエファンにとっては年末行事のひとつ。それも今年はどのカンパニーで観ようか、なんて選ぶというのも楽しい時間。てことで、今年は帰国したばかりの中村祥子さんが踊るというのでKを選択、行ってまいりました〜っ♪

いや〜、コールドがめっちゃ美しかった!!一幕の雪とか泣きたくなること素晴らしくて日本のカンパニーもここまで魅せることができるんだな〜って感動しました。その昔、こけら落としを観た頃のことをふと思い出したりして、団員も増えて本当成熟してきたんだな〜、なんてもはや親心?(苦笑

演出や解釈もとてもわかりやすかったし、バレエビギナーにもきっと入り込みやすい気がします。あと数日だけど、もしお時間あればいってみて〜♪

Monday, December 21, 2015

シルヴィ・ギエム <ライフ・イン・プログレス>

すいません...泣きました。ご一緒してくれた友人にバレてないと思いますが、拍手しながら涙こぼれました。本当に本当に最期なんだなぁ、彼女のダンスを観ることができるのはって、妙な実感の日。

彼女の舞台を初めて目にしたのは、まだヌレエフが生きている頃、彼女がエトワールに任命された直後でした。その後に"国家遺産喪失"と言われた電撃移籍し、ロイヤルゲストプリンシパルとして北海道公演リハで所属スタジオに来た姿、忘れられません。心底、そこにいるだけで神でした(彼女が使ったバーに誰よりも先に足をのせたこともう隠しません!!)。同時期に、函館までおっかけして楽屋裏でお話ができたこと、20代後半にガルニエで偶然にも"ジゼル"公演を観ることができたこと(ギエムにとっても移籍後に初めての奇跡公演)、思い返せば思い返す程、その奇跡の時間にいれたことに感謝したい。私にとってギエムはバレエ人生の象徴でした。

そして今後、忘れられない日になるであろう2015/12/20。私がこの眼で最期に彼女の踊る姿を観ることができた作品は、マッツ・エックの「BYE」でした。彼女はどうしてこれを最期選んだんだろう。言葉通りかもしれないと思いつつも、他にも意図があったのだろうかと考えざるを得ません。だって、この作品は初演された翌年10月に東京で行なわれた震災チャリティガラでも彼女は踊っていたのだから。

帰宅して、彼女の作品をDVDで観ながら...号泣。端から見るとやばい奴ですが、それくらい人生の区切りとなる人でした。知らない人も知ってほしい。シルヴィ・ギエムって、今の時代を共に生きていること自体、奇跡とも言える人なのだから。

Friday, December 18, 2015

"肉筆浮世絵- 美の競艶"

"春画展"を観に行った時も思ったけれど、日本が誇るべきアート作品が、実は海外へおぞましい数流出していることに驚きます。今回の展示も日本美術収集家のロジャー・ウェストン氏の個人所蔵(なんと1000点!)からのもの。観た事ない作品ばかりで、眼から鱗。描かれている遊女の着物の柄とか髪の毛の質感とか、とても美しくて見入ってしまいました。

幕末以降の作品群になると、いっきに現代を感じるものが多く、構図も漫画調になったり興味深いです。初公開の「一休禅師地獄太夫図」は個人的にも複雑な感想をもった一方で、11月に観に行った村上隆氏の五百羅漢図(https://goo.gl/rbge3x)をなんとなく思い出しました。日本人の死生観なのでしょうか。

http://weston.exhn.jp/index.html

Sunday, December 13, 2015

couronne de Noël

季節ごとにリースを飾る習慣がようやく一巡となるWinterバージョン。
昨夜は某密室に籠って作業×作業×作業、ついに完成しました〜っ!!本日以降、ビストロに来店いただく方にはもれなくこの子はお出迎え致します。

ちなみに、クリスマスリースの意味ってご存知ですか?抗菌作用のある常緑樹を玄関に飾って魔除や豊作を祈るっていう願いから発祥しているんですって。日本でいうならしめ縄ってことですかね(だからシーズンが被るのかも)。ヒイラギの木はキリストの受難、赤い実は彼の血、飾りで使う白は純潔、金や銀はベツレヘムの星(=富、豊かさ)を意味しているのだそうです。

いやはや毎度ながらお勉強になります。Koukoさん、いつも素敵な刺激と学びをありがとうっ!私の玄関も喜んでくれてます。

Thursday, December 10, 2015

「芸能人本気バレエ!密着200日…白鳥の湖を踊りたい!SP」

すごい刺激になった。めずらしくHD予約なんてした上に、白鳥が観たくなって最近DVD三昧。たぶんね...アホなくらいバレエすきなんだよね、私。

この番組に対するソーシャルコメントを観ると、先生が云々的なものが多いんだけど(ドタキャンモデルネタはさておき)、どっぷり世界にいた私としては現役の荒井さん含めての真摯な対応ってなによりも羨ましいし、さらにいえば前田さんの愛ある厳しさを受けることができるってほんっとに羨ましかった。叱ってほしい。www

当然なんですよ、あの厳しさって。言ってもらえるってのは愛だから。最近の学校ではおそらくないのかもしれないけれど、お金をいただく(それもお客さまに)っていう背景がある中での指導なんだから当然なんだと思う。だからこそ、悔しくてもガンバれるんだもの。なんて考えるとさー、哲也くんがいっていたように団員たちの気持ちもわかるんだよね、彼女たちにレッスン受けることができるなんて、本当にすごいことなんですよ。確かに芸能人としてあそこまで頑張った彼女たちはスゴイ。踊りもとてもよくなった。だけど、団員たちはこれから先もずーーーっと続くのだからね、企画じゃないんだから終わりがないのだもの。

すでに私が舞台にたっていた頃というか現役だった頃から時代は様変わりしていて、今やプロとして活躍してくれていたメンバーすら引退の時期になっていて、昔を語るのがダメなのかもしれないけれど、やっぱりプロはすごいんですよ。だからね、この番組はよくできていたと思う一方で、やっぱり頑張った芸能人にフォーカスだけしてほしくないなって思う。すごいよ、だけど企画だもん。

なんてブツブツ思っていたら、やっぱりプロの踊りを観たくなった。
今月は2本、いってきます。www

https://youtu.be/yrxm5ZLn74g

Tuesday, December 08, 2015

a vie(命)

産まれたばかりの小さな手にしっかりと握られた未来を意識する時、人は雄弁になります。一方で、握りたくても握ることができない相手の温かさだけを認識した時、人は言葉を失います。

動物に限らず、植物の生命も然り。だけど美しさが一番素敵なことなのでしょうか?年を重ねることって苦しいことだけなのでしょうか?

