Wednesday, June 22, 2016

「奥村雄樹による高橋尚愛」展

入館するとまず映像作品から観ることを促されます。この映像のpowerが破壊的に素晴らしい、一気にこの展覧会の意図を直球で訴えてくるのです。

勉強不足ながら私はこの両アーティストを知りませんでしたが、高橋尚愛に扮してインタビューに応える奥村氏の言葉。本人ではないはずなのに本人以上になっているというか、"演ずる"のではなくおそらくここに至るまでの二人のアーティストの対話の中から新たな"言葉や世界"が生まれてきた瞬間を感じるというか、なにより映像の中にでてきた言葉、"過去の記録ではなく未来の記録があってもいい"という意の力、ついつい映像を繰り返し観てしまいました。この映像を観て感じるだけでここにきた甲斐があったな〜。

帰宅して、入館時にいただいたパンフを改めて読んでみると、あの場で感じた何かと、アーティストの狙いというか伝達したかったことっていうのがどこかでクロスしている気がして、妙に嬉しくなった私。期間中にもう一度、観に行ってみようと思います。

久しぶりに頭殴られた感じ、かなりオススメです。

***
「自分のことを抱きしめよう。自己を他者として愛してみよう」
(奥村雄樹氏の解釈による高橋尚愛の言葉)
http://www.maisonhermes.jp/ginza/gallery/archives/54369/

Monday, June 06, 2016

Ramadan Mubarak!


今年も定例mailが届いた...本日からラマダンがスタートしたようです。

もはやどうやって解除してもらったらいいのかわからないメーリングリストに入っている私、こうして毎年ラマダン入りを知らせるメールを受け取ることによって、一年を感じたりもします(爆)。既に自身の生活には関係ないのだけどね。

この時期がまたやってきました。友たちよ、Happy Ramadan!!

Sunday, June 05, 2016

CHANEL Pygmalion Days 2016;

週末はピグマリオンへ。演目曲の一つだったストラヴィンスキーをCHANELで聴く、なんてとっても趣きある時間。もともとココシャネルが、ストラヴィンスキーやコクトー、ピカソを支援していたことから彼女が"ピグマリオン"と呼ばれていたんだもんね。

そして私にとっては、アンコールで弾かれていたサンサーンスがとても良かったな。Ballet出身者としては、サンサーンスといえば"瀕死の白鳥"。幼少時代に昨年亡くなったプリセツカヤの舞台を観た時のことがなんだか蘇りました。つい帰宅してyoutubeを検索してら、この映像。私が観た時同様にアンコールに応えて2度めを踊ってくれたプリセツカヤ。今のダンサーにはあまりない行動だよね。

夏の欧州、今年はBalletがシーズンオフだから観れないか〜。哀しい。

>今回のピグマリオンにご一緒してくれたKさん、ありがとね!!

Friday, June 03, 2016

Foodloss(食品ロス)

今更何いってるの、と言われるのを覚悟していってみる。

外食して残ったものを持ち帰りすることがどこでも普通となった自分がいます。海外では当たり前の行為なんだけれど、日本ではまだまだ普通ではないので、大抵お店にお願いしても断られることばかり。当然、食品安全問題とかだろうってわかってる。だけどそこをめげることなく、いいから包んでくれと言えるようになったのは...私が歳を重ねたからでしょうか?いや図々しくなったからでしょうか(爆。

今夜は絶対foodlossが許せない友人と食事をして、相変わらず残りをお包みしてもらって、さらに半分空けたワインを持ち帰っている姿を電車窓ごしに客観的にみて笑えてきました。その昔、Jardin du Luxembourgで一人ワインボトルを飲む怪しい日本人として囲まれたのにひよって、飲みかけボトル片手にホテルまで歩いて職務質問うけたよな〜(苦笑)。そりゃ〜、真っ昼間に半分あけたボトルを片手に歩いている日本人(当時20代)ってヤバイよね。。ああ、今夜はplastic bagがあってよかった。w

人生恥ばかり、いや、自由に生きてますわ、私。

Monday, May 30, 2016

Vigeland sculpture installation

帰省中に話題になったので備忘録。

95年に札幌芸術の森で開催された「ヴィーゲラン展」に魅せられて98年にノルウェー・オスロにある彼の公園を観に旅立ちました。当時の上司にオスロへ行くと言ったら、かなり変人扱いされたな〜。確かに当時は日本人がほぼ行かないエリアだから航空券も高かったし(笑。

此処に実際に行かなければみることができない"モノリッテン"は、眺めているだけで涙がでます。すごい迫力なんですよ、人間内面オブジェともいいかえることができる力作。いまだに目に焼き付いてます。個人的には「怒った少年」(Sinnataggen)が好きです。地団駄ふんでいる感じがとってもカワイイよね。一緒に写真まで撮りました(これね)。

彫刻って絵画と違って3Dだから、どう頑張ってもリアルなものでしか感じることができません。私にとって"実感"は何よりもの贈り物。 あの時にどうしても彼の作品を観たくなって実際に行動して観に行った私。今更ながら褒めてあげたい。:)

>Fusakoさん、 先日話題にしていたヴィーゲラン。芸森の野外彫刻はやっぱり最高ですよね!!

http://www.vigeland.museum.no/en/vigeland-park
http://www.artpark.or.jp/sansaku/museum/index.html

Sunday, May 29, 2016

Surmonter les souvenirs(ワインセラー)

仏ワインの多くは銘柄や畑、ぶどう品種ともに男性名詞。女性名詞の Romanée-conti(ロマネ・コンティ)やLa-Tache(ラ・ターシュ)などは珍しい部類のようです。さて...Sapporoからの帰還と同時にAkikoさんから譲り受けた"cave à vin"が我が部屋にやってきました。ええと...cellarの場合は男の子なの女の子なの、あ、そこ必要じゃない?(笑)。

