Saturday, April 25, 2015

ピーテル・デ・ホーホ 「酒を飲む女」by ルーブル展


17世紀ににオランダで活躍していた画家デ・ホーホは、フェルメールに影響を与えた画家としても知られていますが、あまり日本では著名じゃないかもしれません。来日している作品同様に、多くの賭け事や酒、タバコを楽しむ兵士たちや女中との絡みをテーマに作品を残していますが、これはとってもオランダ的で、おそらく宗教的な戒めとして描いたとも言われています。

なぜ昼間から彼女はお酒を飲んでいるのか、どうして赤いスカートを着ているのか。そこに犬が眠っているのは何故なのでしょうか。そこにはちゃーんと意味があるのです。

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オランダ人を上司としてお仕事をしたことがかつてありますが、オランダ絵画、いやその歴史をみていて「なるほど」って思うことがあったりします。国民性というか民族性とでもいうのでしょうか。アートの流れから理解するコミュニケーション傾向というのは、確実にあるんではないかと思ったり。
それだけ表現するっていうのは、自分自身がでるのかもしれませんね。

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