今、美しき花を目の前にして何故か哀しくなる。私は信じたい。短くても美しい、枯れそうなその瞬間が一番美しいのだということを。苦しいんじゃない、尊いだけ。

「花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき(by 林芙美子)」

Monday, December 07, 2015

牡蠣祭り

Ne pas manger d'huitres les mois sans "R"(Rの付かない月には牡蠣を食べるな)と言ったのはルイ15世。当時は輸送手段にトラブルも多かったから食中毒を懸念してということだったみたい。個人的にはいまだに気になってあまり夏は食べないんだけどね(笑。

そんな中、我慢を重ねてシーズン到来した牡蠣をたんまり食べたくて、お家で牡蠣祭を週末開催しました。お取り寄せした殻付牡蠣、止められませんがな...。美味しすぎ、安価すぎ。w

古いお友達、新しいお友達がつどって交流しての楽しい時間。本当に素晴らしい。
シーズン中に再開催予定。ご希望の方は一報あれ。

Sunday, November 29, 2015

デビュー!!


"Le Casse-noisette”

12月に"くるみを観ないとクリスマスは迎えられない"という想いはもちつつ今年は特に予定してなかったものの、昨日のBS特番で中村祥子さんが出演すると知り、即効ぽちってしまった私。赤坂局の狙い通りだわね(苦笑。

しかし...S・キャシディがもうすっかりキャラクターダンサーなんだ〜。ああ...時代の流れ、パリオペだと引退の年齢だもんね〜。ちゅうか哲也くんの踊り、最近みてなかった気がする。そろそろだし、観に行かなきゃ。

http://www.k-ballet.co.jp/performances/2016nutscracker

Saturday, November 28, 2015

Vos laissé derrière(忘れたもの)

後輪がなくなったまま放置されている自転車。もしここがART空間だったのなら、きっとそういう視点で見れるのかもしれない。だけど、リアル空間で向き合った時、とてつもない寂しさとか時間の惨さとか、前者のそれとはまったく違う視点で判断いや..感じている自分がいる。人間って適当なものです。

人は見たいものを見たいようにしか見ない。そこに関与しているのは"心"とか"気持ち"とか形には言い表せないものであって、事実ではない。だから故、"見たいように見る"訓練も必要なのかもしれないね。心に負けてはいけない。感じたいように事象をみることができたら、きっと違う世界が待っている、なんかそう思います。

忘れたいことも一緒。"忘れたいもの"を違う視点で忘れることができたら、違う世界が見えるだろう。深呼吸しよう。

Monday, November 23, 2015

『物欲なき世界』(著 菅付雅信)

タイトル以上に自身の中に示唆があった一冊。

今から10年程前に「今、かなり面白いよ」と言っていた地・ベルリン滞在中に読みながら、ちらりとだけど話を聞いていたエリアが出てきていて、ついぞそのエリアに足を運んでみたりしました。きっとあの頃、菅付兄さんはこの辺りを歩いていたんだろうな〜って(笑)。だから故に当時の彼の言葉と一緒に「旅」できて興味深かった。意外と人って"聞いたこと"って覚えているものですね。


ここ1、2年で本当に自身に変化があって、まったくをもって物欲がなくなり、シェアすることに対してのハードルがどんどん低下していることを自覚します(この本に出てくるサービス利用然り)。そしてそれはきっと自身が自由になっていることと比例している気もするのですよね。シェアするって一人にとって"得る"こと以上に、新しいつながりを"得る"ことになっているから。

しばしお会いする機会がもてていないけど、菅付兄さんはやっぱり私に刺激をいっぱい与えてくれる人。また色々とお話聞きたいな。

Saturday, November 21, 2015

Le voyage touchait à sa fin(旅を終えて)

"大好きな人をめぐる旅"、9カ国めを終えました。今回はSpecialバージョン。ずっとお世話になっていたものの、ちょっと遠慮もあってなかなかご一緒する機会をもてなかったLondonに暮らす先生のお手伝い。海外を拠点に暮らしている方々(Paris8年+London3年の食品培養の仕事している子や、London5年+Bath半年の鉄道会社勤務の子、Londonで会社立ち上げた社長 etc...)と時間を過ごせたこと、刺激いっぱいの時間となりました。2日間BARでいっぱいおしゃべりしつつ飲んだくれて楽しかった(笑。

そして同じタイミングでParisで起きた哀しい出来事。日本より近い場所にいるにも関わらずなかなか連絡がつかず(ネットだから近いも遠いも冷静に考えたら関係ないんだけど)、ドキドキしながらCNNを見続けた夜。訪仏した結果に気付いた人々の強い意志と逞しさ、そして日常生活をkeepしようとする力。なんだろう、すごく勉強になりました。情報に惑わされないというか、地に足を着いて覚悟して生きることとか。

「いつ何があるかわからないのは一緒。日本にいたって地震とかあるし、いつ大きい揺れが発生するかなんて誰にもわからないでしょ。だけど毎日普通に仕事してご飯食べて、生活しなきゃいけない。心配しすぎたって朝はくる。どこにいたって一緒だよ」と笑っているお姉ちゃんは、やっぱり格好よかった。その後、元気にイタリア旅行にでかけていったし。www

プラス。すごい大きな収穫はフランクフルト空港での出会い。沢山の人がいる中で偶然のように知り合えた人が同郷だったということ、本当に嬉しかった。そして想像を超えた規模での作品作りをしているということ、日本を超えた活動をしている人がいるってこと、ワクワクしました。息子さんもとても素敵な人だったし。また会いたいな。

Thursday, November 19, 2015

voyage à Berlin -こぼれ話

1987〜93年にかけて白泉社「花とゆめ」に連載されていた漫画「動物のお医者さん」をご存知でしょうか?

