Sunday, April 26, 2015

ジャン=バティスト・グルーズ「割れた水瓶」by ルーブル展

今日はアートから考える"フランス人"について。ジャン=バティストは当時人気があったものの、その後は"18世紀の忘れられた画家"と呼ばれた人。フランス映画を観るようなとっても"フランス的"な表現をしているといえるかもしれません。

国立新美術館に来日中の「割れた水瓶」について、ルーブル公式サイト(http://u111u.info/kkB6)での紹介文を見てみていると、この絵画の意味は"失われた純潔"。ありゃ...、申し訳ないけど完全に男性視点というか幻想テーマですよね〜。私は別にフェミニズム信仰者ではないけれど、このテーマと同じに男性が描かれているものってみたことないな、と敢えて言いたい(爆爆爆)。ま〜、それだけ女性についての純潔は憂いがなければいけないのか?

フランス映画を観ているとたまに同じ気持ちになることがある。"女性が女性でいられる国である"が故に魅かれるけれど、反面男性視点での"女性"っていうものが確立している場でもあるのかもしれない。やっぱり250年近くたっても人って変わらないってことだよね〜。

Saturday, April 25, 2015

ピーテル・デ・ホーホ 「酒を飲む女」by ルーブル展


17世紀ににオランダで活躍していた画家デ・ホーホは、フェルメールに影響を与えた画家としても知られていますが、あまり日本では著名じゃないかもしれません。来日している作品同様に、多くの賭け事や酒、タバコを楽しむ兵士たちや女中との絡みをテーマに作品を残していますが、これはとってもオランダ的で、おそらく宗教的な戒めとして描いたとも言われています。

なぜ昼間から彼女はお酒を飲んでいるのか、どうして赤いスカートを着ているのか。そこに犬が眠っているのは何故なのでしょうか。そこにはちゃーんと意味があるのです。

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オランダ人を上司としてお仕事をしたことがかつてありますが、オランダ絵画、いやその歴史をみていて「なるほど」って思うことがあったりします。国民性というか民族性とでもいうのでしょうか。アートの流れから理解するコミュニケーション傾向というのは、確実にあるんではないかと思ったり。
それだけ表現するっていうのは、自分自身がでるのかもしれませんね。

LOUVRE 〜ルーブル美術館展〜

あれだけ大量の作品を貯蔵するルーブルを"風俗画"切りするっていう視点は、なにげに新しいと思うけれど、残念ながらそれが故に地味な作品(つまり、日本人にとってあまり知られていないっていうこと)が多かったのかもしれないな〜って思う。

画期的なキュレートであるが故、今回目玉のフェルメールも何故このテーマで来日していたのか...なんてちょっと理解するには難易度高かったのではないかな〜。むむむ

個人的には、北方ルネッサンス&オランダ絵画が好きなので、かなり興味深い展覧会でした。現地ではあまりフォーカスしていなかった小さな作品とか、改めてみるとワクワクするし、ゆっくり観ることができて満足。やっぱりオランダアートはあなどれないわ。


http://www.ntv.co.jp/louvre2015/

Wednesday, April 22, 2015

"四代目中村鴈治郎襲名披露 四月大歌舞伎"

歌舞伎に行ってきました。

襲名披露ですよ〜、いやはや素敵じゃありませんか〜。チケット入手したくてもなかなか難しいんだもの。だからこそ、こんな機会を与えてもらえて本当に嬉しい。るるる

ふと思うと...。新しい歌舞伎座に入るのは初めてだったので、約束の時間よりも30分前に到着。東銀座直結で新しく出来た歌舞伎座下のアーケード街を見て回って、ついつい歌舞伎Tシャツとか買ってみたくなったり(笑)。これはかなり興味深い場所。改めて江戸文化って素敵だな、って思う。

ってことで、中へはいって席にいって更に更にびっくり。おもいっきりの花道の真横席。ありがたいっていうか、本当に貴重体験いただいて感謝だな〜。これすごいですよ、本当。演者たちの息づかい含めてみること&感じることができるんですから。

一幕めの染之助の足元をみつつの逞しさに心奪われるし、本当にまずい。。。素敵すぎる、歌舞伎役者の真髄じゃああああ!!!そして、その後の三幕めの父である幸四郎さん.......うおおおおおおおおお、素敵過ぎる(涙。やっぱり本物というか、リアルというかすごい。コレは経験するというか、その場に向き合ってみないわからないよなー。

色々と思うことがある。感じることがある。
そんなことをちゃんと気付ける自分に、まだまだドキドキできる自分にわくわくしたい。




Monday, April 20, 2015

機内映画;「博士と彼女のセオリー」(2014米)

いまさらだけど機内映画レビュー。

哀しいけど、美しい映画。リアルストーリーでもあるので、心苦しくなるエピソードも多いのだけど、なんといっても主役二人の演技が素晴らしくて感情移入せざるを得ない...機内で号泣してしまった。とはいえ最後は希望も感じられたりして、ちょっと救われたかな。

最近なんとなくALSを扱う作品が多いなとも感じるのだけど、一方でこの病が知られてないだけで実は多くの方が発症していたのかもしれないとも思う。今回、父がお世話になる病院でもやぱり若いけど発症しているが故に人工呼吸器をつけているという状態の方が複数いて、医師からその話を聞いた時についドキっとしてしまった。

病はまず知ることがスタートだと思う。共に闘う家族ならなによりもだね。

http://hakase.link/

Friday, April 17, 2015

「NIPPON」by エリオット・アーウィット

写真が好きです、と公言している割にいわゆる"カメラ"というのをもっていません。Leica好きではあるけれど、使ったこともありません。そりゃー、PR担当のKちゃんに叱られるよな〜(笑。

昨夜はエリオット・アーウィットのレセプションにお邪魔してきました。今回は残念ながら来日はされなかったのだけど、初公開の作品も多かったしワクワク指数満載。京都で開催している展示もみたいよな〜。

後半(毎度ながら)がっつんKちゃんにLeicaを薦められ、実際に色々触らせてもらいつつ欲しくなる気持ちを封印っ!!!はまってはいけないんだもんもんもんっ

Tuesday, April 14, 2015

グエルチーノ

 「グエルチーノ、それって誰?」なんて言われそうですが、17世紀のイタリアバロックを代表する画家です。

何度見ても笑ってしまう ”カラッチ一族"の影響を強く受けているので、色彩や画風、構図、そしてなによりも笑っちゃうくらいなムキムキのイケメン男性を描いてくれているので、ある意味突っ込みどころ満載でもあるし、普通にアートを見る以外にも楽しむことができます。まるで声が聞こえてきそうな芝居みたいですもんね(苦笑)。

さて今、上野では「グエルチーノ展(http://www.tbs.co.jp/guercino2015/)」を開催しています。私もまだ行ってないのですが、彼の生まれ故郷でもあるチェントの震災への寄付金もかねての今回の展示だとのこと。少しは貢献しなきゃね。

Monday, April 06, 2015

Linocut work shop


Australiaで活躍するartist・Kayさんにprintmakingを教わってきました。英語classなので前半は版画についてお勉強、後半は実践。久しぶりにもつ彫刻刀なので緊張した〜(ぶるる)。

ってことで、下絵を描いてカーボンでうつして、あとは彫って、最後に色付して刷るわけですが、真剣にやっていると時間はあっという間に進みます。そしてあれだけ言われていたのに、やっちまったわけです。あああ、サイン反対のまま彫っちゃった....。ま、愛嬌か。w

完成した作品のお花の図柄は一緒に参加した方からも「日本っぽい」って褒めていただきました!いかがかしら?