どちらにせよ、因縁の世界から私を開放してくれる素晴らしい友に感謝が先なんだろうなぁ。仲良くします、cellarとの新たな出会い。

Tuesday, May 24, 2016

「秋から、はじまる」(喜多由布子 著)

相当いらついた...だけど、最後まで読み切ったらちょっとだけ清々しい気分になった一冊。それってなんなんだろう、きっといらつく主人公とどこか自分が似ているからなのかな〜。

帰省中に読んだ一冊、たぶん数年前に文春さんから献本してもらったんだろうな〜。正直まったく読んでいた記憶になくて、だけどどうやら途中まで読んでいた形跡はあり(札幌までのエアの半券が挟まっていた)、だけど読まなかったらしく。However, フラットに今回読むことができました。きっとその昔(7〜8年前)読み始めた時は、相当いらついたから最後までいきつかなかったんだろうな〜。正直今の私も同じ気分になったし、だけどなんとなく気になってしまって、夜中に起きて最後まで読み切ってしまった。その差ってなんなんだろう?

思い返しても全てイラつくのね、この主人公。全部人のせいにしている感じ、なによりも嫌い。頑張らないとか、諦めてそれって全て運が悪いとか理由づけるのとか、本当嫌い。だけどね、やっぱり人ってあるんだよってちょっとだけ思えるようになったのかな、許せるようになったのかな。誰にでもある、そういうところ。

母にも言われた。あなたくらい誰かではなくて自分とだけ比較して生きてきた人はいない、って。私の中では「いえいえ、あなたにそう育てられたのよ」って言いたかったけれど、母にとっては"勝手に育った"らしい部分みたい。もちろん個人的にうらやましーなーって思う人とかいっぱいいるけど、自分じゃないってどっか思ってるから。

だけどなんだろう。これが年齢を重ねるってことなのかな?
人ってそういうもんなんだ(私がどうやら違う)ってこと、わかるようになったのかもしれない。だから読み切れたのかな。

今、出会ってよかったのかもしれない。
久しぶりに学生時代の思い出にある人と会いたくなった。A島くん、あなたは今どこにいるの?

http://bookmeter.com/b/4163285407

Wednesday, May 18, 2016

cours de cuisine

尊敬する食友のHirokoちゃんがお料理教室を始めます!

昨日はデモレッスンに参加。前から教わりたいと思っていたPiroko家秘伝の唐揚げに加えて、Home Partyで活躍しそうな(さすが、元駐在経験者...)お魚のハーブパン粉焼き、シーフードグラタン、ヨーグルトムースの4品を教わってきました。ちょっとしたコツ色々教えてもらいましたよぉ〜。

料理に加えてお酒好き(爆)の彼女が開く教室だもの、泡を飲みながらの教室進行。完成した後に食しながらのおしゃべりタイムもそりゃ〜充実でございました。:)
今後はご自宅だけではなくて、出張料理教室もプランしているとのこと。簡単で美味しい料理の世界への伝道者、頑張ってほしいな。応援してるよ〜!!

http://maisondepiroko.wix.com/menu

Sunday, May 15, 2016

夢をかなえるアン・ドゥ・トロワ~ルグリと目指せバレエの饗宴

ルグリ歳とったな〜という印象と共に、それでもやっぱりカッコいいな〜と惚れ惚れしてしまうという一時間(笑)。ウィーンに行ってしまってからなかなか観る機会がないのだけれど、レッスン姿や立ち居振る舞いはやっぱりパリオペ時代のまま。ちょっとフランス語訛りの英語がとてもキュートでした。

さてこの番組。たまたまNHKをつけたら放映されていて、ついつい釘付けになってしまって途中から録画まで。数週間前に放映されていたローザンヌ出場者二人もでていたこともあって、私の中ではいい感じのコネクトです。

さて。選ばれた若手ダンサー達がルグリから学んでいく成長物語的な後半も興味深かったのだけれど、なにより気になったのは番組冒頭のオーディション。ゼッケンつけてバーレッスンを行う一次審査でのルグリの厳しいコメントはかつてのベッシー校長(パリオペラ座の元校長先生で20年以上前のローザンヌ解説者)を彷彿させるものでした。胴が長過ぎて脚が短い、頭とのバランスが悪いスタイル、脚が太い...etc. そうなのよね〜、哀しいかなバレエという芸術は見た目で決まってしまうことが本当に多くて、かつての私も相当脚の形で苦労しました。つま先というかトゥシューズでポワント立ちした時は美しいけど全体的な脚の筋肉の付き方の遺伝性が悪いって、セミナーで何度も言われたっけ(遠い目)。

最後の舞台はどうやら来週全てを観ることができるようだけれど、ゼンツァーを踊った二人のパートナーシップは若いからこその未熟さが先行してしまった感があります。とはいえ、本当にダンサーとしてやっていこうとしたら、やっぱりそこは課題なんだろうなって思います。私も初めて男性ダンサーとパートナー組んだ時は泣きそうになりましたから、あまりの難しさに...。

最近はまったく踊っていない私だけど、やっぱりバレエは私にとっての原点。
今年も観に行こう、なんて思いつつ朝から延々とDVD三昧の私です。w

http://www.nhk.or.jp/classic-blog/100/244713.html

Friday, May 13, 2016

Buddhism

某食事会でご住職の方と席が隣り合わせとなり、気付けばテーブルの一角で宗教談義(全くそういうテーマの集まりではない...w)。いや〜、有り難い2時間を過ごさせていただきました。

Amazonの"お坊さん便"について寺側の意見と解釈、朝ドラで注目された"白い喪服"の由来、最近ブームの仏画の"大人のぬりえ"に求められていること、ブッディスト・ネームと戒名の関係、仏教業界の若手とベテラン闘争(?)など、目から鱗話がいっぱいであっという間の時間。日頃、ご住職にラフに話を聞くなんて希有なことだし偶然とはいえこういう機会は有り難いよね。

お会いしたご住職のお寺ではyogaやらお茶会やら色々チャレンジしているみたい。スマホ対応しているH.Pもかなり丁寧に作られていて感動。開かれた宗教とは何なのか、個々に考える時なのかもね。

http://sengyouji.com/

Thursday, May 12, 2016

はな椿の会(落語会デビュー)

今宵はお世話になっているオジ様の高座へお邪魔してきました。人生初の落語、特に予習もしてなかったし最初はどうなるものかと思いましたが、いや〜楽しかった!!