北海道出身、且つペット業界に身をおいたこともあって、獣医さんとお会いするといつもこの話題によくなりました。ハスキーが連載中にランキング2位になっていた(その後、哀しい運命になってしまった)とか、憧れて北大獣医学部にいった(どうやら入学者が増えていたらしい)とか、色々と話題にもなっていた漫画。確かに私も当時から知っていたな〜(あまり漫画読まないのになんでだろう?)。

さてさて。フランクフルトでのトランジット中にご一緒させていただいた方とおしゃべりしていたら、思いがけずこの漫画の中に登場する"漆原教授(のモデルの方)"のお名前が...。いや〜、興味深いしちょっとドキドキ。リアルなモデル話を聞けるって面白いよね。

な〜んて背景で久しぶりに読み返したくなったのでただいま閲読中。北海道人に加えて、ちょっとだけ犬の生態にも詳しくなった今だから故に楽しめることもあります。温故知新。またこうして学ぶきっかけを与えてもらったこと、感謝。

Saturday, November 14, 2015

機内映画:SPY(2015米)

日本では未公開の映画、ジュード・ロウが格好良すぎるし、かなり面白かった。主演の彼女がとっても可愛いっていうのも後押ししていましたが。ふふふ

映画の設定としては、"ふとっちょのおばさん"として扱われるスーザンだけど、まったくそんなことないんだよなーって年齢近しな私が思うところ。やっぱり見た目とか言われるのが社会なのかっていうことを散々言われつつ、だけどそんなこといっている人たちは完全にバカちんで、でもって出てくる男達はこれまたみんなバカちんで、どこかでざまーみろ!!って思えるのが爽快感として残るのかもしれないね。

ラストシーン。ジュード・ロウに食事を誘われたのに、「確かにあなたは魅力的だけど、それでも今晩は仲間と過ごしたい」といって彼を振り切った彼女。めっちゃカッコいい。そうなのよ、そんな夜も女子にはあります。ああ、すかーっとした!!

Friday, November 13, 2015

機内映画;N YOUR EYES(2014 米)

アメリカの南北に離れて暮らす男女の魂がテレパシーによってつながり、お互いの見た物などを共有し合い親しくなっていく様子をファンタジックにつづるラブストーリー。はい、かなりのべったべたな感じのストーリーですが、機内空間で選択するにはベストチョイスだと思います(笑。

全体的にはいい作品だと思うけど、ラストシーンがとても気になりました。だってこの二人のこの後って最悪じゃんっていうのが見えてしまうような展開。男は罪を犯し過ぎだし、女はけっきょくこの感じだと離婚できないだろうし連れ戻されるだけ。なんてね、ファンタジーって思えよって言われたらそれまでなんだけど、この最後はちょっとだけ逆に現実に連れ戻されてしまったかなー。

感情だけで突っ走るのはティーンで卒業。だけど前半のストーリーはかなりめろめろしてよかったから、もうちょっと年齢に見合った展開にしてほしい。。。なーんて、勝手な言い分でした。失敬!!


Thursday, November 12, 2015

機内映画:MISSION: IMPOSSIBLE ROGUE NATION(2015 米)

あまりハリウッドは観ないというイメージがあるらしいのだけど...はい、正しいです(笑)。基本的には映画館で観ることは皆無かな。でも、嫌いじゃないです。

ってことで、こういうのはやっぱり機内でみるに限る。実はどこでみるよりも一番自分の世界に入ることができる環境だから。イヤホンで聞いてるからなのかなー、すごーく入り込める。もしかしたら、空の上っていう異空間にいるから余計にストーリーがぶっとんでいても受け入れやすいのかもしれないね。

さて今回の新シリーズ。やっぱりね、女優がかっこいいんですよ、トムの映画は必ず彼が選ぶらしいのだけど、間違いなく女優がかっこいい。かわいいのではなく、かっこいい。いや〜、今回のレベッカ・ファーガソンはかなりやばかった。惚れる、女子でも惚れる!!!

映画は理屈じゃなくって、エンタメでいいって思わせてくれる作品。ストーリーであえて語るまでもなくだから、ひとまず観てない方はみてくださいな。願わくば機内で(苦笑。

Saturday, November 07, 2015

村上隆の五百羅漢図展

海外ではピカソの"ゲルニカ"と称する方もいるという村上さんの"五百羅漢図"、日本初公開です。平日夕刻だったからか、空いていたのでゆっくりと鑑賞、なんだか外国人が多かったかな。

巨大な画面を一望できる空間で一仏一仏ゆっくりと対面できることができて最高なひととき。さらにいえば、日本人にとって浮世絵と現代画の融合を学びながら観ることができること、かなり貴重体験ではないかなって思います。なにせすごいボリュームの説明があるんですよね、今回の展示。これもまた二重丸です。

個人的には、制作工房(これまたスゴイ沢山の方が関わって作り上げたらしい)での指示書やスケジュールが事細かに展示されていたのが一番面白かった。"アートってこうやって作りあげるの?”と改めて聞きたくなるくらい"広告制作"の進行スケジュールや指示書に似ていて、ついニヤリ。「喝!」とか「ボケ!!」とかおもいっきり書いてあるし。ちょっと親近感わいたりして(笑。

色んな楽しみ方があると思うこの展示。最後の村上語録映像もまた見逃せません。会期中にもう一度いってみたいと感じるくらい満足しました。オススメです。
http://www.mori.art.museum/contents/tm500/

Thursday, October 15, 2015

Réunion ou Encounter?(出会い、もしくは再会?)

「あ〜っ....!ご無沙汰してます...」と、3秒見つめ合った後の再会の瞬間。いやはやビックリした夜でした。

若かりし頃(もう10年くらい前)、楽しくお仕事をご一緒させていただいた相手との時間は貴重なものです。当然だけど私も若かった、相手も若かった。だから故にはちゃめだったけど、思い出深いこともある相手。なんだろう....顔みた瞬間にいっきに記憶が蘇る感じ、久しぶりに味わいました。当時ネタのごとく選んでもらった香水の記憶とかね(苦笑)。

昨夜はそんな不思議な夜で、これまた同時期にお仕事ご一緒していた方たちが時間を共有していた日だったらしく、私のことを思い出してお電話なぞ頂いてビックリ(正直、間違い電話かと思った)。いや、でもありがたいことです。

Facebookの「過去のこの日」機能が教えてくれたこと。昨年の今頃、私はこんなことを思っていたってリマインド。昔を懐かしむことはある意味ほっとする。だけど、やっぱり私は「今」を感じたいしワクワクしたいし、前に進んでいる私でありたいと思う。だからこそ、昨日再会した相手とは、今後どんな時間を共に紡ぐことができるのだろうって考えてワクワクしたいと思います。戦友?同級生?いや...同志?

変わらなく見える日常だけど、人って確実に変化しているもの。その変化に無意識だった自分にあえて、変化している自分を意識することをかしてみたらどうなるのでしょうか。たぶん、そこに気付きがあるのかな。そしてその後に、見えてくるのは無意識の変化の世界。自分でも意識してない世界。
今の私は、昨年の私に「ほらね」って言える時間を過ごせてる?私の明日は上じゃないの、前に進んでる自分でありたいのです。自分には負けたくない。

さて。当時選んでもらったchance (http://chance.chanel.com/ja_JP/)を今夜は纏ってみよう。似合う私になりましたか?

Monday, October 12, 2015

“Rotten Rejections”(まことに残念ですが...)

今や傑作として知られる名作たちも、採用過程においては全否定とも言えるボツをくらっていて、時には丁寧、時には直情的な不採用の手紙を受け取っていたことを知るにはもってこいな作品です。おそらく音楽家とも通じるところかもしれません。

「そうか〜、だったら私もまだまだ大丈夫...」と安心材料とするよりも学びとして著名人からボツにされようと、アメリカ全土からの私信で否定されようと「作家は書き続けた」ということなんだろう、って思います。

自由に生きている代償として、全否定も多いっていうのが"この"社会。そんなこともある、と笑える自分でいよう。心折れたらそこで終わりだもんね

Saturday, October 10, 2015

「SHUNGA 春画展」

週刊文春編集長が「春画」を3点掲載したことによって、"編集上の配慮を欠いた"と3ヶ月の休養対応となったことが昨夜報道されました。個人的には「なんで?」って純粋に思ったものの、一般的にはどんな印象なのでしょうか。

「春画」。国内ではデリケートな扱いを受け過ぎて、もっと公にされてもいいと思うのにそうなっていないart作品ですが、なんと今、永青文庫でたっぷり楽しむことができます。私もようやく足を運ぶことが出来ましたが、いや〜、面白かったというか笑いました。さすが"笑い絵"と呼ばれていた分野でもあります。つっこみどころ満載過ぎて、黙ってみるのは楽しくない。ついついご一緒した友人と話ながらの鑑賞。やっぱり多数で見るのが楽しい、というか江戸時代まではそうやって楽しんだ絵画だそうです。なんだろう...めんどくさいことは抜きにそのまんま楽しめばいいんだって、展示室を一つ見終わったくらいには思っちゃいます。だってだって、説明抜きに面白いんだもん。

たっぷり楽しんで、最後に訪れる「物販コーナー」。これがまた、スゴイですよ。こんなコーナーみたことないというか、よくできていてこれまた最後の一押しで楽しめます。ベッドカバーやTシャツ、座布団、トランクス...いやはや拝みたくなるほどウィットに富んでます。これ考えたツール担当者、楽しかっただろうなー。

さて、そんなこんなで最初のつぶやき。どうして3ヶ月休養対応なのだろう?やはり春画は現代の日本においても秘め事であるべきなのか?

皆さま、是非ご自分の眼で確認して判断くださいまし。
http://www.eiseibunko.com/shunga/

Thursday, October 08, 2015

贅沢ホームパーティ



お料理好きな友人がいると、ホームパーティの楽しみが倍増する。下手なお店にいくよりも何十倍も美味しいし、素晴らしい食材に心酔いそうになる。昨夜はまさにそんな時間。

ポワラーヌのパン、佐賀の黒いちぢく、今年初のモンドール、ホワイトアスパラにミラノ風カツレツ etc...震えそうな贅沢食材に囲まれた宴は、楽しい会話と共に気持ちがいいものです。Hちゃんもとっても元気になってきたし、本当嬉しい。

出会ってまだ1年たっていない友だけど、色々あった時間にたまたま出会った彼女だけど、こうしてまた笑顔で笑えて、美味しいものを食べて、ご一緒できることに感謝したいと思う。

たまには彼女のお母さんともご一緒したいな。

Wednesday, October 07, 2015

お稽古スタート!!

粋な和女への道、第一歩を踏み出しましたっ!

中村十美先生の教えのもと、なんとか一回めにして自分で帯を結ぶところまで辿り着いてご機嫌の私。一方で、先生からはあまりの所作のガサツさを苦笑いされたり(汗)。滑らせて羽織るとか...いままでの私の人生になかった言葉だわ。おほほ...ほほ。

なにはともあれ、とっても楽しかった&和顔だから着物似合うわと褒められて調子づいた私。自力で着て一ヶ月後にはお出掛けするという目標設定もできた(いや、約束させられた?)し頑張ろうっと♪

Sunday, October 04, 2015

Le Beurre BORDIER

フランスのバターといえば「ÉCHIRÉ」を挙げる方が多いけれど、私は「BORDIER」派です。

Paris帰省時には大量買い必須のこのバター、一番のお気に入りは"海藻"、二番は"柚子"。日本人の口にとっても合うんですよね。今年の購入分はリピート使いしていてあっという間になくなってしまったので寂しい気持ちになっていたら、昨夜の会でBORDIERの"海藻バター"がっ!劇うまし〜っ!!!!!