噺家さんでもあるオジ様は、普段お話していてもとってもお話上手の方で、昨日のお誕生日でなんと76歳になられたと聞いてびっくり。ほぼ父と変わらない...ひょー。

本日初お披露目だったという金平師匠(オジ様)の「八五郎出世」、今年1月から準備をはじめてからお稽古を続けてきたそうです。御年76歳だというのに、新しい噺を一から覚えるなんて尊敬します!いややっぱり、探究心って人を前進させるんだね。

日本再発見、そして師匠から刺激いっぱいいただきました。この出会いに感謝。

Tuesday, May 10, 2016

「GOING THE DISTANCE(遠距離恋愛)」(2010 米)

夜中にTV放映をしていてついつい観てしまった。ドリュー・バリモアとジャスティン・ロック。プライベートでも一時付き合っていた二人だから息もぴったりという印象の作品でした。

西海岸と東海岸という遠距離恋愛。同じ国内でも5時間かかる距離だから、日本のそれとは全くことなる感覚かもしれないね。かつて香港に暮らす元彼との距離は国境越えての5時間(時差は1時間だったけれど)と思えば一緒か?

観ながら思ったのは、今の遠距離はかつてものものとかなり違うんだってこと。Skype使えば顔を観ながら話をできるし、ネットや電話を使えばかなり連絡をとる手段はいっぱいある。まだまだ海外通話が高かった時代(もう10年くらい前)に海外遠距離だった私は、かなり公衆電話とテレホンカードにお世話になったっけ。家の電話でかけたらお金が怖かったから。

そんなこんなでこの映画。恋愛ものでありながら、仕事について考えさせられるものだった。
どちらかが我慢することではなくて、お互い歩み寄りたいと望む生き方、だけど自身のチャンスを求めたいという考え。たぶん日本にはないものだな〜(今の世代はわからないけど)とふと思ってしまった。

副題についている、"彼女の決断"とは何なのか。
やっぱり考えました(苦笑。

時代も流れているってことも加味すると、オススメ星3つくらいかな。

Saturday, May 07, 2016

初・青梅駅

大学時代の友人は貴重だ、と年齢を重ねる度に思う。しかも東京に暮らしている友人は数少ないこともあって、こうやって一緒に過ごせる時間があると本当に嬉しくなる。

彼女の場合、しばらく海外で暮らしていて(日本語教師さん)さらに帰国してからは大学院にいってなかなか時間も合わなかったこと、そしてなにより都内からちょっぴり遠いとこに暮らしているのよね〜(苦笑。ってことで、今回お家でBBQやるよと声をかけてくれたこと、本当に嬉しく思います。ありがとー!!!

S子は大学時代に入っていたサークルの先輩と結婚していることもあって、二人&お友達も実は北海道の人が多くって会話がめっちゃ北海道弁。いやーん、懐かしいわ(笑。でもって、でてくる単語というか場所というかエピソードにちょっと懐かしくなる。嬉しくなる。そうよね、そうそうって感じ。

もう出会ってから20年はあっという間に過ぎてしまっていて、だけど全く変わらない会話というか、いや...昔よりも少しだけ力が抜けた感じの彼女と一緒にいると、ちょっとだけ自分が費やしてきた時間によって作られた鎧を感じたかな。

仕事をしているとどこかスイッチが入ってしまって鎧と仮面をつけてしまう私。学生時代の私、そもそもの私ってそういえばどんな人間だったんだろう。

Wednesday, May 04, 2016

今更ながら、最近気付いたこと。

この年になってようやく気がついたことがある。私はどうやら同年代含めての日本男性にとって「普通じゃない」とか「手に負えない」というカテゴリに入れられているということ。そしてそれは、過去に外国人と付き合ったことがあったりとか、周辺に外国人男性がいるという率が高いことに起因しているらしい(もちろん、私の性格もあるだろうけど...汗)。

実際にお会いしたことがある人にはきちんと伝えているけど、別に私は外国人好きではない。というか、そもそも英語が苦手だし日本語でコミュニケーションがとれるんだったら、それはなによりものhappyなことだと思う。だけど、伝えたいっていう気持ちがある人の声は聞きたいといつも思ってるんだよね、同じ言語ではなくてもボディランゲージだけでも私は聞きたいと思ってた。でも、それがどうやらダメみたい。同じ日本語を話す人に対しても一緒だったのに...。

たまたま出会って、ある一定期間ご一緒したことがあるというのが他国の人が多かっただけで探しているわけではない。そもそも初めて付き合った外国人=イエメンの人と知り合ったのは、会社帰りの終電でいつも一緒だった人のたまたま上司だったというだけ。だけど、彼と過ごした時間がそれなりにあって、それによっての私自身の変化もあるのかな。完全に「ラベル」化されたみたいだね。

「外国人と一緒に過ごせるあなたは、日本人じゃ満足しないでしょ」
なんて面と向かって言われて、頭がおかしくなりそうだった。「男ってそんなもんだよ、満足しなさそうじゃん」だって。

なぜにいつもこの時期にこんな気持ちになるんだろ。
あああ、もうすぐお誕生日なのにな。

Tuesday, May 03, 2016

Cadeaux d'anniversaire

GWということもあってタイムラインはおもいっきりvacationモード。私はおとなしく日本、それも都内にいるので羨ますぃ...。:(

さて、そんな中で昨年ミラノで知り合ったOscarからsay helloメールが届きました。実はお誕生日が4日違いの彼。少し早めのbirth day voiceメッセでしたっ〜!!やばい、生声ってちょっと嬉しいぜ。愛犬のお散歩中という彼にとっての日常でふと思い出してもらえただけで、私にとっては何よりものギフトです。

Grazie,Oscar!!