バター作り行程の“Malaxage”と呼ばれる作業を、普通なら機械ながら彼らは手作業。手間ならではの水分量と独特の風味を引き出してくれてると思う。

やはり人の手間がかかって美味しくな〜れの願いが入っているものは美味しいのです。

réunion 〜目黒な会社〜

楽しい記憶と共に時間を共有した友と過ごす時間は何よりの宝物。心から幸せな時の笑顔ってなんともいえないものであり、穏やかな空気が流れているよね。もちろん辛い記憶もそこにはあるのだけど、共有している空気感とでもいうのかな。久しぶりなのに久しぶりではない、そんなものが詰まっている気がする。

あえて思えば、私にとっての目黒な会社は色んな宝物がつまった場所だったのだろう。いまだにそのつながりはとても深くて、SFに暮らす友人Hちゃんによれば「ねーさんは、地味に誰よりも連絡とって会っている」ということらしい。自分では気付いていなかったんだけれど、ミラノのいる元上司にも同じようなことを言われたっけ。私が私でいられる、いやそれでもいいんだって思わせてくれた場所だったのかもしれないし、それがずっと継続しているってこと。間違いなく貴重だ。だから故に、確かに私はこの時代のメンバーといると心穏やかになる。いや刺激をうけているんだろうね。

誰もが最初にお世話になった場所(会社)に思い入れがあると思う。私も然り。だから未だに創業時のメンバーや上司たちにはお世話になっているし、仲良くさせていただいている。だけど、そんな場所から解き放たれて最初に出会った場所。ひよこでいえば、最初のお母さん的な空間ともいえたのが目黒だったのかな。まだまだ私という人格が確立していなかった頃です。

先月と今月、そんな時代のメンバーと都内で再会。みんなすごく温かくて、私にとっての帰る場所を瞬時に作ってくれた時間でした。愛があるってやっぱりすごいことなんだね。

みんなみんな、また会いましょう。
私はあなたたちを愛しています。

Saturday, October 03, 2015

薪能@増上寺

今夜は増上寺の"薪能"に行ってきました。

法要があって、火入れの儀式があって、厳かなムードの中始まる能の舞。内容はちょっと難しかったけれど、次回までにはもう少し理解できるようになっていたいな。

実は人生初のお能鑑賞だったけど、趣があって洗練されていて、そして奥深く、本当に素晴らしかったです。今更だけど、日本の文化ってやっぱりすごいもの。今回はじめての気付きとしては、歌舞伎ってわかりやすい庶民の文化だったんだなーってこと。能は本当に難しい、そしてちょっと神がかってる(だから、お寺で開くんだろうなー)。茶道や香道、華道含めて日本人足るが故えに知っておくべきものってあるんだな、って最近本当に思う。

最近ちょっとだけ「日本再発見」の気分かな。粋な和の人になりたい

The Ancient World



中東ワイン会でお会いした田村 公祐さんが出店されていると聞いたので、今夜の会のワイン調達に行ってきました。

土着品種が多いので、全く選び方がわからないからお任せな私。ギリシャのNemios Oenosという赤を選んでもらったよ。チーズに合うかなぁ〜。楽しみ♬

http://ancient-w.com/

Friday, October 02, 2015

Vin sélection de Miyu(1) ;"Cincinnato"@Cori Cisterna

Romeで買い付けしてきたばかりだというお肌ツルツルのDirettoreに薦めていただいたワインが、ちょっとエロくて美味しかったので記録しておこうかと...どこかで購入できるのかな〜。

毎度エロエロ言っていたら、「それってどんなん?」と聞かれるので、地味にシリーズ化してみます。私の中で、この子は30半ば管理職女性、組織の中でスキルと旨味を熟成している感じでした。

http://www.cincinnato.it/prodotti/vini-bianchi/illirio/

Thursday, October 01, 2015

大人な"ハンバーグ"

昨夜、NHK BSで放送でされていた「ミラノ・トップシェフたちの競演~余りもので何を作るのか~(http://www4.nhk.or.jp/P3690/)」がとても面白かった。普通に行くことができないレストランけれど、こんな素敵な試みがあったことを現地に居る時に知っておきたかったな〜。

ってことで、あっという間に影響される私。成澤シェフが地元の小学生向けに振る舞っていた「ハンバーグ」を見て、久しぶりに食べたくなって作ってみた。もちろん、勝手にひとりチャレンジで冷蔵庫の中の食材のみで作るのだと課してみる、という大人遊び付き。もちろん誰から何も依頼なんてされてないけど(苦笑。

ってことで、見た目も気にしつつで本日の一品。意外に素敵にできた気がする。じゃがいものピューレとトマトソースも作ってみたよ。完全リフレッシュ用の一人遊び、料理は気分転換に最高です。楽しかった〜っ&スッキリしたぜっ♪

Wednesday, September 30, 2015

ウィーン美術史美術館所蔵「風景画の誕生」@文化村

風景画を切り口にした展覧会というのは、そもそも珍しい。

毎度ながらの勝手な思い込みだけど、イタリア人や南フランス出身の画家にはありえない発想だもんな。雰囲気を描くっていう世界観。絵画の中に占める"人物"の割合なんて、まったく違う。特にイタリアなんて「おりゃ、どうよ。俺って素敵だろ」的なノリで大きく登場するもんね〜、ムキムキ筋肉と共に(←完全に偏見という噂もあるが..汗)。だから今回の展示を観ながら、やぱり人の小ささというか緻密さというかが気になってたまらなかった(リアルなサイズね)。本当に民族性ってでるものです。

数年前に、ご一緒した某香港人から「どうして日本人は桜を見て涙するのか?どうして富士山に向かって祈るのか?」と聞かれて答えられなかった記憶がある。日本人の私にとっては、それは普通のことだったから。なんてことを今回の展示をみながら考えた。ターナー然り、オランダ画家たち然り。季節感を時間と共に感じながら生きていた民族と、やはり日本はどこか似ているのかもしれない。

まだ始まったばかり。お時間あれば是非。

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/15_wien/

Sunday, September 27, 2015

「和」のパーソナルカラー

 「洋」と「和」のパーソナルカラー診断は何が違うのでしょう?