Sunday, May 01, 2016

スペシャルBBQ


大好きな友人宅でのBBQを開催しました。一ヶ月以上前にプランしたとはいえ、びっくりするくらいのスペシャルのお天気。かなり朝からテンションあがります。

出会ってようやく一年くらいの友なんだけど、彼女とお母様含めてホントに嬉しくなるような距離感でご一緒させていただいていて、私にとっても東京の母・実家といえる場所になっているのかもしれません。本当に嬉しい時間、嬉しい出会い。

昨日のBBQはさらにさらにスペシャルで銀座・M会館のシェフが食材含めてオーガナイズしてくれて、さらにはチーズ卸のM男くん、パンな友も参上、ヤバイ...この食材頭おかしい(笑。

そして何より、集まってくださった方々に感謝。「食」をテーマにみんなが集ってこんなに楽しい時間を過ごせるなんて、みんなのパワーです。

次は蚊がおさまった頃?また一緒に遊びましょ。大好きです、みんなみんなありがとう。


Tuesday, April 26, 2016

Les personnes affectées(影響を受けた人)

私の人生で間違いなく影響を受けた人といえば、同じBalletスタジオで踊っていたYayoiちゃん(写真左:既に20年くらい前の写真から許してもらおう)。彼女のライフスタイル全てが私にとって憧れで真似したくなる存在だったんだよね〜。
彼女が着ていた服(スペインデザイナー)や鞄(SOHOの新鋭デザイナー)、アクセサリー(イスラエルのデザイナー)といったアイテムを如何に自身にアレンジするセンスとか、Parisで待ち合せしたcafeで巧みにフランス語を話していたりする格好よさとか(結果、フランス語学校に入学した)、親子三代でスリランカにアユールベーダ受けに行った話とか、20歳そこそこの私にとっては、ぜんぜん気張ってもいない彼女の感じが異国な存在でした。いや、そのナチュラルな感じが好きだったのかな〜、今思うと。

そんな彼女がお仕事でこちら(東京)に来るので会おうなんて15年ぶりに連絡くれた。いやーん、ドキドキする。元彼に会うよりも心高鳴る私って、ちょっとヤバイのか?だって...本当に素敵な女性なんだもの。

朝から久しぶりに何を着ていったらいいのかなんて、着せ替え人形状態です。いやーん時間がない、遅刻するぅ〜!!!!!!
(※写真はOpera Garnierを観に行った1990年代後半。Marie-Agnès Gillotがまだプルミエールだった時でした)

Friday, April 22, 2016

Réunion avec Caravaggio!?


上野で開催されている「カラバッジョ展」が人気らしい。今期最後のクラステーマにもなっていたし、今月入ってから特別番組も多いしその影響なのかな。だって、カラバッジョって日本人にとって有名な画家ではなかったもん、気性も荒いし、破天荒だし(苦笑。

私はまだ時間が作れていないんだけど、Mie先生が「Londonで10年前に会って以来の作品に、東京で会えて感慨深かった!」と語っていた"エマオの晩餐 http://pinacotecabrera.org/…/collez…/opere/supper-at-emmaus/ (ミラノ版・上)"が来日しているとのこと。いえーい、私は昨年夏にミラノで会ったぜ、なんて思いつつも当時はLondon版(下)を知らなかったので、改めて向き合ってみたいな〜なんて思ってるところ。

殺人を犯して4年逃亡していた彼の心の変化、観ている人が巻き込まれてしまう抜群の画力。さて...いつ行こうか。

Thursday, April 21, 2016

「息子に贈ることば 」(辻仁成 著)

ようやく読み終わった...。実は先月の旅にも持参していったんだけど、結局読み進めることができなかった一冊。

毎日の彼のツイートはすごーく色んなことも感じながらチェッックしているんだけど、なんだか"本"として目にするとちょっと自分の中のものと差がでていたのかな〜。妙に時間がかかっちゃった。

言葉って面白い。自分とのタイミングがちょっと違うだけで、単に目の前を通り過ぎる「音」になってしまう。一方で自分と重なった時に与えられるもの、それは莫大過ぎて、一生忘れることができない「意味ある」存在になったりする。辻さんが書かれた小説の中での言葉も、実は私と通りすぎることなく留まっているものもいっぱい。だからこそ、今回のこの本の言葉が不思議とそこに「いる」感じがしなくってビックリしてしまった。これって一体なんなんだろう。

今だに私が感じていることだけど、手書きしている言葉とメールして打ち込んでいる言葉って差異がある。辻さんがどうやって小説を書かれているのかわからないけど、もしかしたらこの違和感ってそこの差なのかな?毎日流れていく文字を紙に変換した作品。

言葉ってやっぱり面白いね。

Wednesday, April 20, 2016

メール&電話&ソーシャルメッセ

まただよ...なんて思いつつ、ここまでくると気になる。
あああ、やーね。また振り回すつもりかよ、いやそこにのっかる自分もいやだ。

絶対連絡しないもん。

Saturday, April 16, 2016

現代のゴヤ?