前者は自分の個性を如何に素敵にみせるかという観点が主となり、後者は環境と調和する色、まわりの人も美しく見える色、といった観点で選んでいくのだそう。「和」の代表である着物は、洋服と比較して色のインパクトともいえる面積が広い。だからこそ「調和」が大切とのこと。どんなに似合っていても強い色彩だとは「ほら、どうよ!」って感じになってしまう、なるほど"極妻シリーズ"が頭に過ります(笑。

あと元々選択する色が、合成色はまったく使ってない自然色のみ。だからとっても微妙な色彩でもあり、黄色人種でないとそもそも似合う色(且つ、見極められる)ではないのだそう。なるほど、いちいち面白いな〜。

ってことで診断結果。私は純白の白半衿に青みがかった桜色が似合う"さくらさんタイプ"となりました。でもって橙色系と緑系はNG(但し、青みがかった緑はOK)、紺より紫、薄い色よりはハッキリした色が似合うらしい。ほぉ〜っ

で、何気に気付く。友人にみてもらったことがある「洋」の結果とかなり似てるぞ。and ご一緒させていただいた他の9名の方は皆さん「淡い色」のラインナップになっているの、私かなり「濃い色」押しとなったようです。「ほら、どうよ!」タイプってことでしょうか?(汗。

自身の色を見つけるだけじゃなくって、日本古来の植物がもっていた色彩についてもお勉強になったし、和の素敵さを再発見。そろそろ私も和服の似合う女を目指してみようかしら。

■一般社団法人伝統色彩師協会
http://www.traditional-colorist.org/

Saturday, September 26, 2015

中東ワイン会

都内の中東へチラリ旅してきましたっ♪

知る人ぞ知る私とアラブ圏の関係ですが(苦笑)、やっぱり私はこのエリアのお料理が大好きなので、中東ワインを味わいながら食事ができる場所があると聞いて参上しないわけにはいきません。だってだって、なかなか都内にはないのだもの。

Dubaïに暮らす旧友にもそろそろ会いに行きたいと思っていたし、実際お仕事されていた素敵なホテルウーマンのお話は興味津々、大満足っ!どうやら横浜で女子会開催の噂も!? いやん、楽しみです。

さらにさらに中近東ワインをメインに扱っている方ともお知り合いになれて近々またお会いできそうだし、さらには札幌出身の方だったので、これもまたご縁だな〜って思います。

心底色々あったけど、私は間違いなくあの場所、あの時間に魅せられていたのだと思う。

そして未だに大切なものなのだと思う。心の故郷はフランスだけど、中近東は私にとって青春時代を暮らした場所って感じなのかもしれない。言い過ぎか?w

Wednesday, September 23, 2015

「境界」 高山明+小泉明郎展

難しい展覧会。漠然と観ていたら何故「境界」というテーマなのか、非常にわかりにくいというか難しかった...。
高山明さんの作品は、単純に言えば5つのディスプレイの中で"牛たちが干し草を食べる"というもの。漫然と観ていると気付きませんでしたが、一つ一つのディスプレイの間を歩いていくと、緑の中で沢山の牛たちが食べている映像から一頭だけが雨の中でただ立っているという映像に変化していっていることがわかりました。そして一旦戻って改めて全部を見ると、最初と最後は全く違う世界。少しずつの変化だと気付かない、つまり境界っていうのはわかりにくいものだということを伝えてくれているのでしょうか。
一方で小泉さんの作品。二つの映像作品が、主に人間の声に注力されて表現されていました。それも時にポツポツと、また時に苦しんでいるような絞り出すような感じの声です。解説によれば、「自分の思い出したくない告白を無理矢理頭の中から引出そうとしている」もの、もうひとつは「記憶障害をもった男性が思い出したいことを思い出せずに苦悩している」シーンらしい。ふむふむ、思えば正反対のふるまいですよね。思い出したいけど思い出せない、覚えたくでも覚えられない。でも、もしかしたらその"こと"というのは立場や空間によっては同じものなのかもしれない。これもまた「境界」があるようでないと気付かせてくれる。
さてここで戻ってこの展覧会のテーマである「境界」とはなんなんだろう。曖昧なもの、線引きなんて明確じゃないんだよ的なもの、つまり決めるのは自分の心と眼だってことか?な〜んて、最後のまとめは雑ですな、私。

開館日: 7 /31~10/12
開館時間:11:00~20:00
入場料:無料
http://www.maisonhermes.jp/ginza/gallery/archives/10076/

Sunday, September 20, 2015

ギフト


N.Yに暮らす大好きな友人が結婚式をあげたので、ささやかながらお祝いを送ってみた。ありがとうの言葉と共に送られてきた写真にのけぞった私。マジか?(がっつん熨斗付)
彼女の好きなスイーツが札幌本店故に電話で遠隔依頼だったけど、これはないだろ〜?日本語NG&海外仕様って言ったんだけどなぁ。ぶう

アメリカンの旦那さんが爆笑したらしい。ま、笑ったんならいっか。笑

Wednesday, September 09, 2015

TOEIC

2007年2月から受験してない。
なので、私のスコアはそこで終了しちゃっているんだけど、さすがにこれではいけないな〜と思っている昨今。

昨日のmeetingは90分一本勝負で英語。さすがにきっついな〜と思いつつ、相手から「聞いていた英語力よりもあると思うけど、勉強したの?」なんて言われて、ちょっと嬉しかったりして。本人はもしかしたら、ええ加減にせえよって思っていたかもしれないんだけどね。w

ってことで、しばし英語強化してみたいと思います。
ひとまず昨今はやりのskype英語でもやってみようかとアクセス中。頑張ってみよう!