1700年代後半に活躍したスペイン宮廷画家"ゴヤ"話から、彼の何に対しても"ひよらない"スタイルは、現代でいえば"アイ・ウェイウェイ(http://www.aww-ayamaranai.com/)"なんじゃないか、なんて話の展開を遂げた本日の会談。

権力に抗うイメージが強いゴヤ。どこまでもグロテスクな程に真実味(リアリティ)を追求したゴヤ。有名な黒い絵の一つとして描かれた「我が子を食らうサトゥルヌス」なんて、現在観ることができる状態からですら恐ろしさでいっぱいになるけれど、実は制作当時はサトゥルヌスの男性器が勃起した状態で描かれていたことがその後のXレイ調査で判明していることは有名です。我が子を喰らうくらいの精神状態だったサトゥルヌスの興奮度合いを表現したかったのかもしれません。誰にも見せるつもりではなかったというこれら作品群、なんでしょう...私は女性ではありますが、それがなによりも真実というかリアリティであるような気もします(神話の世界だけどね)。

最終的には対政治問題から身の危険を感じて、ボルドーへと亡命したゴヤ。最後の最後に描かれた"ミルク売りの女"に初めて彼の安らぎを感じることができます。勝手ながらに救われる気がしてちょっと嬉しくなるな...。

リアリティを伝えることは、実はなによりも危険なことかもしれない。本人もわかっていたとは思うけど、そこを避けることができない、そんな不器用であり正直な人だったのでしょう。

そして現在の"ゴヤ"ともいえるアイ・ウェイウェイがまたも昨今ニュースになっていました。彼にとっての安らぎの場所と表現ってどこなんでしょうか。同じ時代に生きているが故、しっかり見届けたいと思います。

Monday, April 04, 2016

機内映画;「エイプリールフールズ」(2015日)・「アンフェア the end」(2015日)

先日の旅の途中で観た映画を2本。海外エアラインだったので色々なセレクションがありましたが、やっぱりぼけ〜っと観ていられる邦画をチョイス(機内ではせめて英語はさけておきたい)。どちらも頭空っぽにしながらみれた娯楽でもあったので十分楽しむことができました。

まずは「エイプリールフールズ」。ちょうど数日後がエイプリールフールだったから、地上波でもやってましたね。色んな人がどんどん出てきて、ちょっぴりつながっていたりもするドタバタコメディ。まったくをもって感情移入するわけもない両極にある映画ですが、十分楽しめました。ま〜、お金払ってこれみたら怒りたくなっただろうけどね(苦笑。どうやらテレビドラマの「リーガルハイ」のスタッフが作った作品ということを後で知って納得。確かにそういう路線だね、これは。

二本目はドラマ「アンフェア」の完結編。昨年すごーくこれ番宣やっていたよな〜って思い返しつつ、ドラマ自体のどんでん返し具合が好きだったので迷わずチョイス。がしかし、ぼけ〜っと観ていたらついていけなくなって2回観ちゃった(苦笑)。裏の裏ってことはよくわかるけど、「うーん、それって本当にするのかしら?」とか「ああ、なんだかんだいって味方なのね〜」とか色々思ったりもするけれど、篠原涼子がたまらなく美しくって無駄にキレイだから(笑)許してやろうか、と。ちゅうか、篠原さんってどんどん美しくなるよね〜、理想だわ〜。

機内での映画チョイスは意外と重要で、うつらうつら休みながら観れるくらいのものっていいかもしれないって思う。しかし250種類の選択枠があるチャネルって意外とワクワクしたな。また次回に期待しよう。

Sunday, April 03, 2016

Children's Games(子供の遊戯)

アート表現には国民気質というものが不思議と表れると思う。イタリア人はやっぱり俺ってすごいだろ的な声が聞こえてきそうなムキムキイケメンを描くし、愛の国フランス人は肌がほんのりピンクがかった可愛らしくロリがはいった女性を、闘いの国スペインは暗黒の世界が印象的なドラマチックな世界を描く。

さて、北方系つまりネーデルランドやベルギーといった人たちは?広くもない空間にぶわ〜っと沢山の人を描く、そんな傾向があるのが北方系の一つの特徴。でもどうしてそんなことするんだろ?

Bruegel(父)の作品の一つであるこの絵のタイトルは「子供の遊戯」。誰が数えたのでしょう、90の遊びと230人の子供が描かれているそうです。でもこの子たち、本当に子供なんでしょうか?顔はみんな大人に見えませんか?でもって遊びのひとつひとつもみてみると、なんだか意味深いものがあったりアラレちゃんの"つんつん"的なものもあったり。うーん、これまたなんでこんなテーマ描いたんだろ?言いたかないけど、これが描かれた時代(1550年)って、ミケランジェロは宗教改革のタイミングの最中、教皇に依頼される宗教画に苦悩していた時期。一方で北で子供の遊びってね〜(苦笑。

ってことで国民気質。昨年訪れたベルリンでも感じたけれど、一筋なわではいかないというか、単純ではないというか、ストレートではないっていうのが彼らの特徴。だからきっとこの中にも込めたメッセージがあるはずです。

同じ遊びを飽きることなくずーっと続けていられるのが子供。だけどそれって本当に子供だけでしょうか。大人の方がだめな遊びに身を投じて抜けきれないことありませんか。だめよ、だめよもなんとやら、実はそこに人間のもろさや愚かさをみることができるのかもしれませんね。美味しいもの食べたいし、シャンパーニュはやめられない、いつまでたっても痩せられない私はその典型です(苦笑。

表現に対して実はとっても骨太だったBruegelが今生きていたら、どんな世界を描くのだろう。彼は何を伝えようとするのだろう。話をしたらきっとめんどくさいおっさんなんだろうけど、私にとって会ってみたい画家の一人です。

Friday, April 01, 2016

La Primavera(春)

Londonから先生が帰国し、お勉強月間開始。一人目は"Botticelli(ボッティチェリ)"、滑り込みで行ったばかりの"彼"です。

今回テーマとして先生が掲げられているように、確かに有名で露出が多い作品は“知っている”と思いがちで、知っている情報や先入観が先立ってしまい、まっさらな気持ちで向き合うことが難しいかもしれません。知識が先行しちゃうっていうのでしょうか。

例えば、門外不出で一度もイタリアから出たことがないこの子もそう。あまりにも有名過ぎて、「何故この作品が有名のか、何がすごいのか」なんてこと考えたこともない。ましてや「何故この作品は"春"という名前がついているのか?」ということもね。

さて思えば、何故にこの作品って「La Primavera(春)」なんでしょう?しかもたまらなく抽象的なタイトル。15世紀のイタリアで描かれた作品は基本的には「聖母子と○○」とか「ダビデ」とか「洗礼者と○○」とか若干説明的なものが多いのに、いきなりこれだけ「春」。ヴィーナスに天使、三美神、ゼフェロスとクロリスが作品内に共存していて、神話を描いていると思っていたけど、言われてみたら、そんなシーンないし、春の話でもない。あれれ?

ってことで、キリスト教のスイッチをONしてみる。不思議とヴィーナスと思われる人の上には半円が見えてくる、あれれもしかしたらこれってマリア?"春"っていえばイースター=復活ってこと?

今まで思い込んでいたことや凝り固まっていた先入観が、ちょっとした言葉によって、まったく違う世界に見えてくる。私たちの日常もそんなことばかりだよね。知るって本当に大切なこと、耳を傾けるってもっと大切なこと。

Tuesday, March 29, 2016

ボッティチェリ展

またも滑り込みで、本日はボッティチェリ回顧展。忘れていたけど、こちら上野は花見シーズンでしたね、激混みでした(笑)。

その生涯のほとんどをフィレンツェで過ごした彼の眼に映っていた世界は、まさにルネサンスな配色で、先週観ていた色彩とは全く別。空気なんだろうか、空なんだろうか、ちょっとだけ黄色みを帯びた赤や緑といった色が眼に入ります。ほんとこういうのイタリア的なんだよな〜。

個人的には、フィリッピーノも亡くなったあたりからのちょっと暗く詩的かつ哲学的な作品が気にいりました。単に明るいだけじゃない部分の表現、人間らしくて嫌いじゃない。

次はフィレンツェの光の下で会いたいな。今年の夏はミラノだけではなくてフィレンツェまで行こうかな。

Sunday, March 27, 2016

Le voyage touchait à sa fin(旅を終えて)

海外に暮らす"大好きな人に会いに行く"旅をはじめてから一年半。さすがの無鉄砲な私ながら後回しにしてしまったのは人間の弱さで(単なるタイミングもあるけど)、結果として会えたときの感情の揺れとかハンパなかった。お互いに"10年って?"思ってしまう程、心地よい時間。

しかも今回はアクシデント続きで、そもそもの観光チックなことは全て頓挫して、ずーっと一緒にいたからっていうのもあるでしょう。ヤバイくらいの保護者っぷりだったしね(苦笑。

距離感的にはもはや家族な人。うまくいえないけど、本当に心地よくイラつける時間だったんだと思う(苦笑)。そんなすべてが嬉しかったし、これからはまた一緒な時間を過ごせる、いや過ごしたいと思う。
今回はなんだかいつもの旅と違う時間。だけど必然だった旅。またひとつ。

Wednesday, March 23, 2016

世界のDOOR

10年ぶりの再会は、やはり今だったと再認識するものでした。

待ち合せ場所に到着した瞬間、会っていなかった10年間がまるでなかったようなくらいの笑顔で抱き上げてもらってくるくるまわって、まるで映画みたい。あああ、この手の中に帰ってきたんだなって(笑)。ま、別に男女の仲ではなかったのだけど、なんだろう...懐かしいというか安心な場所というか、本当近しいお友達というかお兄ちゃんというか。いやはや、うまく言えないけど嬉しかった。

ホテルまでの道のりお互いの近況をぶわ〜っと話をしてキャッチアップしたり、ここでの彼の日常世界を教えてもらったり、昔と変わらずよく話をしたな〜。そして最後は私の至らない点についてがっつり叱られました(苦笑)。そう、彼はいつも私を叱ってくれた。

私はどうしてこの人の手を10年離していたのだろう。あの時、どうして別の手を選んだんだろう。
ホッとできつつ、やっぱり不器用というかワタワタしちゃうけれど、また会えるようになった気がして嬉しくなった。

時間をつくってくれてありがとう。

Monday, March 14, 2016

叱られた

ある人に言われた。
あなたは究極的ににお人好しだ、と。そういうことしていたらバカをみるよ、と。
自分の人生を振返ると否定はできない。いや、そもそも母には昔から言われていた。いい加減にしろ、と(苦笑。

だけど、どうしても治らない癖みたいなものでこうして生きてきてしまったんだよね。
損しているんだと思う、もっとうまく生きたらいいのだと思う。だけど...できないんだよん、これが。あああ、情けない。

一方で友人たちは言ってくれる。そういうあなたが好きなのだ、と。
最近改めて考えちゃうけど、大切な人たちがそういってくれるのならいいのかな、とも思う。

ああ、単純な私。
だからきっと治らないんだね。







Friday, March 11, 2016

『WOMEN:New Portraits』 アニー・リーボヴィッツ

 「こんなところで本当に展覧会が開催されているの?」。人間よりも車が多いとさえ感じる倉庫が立ち並ぶ東雲に突如現れたアート空間。なんだろう、外からみる景色とはあまりにも異なる心地よさ、気付けばとても長居していたようです。

アニー・リボヴィッツは数多くの著名人のポートレイトを撮り続けている写真家、今回は彼女が1999年から始めた「Woman」シリーズが公開されています。世界10都市の巡回展の2番めのTokyoながら、既に前回のLondonの時に加えて最新作も公開。本当にいつまでも探究心というか欲求力というか衰えることを知りません。シャッターを切らずにいられない何らかの感情が常に溢れでているのでしょうね。本当にパワフルな人...意志ある人、憧れます。