Tuesday, September 08, 2015

「我が闘争」(堀江 貴文 著)

気付けば一気読みしてました。

日本人が誰もが知っているであろう堀江さん。一度だけV社時代にお会いしたことがありますが、オーラ凄かったな〜。というか、発言一つひとつがとてもキレていて、さすがだなって思った記憶がある。

本作は彼の最新刊。これまでもいくつか読ませていただいたけれど、今回はタイトルにもあるように"早すぎる自叙伝"。服務中に時間もあるしということで書き始めたもののひとつのようです。

世の中で知られている期間は全体の1/3くらい。あとは生まれ育った八女での出来事から大学時代を経て起業するまでのストーリー。なんか...面白かったな〜っていうのはちょっと失礼かもしれませんが、なるほどこうやって堀江貴文という人が作られていったんだな〜と思いました。やはり人間というのは、繋がっているものなんだろうね。

時代的にいうと彼は私とひとつ違い。
もっと色んな世界を店てほしい人のひとりです。突っ走るのは大変だと思うけれどね。

Sunday, September 06, 2015

英語で写真ワークショップ

写真が好きです。若かりしき頃、仕事でご一緒したアートディレクターやカメラマンの影響を多大に受けたからだと自覚していますが、一瞬を見事に切り取る人の"奇跡の時"が好きだったりします。絶対アマには真似できない。一方で自分のテリトリーで言うなら同じものを観ているのに、違うものを"切り取っている"ってことを知るってこと、相手が重要視している視点を理解することにもつながるからとても大事。人って驚く程異なるものです。
***
本日のワークショップはストリート写真に関する講義&実技前レクチャーの後に、銀座を1時間ほど自由に各々が構図をひたすら考えて撮影するというものでした。銀座で撮影以外は制約はありません。だから故に、ふらふらとカメラをもちながら観光客気分で観る銀座の街は面白かったな〜。"銀座再発見"的な感じもあったりして。

and then. クラスに戻ってからの撮影した写真をみながらItoi先生の講話が本日のクライマックス。自分の写真については勿論だけど、一緒に受けていたメンバーの写真の説明を聞きながら、かなり学びになりました。先生からのレクチャーによる気になるポイントと構図の作り方や色彩ポイント。なるほど、そうきたかっていう作品もあったり、ちょっとワクワクしたりして。皆それぞれのキャラクターがでていいものです、うふふ。


スマホの普及で写真がとっても身近になった故に、なんとなくスナップ的なものやニコパチ的なもの(Itoi先生は"日の丸弁当"とも表現してた)を切り取りがちだけど、敢えてアートを意識して撮影してみるのも自分自信の発見として面白いのかもしれないって改めて感じたワークショップ。帰りにご一緒したFさんに一眼レフを薦められやっぱり買おうかな、なんて思ったりして。私って単純?(苦笑)

Saturday, September 05, 2015

「Becquet CAFÉ & GASTRO PUB」@ZUSHI

基本的に、(国内で)"ここ食べにいった!"投稿はしない主義ですが、最近お邪魔したビストロがとても心地よかったので、備忘録がてら。
***
店名にある"ガストロパブ"とは、ご飯が美味しいパブのこと。ロンドンスタイルを踏襲し、オーナーが旅してセレクトしたという多国籍なラインナップのメニューは選ぶのに困ります。だってだって、どれも想像するだけで美味しい素材の組み合せなのですから。ワインはビオ。某ホテルで勤務していたかわいらしい女性がしっかりアドバイスしてくれるので安心です。私のおなじみ"エロワイン"セレクトも笑いながらあしらってくれました(苦笑。
ちなみに、ふんだんに使われている野菜は、逗子・鎌倉野菜を使っているとのこと。最近私のテーマでもある、フルーツと野菜の組み合せもしっかりと楽しませてもらいました。真似っこしたい!ってことで。うん、心にも身体にも美味しかった!!
近くにあったら、お邪魔したくなる空間です。近くの方、是非。
***
Becquet CAFÉ & GASTRO PUB
逗子市逗子7-13-4 http://www.becquet249.com/#id0

ブランド担う人として残念なことがあった。

好きなブランドだからこそ、対応ひとつが重要だなと思うことがある。
まるでSNSで無記名で気分なのでしょうか、その伝え方だとファンがいなくなっちゃうよ。ましてやブランドに責任をもつポジションを担っているのでしょう?

久しぶりに言葉の暴力を感じることがあった。
そして、好きなブランドだったからこそ、とても嫌な気持ちになったし、残念になった。
鉄の心をもっているわけではないので、本当に落ち込んだけれど、その一方でもう一度言う。残念になった。

ブランド構築は本当に難しい。
どんなステージにいる人に、どのように対応するのかが命取りになる。

本当に申し訳ないが、私はもうあのブランドを慕うことはできない。
海外に行ったときは別だけどね。だって、日本と違ってそのブランド体験をしっかり味わうことができるから。

Thursday, September 03, 2015

「日本スターバックス物語」( 梅本 龍夫 著)

ブランドについて勉強している時に出会ったのが、当時札幌に開店したスターバックスだった。

ちょうど出社前に早朝英語に通っていた頃だったので、7:10からのクラスが終わった後、いつもスタバに行って朝食をとりながら復習をする、という生活を送っていた。今思えば、絵に描いたような"スタバ体験"なのかもしれないね。間違いなく私の記憶の中にしっかりとスタバは存在しているのだから。

この本は日本のスタバの物語だけど、私にとっては海外でのスタバ体験の方が実は記憶に残っていたりする。もちろん国内でのスタバ利用も多いのだけど、店舗がここまで増えた後のなんとなくバラバラ感(PR担当の方にいわせると店舗のカラー)がうまく私の中でマージできてないのです。一方で「3rd place」というシュルツ会長の思いというか私が最初に感じたものを感じさせてくれるのが海外でのスタバ体験。N.Y 、トロント、パリ、サンフランシスコ、上海、香港、ソウルetc...。どの国や街にいっても、私にとっての安心の場所であり、帰る場所はスタバだった。もちろんwifiがつながるっていうのもあるけれど、どこでも同じ味であるっていうのはなによりもの他国での安心材料になるのだと思う。ペットにとってのペディグリーブランドと一緒だね。w

これからスタバはどうなっていくんだろう。
サザビーを離れてそろそろ一年。店舗は1100を超えるといいます。
楽しみだね。もっともっと注目してみよう。

Wednesday, September 02, 2015

大人の遠足〜鎌倉編〜

週末、鎌倉に遠足に行ってきました。かわいい弟分な子の職場訪問、ようやく実現。いや、弟なんていうのはおこがましいようなグローバリアンな子、尊敬するな〜。

久しぶりの鎌倉はとても気持ちがいいところでした。海も見れたし、波の音も聞けたし、なによりゆっくりと穏やかに時間が流れている。雨が落ちていたのはちょっと残念だったけれど、あれから行ってなかった場所に思いがけず立ち寄ったり、これまた記憶の上書きができてよかったって思います。最後に一緒に行ったところ、こうして少しずつ無くなっていくのはいいもんです(苦笑。

友人のホテル時代の同期が開いたビストロで大爆笑しながら食事して、次の遠足の企画まで考えてその日は散会。うとうとしながら都内に戻った素敵な週末。

気分があがる時間をありがとう。またね。

Tuesday, September 01, 2015

お弁当づくりは習慣だと思う。

その昔の私を思うと、毎朝お弁当を作っている自分に驚いたりする。

毎朝は基本的には珈琲のみ、昼は会社の友人と外食、夜は22時過ぎまで続く残業で食事をとる頃には「お腹空きピーク」は減少。だというのに、やっぱり一度口にすると止まらなくなってガンガン食事。あああ、身体にいいわけない。

当然ながら身体をぶっこしわして、だけでそれでもその生活を辞めることができなくって、若いからこそできたんだろうなって今更ながら思う。だけど、あの時代があったからこその今の自分もあったわけで。

お弁当生活を始めたのは、ひょんなことから。当時大好きだった彼からおっそわけでいただいたお母様の味を食べきれなくて、お弁当にしたのがきっかけだった。だから私の最初のお弁当箱は、パールライスの景品でもらったもの。それくらいのこと。会社の会議室で一人音楽(あの時は、クラシックのインターFMだった)をガンガンかけながらのランチタイム。それだけでどれだけ自分が自由になれたことだったでしょう。

その後、その記憶に味を占めたわけではないけどなんとなく作ることが習慣となって、今では完全に「弁当屋をはじめたんではないか」疑惑が起きる程の継続性。以前だと前日にイラスト書いて作っていたけど、今は朝の一発勝負。色味が寂しかったら追加でなんかちらっと作るってくらい、弁当おかず作りに慣れることができました。ある意味、私ってスゴイよね。www

明日の自分は今日食べたもので出来ていると思う。
外食も楽しいけれど、出来るだけ家で食べる食事を大切にしよう。それが母の教えでもあるからね。

Monday, August 31, 2015

二期会「魔笛」@BSプレミアム

お手伝いしている頃に一度だけゆっくりお話する機会があった宮本亜門さん。深夜に今回の「魔笛」を観ながらなんだかあの時の彼の表情や語り口調のことをふと思い出しました。

ストーリーを現代にもってきて、映像(プロジェクションマッピング)処理が満載。らしいな〜っていうか、会内で反発とかきっと会っただろうな〜とちょっと心配になったりして(苦笑。パミーナの幸田さんが相変わらず美しい歌声でした。久しぶりに生歌聞きたい...。

しっかし、ついつい観てしまったけれどAM3:00まではきつかった。眠い...zzz

Sunday, August 30, 2015

「戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!」(永井孝尚 著)

とてもわかりやすいマーケティング本。ちょっと珈琲の勉強がしたかったので、別の目的で大局を知るにはわかりやすかった。だけど、筆者のレビューを読んでみると、どうやら前著の「コーラ篇」の方が評判いいみたいだね。

ご縁あって、ここにでてくる会社2社のPRの方とお話する機会があったのだけど、当然ながら表面的にコンシューマにみえている姿と本体の差異はあるようです。それは悪い意味ではなく、なるほどなって感じでしょうか。そして、それを理解した上でやっぱりプロフェッショナルな仕事って素晴らしいなって"白旗"な気持ちになりました。ああ、もっと彼らと色々と話がしてみたいな。すごく勉強になる、やっぱりコンシューマビジネスのど真ん中。面白いよな〜。

仕事はやっぱりど真ん中にいるかどうかで、勘というか感覚というかが度儀済まされてくるものがある。そろそろ私もど真ん中でひりひりしたいな。ちょっとぬるま湯な毎日、怠けている気がして罪悪感です。

Saturday, August 29, 2015

Salon de Miyu ~ ワインについて英語で学んでみよう ~

I did a “Wine and English” event last night. My English teacher picked up some wine phrases- “Cult Wine”, “Horizontal tasting”, “Pop and Pour wine” – can you guess what they mean?

「ワイン英会話」をテーマに開催した"(番外編)Salon de Miyu"、今回も多くの方に参加していただいて終了しました。当初、M先生は心配満載で色々いっていたけれど、初の試みとしては自分でいうのもなんだけど盛況だったんじゃないからな〜、本当にありがたいことです。

なんでもいい、新しいことを始めるって体力と気力がいります。だから、少しずつでも小規模でも開催し続けているってことについて、私は自分を褒めたいと思う。こんな小さなきっかけでもいい、知り合った同士に何かしらの影響を与えることができるなら、それは素晴らしいことだと思うから。

お手伝いを続けているインタビューのお仕事で知り合ったRちゃん。私との出会いをきっかけに新しい道が見えたといってくれて、本当に嬉しく思う。私はちょっとだけ彼女の背中を押しただけだし、可能性が少しだけ早く見えただけ。本当頑張ってほしいと思う。薦めた私のエネルギーにもなるしね。

ありがとう、本当にありがとう。
人はやっぱり人に助けられる。小さなことでいい、私はそうやって生きていきたい。