さて今回の展示ですが、もちろんオリジナルの写真展示はあるものの(かの有名なジョンとヨーコの写真もある)それ以上に興味深いのは、会場中央にあるパイプ椅子が並ぶデジタル空間と奥にある暖炉風の写真集が積み上げられたスペース。私もここでかなりの時間を費やすことに...。昨年ミラノで訪れためちゃデカ写真集シリーズに納められた写真を一枚一枚堪能しながら、あまりの面子に驚愕したらドキドキしたり、今回の展覧会の隠れキーワードであるらしい「対話」の時間をいっぱい過ごしました。本当満足だし堪能って言葉でいっぱいです。


会期は13日までですが、週末もし幸せなことに足を運ぶ時間がある方がいたなら、一人ではなくて二人で是非行ってもらいたいな。「WOMEN:New Portraits」は、写真展でありながらも、対話の場でもあるという空間。そしてさらに言うなら、アニー・リーボヴィッツという人間の心に触れる空間なのだと私は感じました。だからいっぱい感じて欲しいし、味わって欲しい。間違いなく2016年に訪れた展覧会ベスト5に入ると(勝手に)思っています。

https://www.ubs.com/micro…/annie-leibovitz/…/exhibition.html

Sunday, March 06, 2016

nouvelle chinois


昨夜も豪華な食事会@Hiroko邸。今ではすっかり人間向のお料理談義(苦笑)が出来る佐野くんを招いてのデモな時間はめっちゃ勉強になりました。ここは食メンバーばかりなので、色んな意見や感想がでて本当に面白い。

ってことで、チョッパー仕様のサラダとヌードルメーカーのデモ麺を使って、Hirokoちゃんとゲストシェフが素晴らしいマリアージュを生み出してくれました。やっぱり料理人って凄い、家庭でこの味食べることできるんだもんね。感動。

とろぷる豚足で今朝はお肌がぷるっぷる。今回も本当にごちそう様でした!いつもいつもありがとう。

>Special thanks, 佐野くん。久々ゆっくり話せて楽しかったよ〜、またね!!

Sunday, February 21, 2016

CHANEL Pygmalion Days

雨の日にはブラームスがよく似合う。

久しぶりのPygmalionの主役はチェロ。楽曲はブラームスの"チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38"が選ばれていました。

チェロが歌い始める第1主題は、穏やかながらもどこか寂しげで、情感のこもった旋律が奏でられます。その後、この主題は変化を加えてピアノに受け継がれ、チェロの方も次第に激しさをましていきながら寄り添っていくメロディはなんとも心地がよいものです(←な〜んてちょっと語ってみたくなる余韻に浸り中...w)。

奏者はまだまだ若手ですが、ブラームス好きだというのがとっても感じられる演奏で素晴らしかったです。若手が活躍するこの企画がこれから継続されることを期待します。

http://www.chanel-ginza.com/nexushall/

Saturday, February 20, 2016

「Les Leicas de Doisneau」@Leica Gallery Tokyo

京都とほぼ同時開催となるロベール・ドアノーの写真展。昨夜、銀座で開催されたレセプションにお邪魔してきました。

ドアノー氏の言葉の中で、私にとってとても印象的なものがあります。"僕は自画像しか撮れない"、つまり彼は感情移入した時しかシャッターを押せなかったんだそうです。ひょー、かっこええな〜。昨今のデジタル文化、多くのフォトグラファーも多分にシャッターを切っていることを考えるとこの言葉はとっても重たい。

そんなことを思いながら作品を見ていると、ここに表現されている全てが彼が切りとった彼の自画像=彼の顔なんてことがコネクトしてしまって、妙に色々考えてしまいました。写真の切りとり具合ってその人自身を知るエッセンスに溢れていてやっぱりいい。むふふ

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この溢れんばかりの豊かさを提供してくれる世界で自分を見失わないために、私が生み出したゲームの規則がユーモアと慎みだ。
それは、超えてはならない境界を私に示してくれる。
-ロベール・ドアノー

Friday, February 12, 2016

Bean to bar chocolate 〜Salon de Miyu Valentine special〜

”Valentineは毎年手作りchocoを作っています”という方も、それって実は市販チョコを溶かして固めているじゃないでしょうか?

いやいや、それは本気(マジ)なチョコ作りではありません!今年はもう一歩踏み込んで、カカオ豆から手作りチョコレート作ってみましょう〜、なんてテーマで開催させていただきました。

本日昼夜の2部開催でしたが、昼はお子様も来ていただいて楽しい時間に。チョコがどうやって出来ているのか、ちょっとだけお勉強しながらも作業に没頭。楽しんでいただけて嬉しい限りです。こういう子供たちの姿、なんだかいいな。ふふ
また企画しま〜す♪

◆本日のカカオ:インドネシア、タンザニア、トリニダードトバゴ

Wednesday, February 10, 2016

「東京アートミーティングⅥ "TOKYO"-見えない都市を見せる」

14日で閉幕になってしまうので「オノ・ヨーコ|私の窓から」と合わせて訪問してきました。理解できないことがいっぱいで、頭が壊れた〜っ!!(爆爆爆)

現代アートっていつも自分にとってのチャレンジなのだけど、今回のはちょっとハードル高かったなぁ〜。オノ・ヨーコさんのNY時代の作品のフィルムとか後頭部殴られた感じだったし(苦笑。

ってことで、蜷川実花ちゃんのお部屋でほっとする私。らぶり〜な仕上がりでちょっと満足。w

http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/TAM6-tokyo.html…

Thursday, February 04, 2016

記憶に残る人

忘れられない記憶がある、忘れられない人がいる。彼はそういう人。

自分勝手な人で、なんど血を吐きそうな程の喧嘩をしただろう。香港と日本を往復しながら、なんどこれっきりにしようと思ったことだろう。後にも先にもきっとこれだけ縁があって、だけど離れなきゃいけない相性の人っていないのかもしれない。

今回もまた突然現れて、本当自分勝手なことをいってる。呆れてものも言えなくなるけど、きっと彼の中の今は十分本気なんだろうね。あああ、めんどくさい人。

もはや季節ものとしか思えない。きっと春が来るころにはまたどこかいっちゃうんだろうね。



Saturday, January 16, 2016

rue commerçante(商店街)

いつもお世話になっている魚屋のお母さん。今日は手作り塩辛をオマケしてくれました(やった〜!)。妹さんが30年前に手編みでプレゼントしてくれたお帽子が寒いこの時期に手離せないのよ、なんてキュートな話です。かわゆし。

毎日必要なものを対面で出来るだけその日に買いたい派な私はめちゃ商店街好き。そんな私にとってお母さんは芝の母でもあり、いつも美味しい食べ方を呆れながら調理法を教えてくれる師匠。だから近くにスーパーはあるけど、私はやっぱりこだわりたい。

お母さん、今年も元気に〝いい加減、魚のことを覚えなさいよ〜〟って叱ってね。私は江戸な魚はわかりませんからっ!!(笑)

Thursday, January 14, 2016

"フェルメールとレンブラント〜17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち"

21世紀の現在でもオランダ人気質というと"質素で現実主義"なんて言われますが(あくまでも日本人の勤勉、お辞儀、眼鏡みたいなステレオタイプ話です)、やっぱりアートってそういった国民気質がいまだにしっかり出てるんだよな〜ってしみじみ思う。

今回、日本にやってきている作品が描かれていた17世紀。オランダはプロテスタントへの移行によって宗教画が減った結果としてよりリアルな世界への追求がすすみ、結果として世俗的なものや風景画を好んで描くようになったのだってことが展示を観ながらも理解するのは容易(だからフェルメールなんて人がいる)。だけど一方でイタリアではこの頃まだ宗教画まっさかりでキリストや聖人たちに金の輪っかを描いているんだよな〜って(いつも呟いていますが、俺ってカッコいいだろ的ポーズをとっているキリストとか)思ったりすると、ほーら某イタリアオヤジ的な媒体とか頭を過るのです。なんかカワイイよね(苦笑。

***
さて今回の展覧会。

オランダ美術の特徴を非常に理解しやすく風景画や静物画、肖像画ジャンルをほぼ網羅していました。写実性やシンボル描写を確認できる作品も多く、展覧会タイトルはさておき十分楽しめる内容だと思います。とはいえ、個人的に気になった2点。
①作品リスト配布がない(HPからDLしろだそうです。だけどスマホを観ながらだと注意されます)
②(これは勝手な意見ながら)作品説明が何気に"ポイントってそこか?"っていうのが多かったこと。ま、自分の解釈との違いを楽しむっていうのもそれはまたそれで面白いものってことで。

本日始まったばかりです。是非足をお運びあれ。
http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/tokyo/

Saturday, January 09, 2016

Le voyage suivant va vous rencontrer;

30代を目前にした転勤後、言葉通りの朝から晩まで仕事ばかりだった私に新しい世界を見せてくれたきっかけは貴方でした。

自分にとって未開の地であったアフリカ大陸や言語について興味をもたせてくれたのは貴方でした。私の世界を開いたくれたのはあの駅のあの偶然の出会った貴方でした。大好きな祖母を亡くしたあの日、言葉をかけ包んでくれたのは貴方でした。

あの後、米国に旅だった貴方と最後に会ってからもう10年。今年、そんな貴方に会いにいきます。きっと今なのだと思う。きっと会わなきゃいけない時なのだと思う。

‪#‎幼馴染‬

Wednesday, January 06, 2016

Mindfulness

大好きなartの世界と心理が結びついた一冊。秋からどっぷりつかった"Caspar David Friedrich"が登場していて、運命かと思った。きっと今これを手に取るべき時だったんだね。

著者は臨床心理の立場で多くの著書を出しているアンドレ氏。今回この本を閲読しながら、art分野との連携でこんな本を出版できることにとても驚きました。やっぱりartって欧米や欧州では教養のひとつであって自分の傍にあるんだな〜。そしてその分野からのart解釈の仕方がとっても面白い。そういう見方もできるんだって...。

国や文化によって自己評価の尊重のしかたは違っていて、自己紹介で英国人はアメリカンに対して「自慢話」だと非難し、逆にアメリカンは「偽善的」と非難してきました。フランスのストラスブールでは成功や自分について話さないのが美徳であって、マルセイユでは「ほらを吹く」ことが認められている。そう、自己評価の許容のしかたはそれぞれの国で違っていて、長短と文化性を知らなきゃって思うんですよね。だから故、感じ方もそう。文化が違えば全く違う解釈が産まれるんです。

この本からは、artを切口に心理を読み解きつつ仏教の世界を再認しました。呼吸。未だに自分のものにできていません。今年の課題。

Monday, January 04, 2016

Je crois en moi(自分を信じて)

2016年。風邪っぴきで年末年始を言葉通りの"寝正月"を過ごした私ですが、ようやく本日より稼動開始です。そして今年のスタートとなった場所がこの"写真館"、思わず背筋が伸びました。

取材や旅先で一番に仲良くなれる媒介の一つは"写真を撮る"行程。不思議なものです、隠し撮りとか不躾なものではない限り、人はカメラを向けると笑顔になるもの、心もにっこりします。だから私は写真を撮ることが好き。その人がどんな世界を観ているかを知ることができるから、写真を観ることも好き。そしてそれを共有したり、観ながら会話することも好き。めっちゃ日本人なのかもしれません。

さて2016年はどんな人たちとそんな時間を共有できるのでしょうか。笑顔な1シーンを切る撮ることができるのでしょう。今年も素敵な出会いを楽しみにしたいと思います。過去でも未来でもなく、"今"の五感を信じて。

with all my love,
Miyu