Sunday, April 26, 2015

ジャン=バティスト・グルーズ「割れた水瓶」by ルーブル展

今日はアートから考える"フランス人"について。ジャン=バティストは当時人気があったものの、その後は"18世紀の忘れられた画家"と呼ばれた人。フランス映画を観るようなとっても"フランス的"な表現をしているといえるかもしれません。

国立新美術館に来日中の「割れた水瓶」について、ルーブル公式サイト(http://u111u.info/kkB6)での紹介文を見てみていると、この絵画の意味は"失われた純潔"。ありゃ...、申し訳ないけど完全に男性視点というか幻想テーマですよね〜。私は別にフェミニズム信仰者ではないけれど、このテーマと同じに男性が描かれているものってみたことないな、と敢えて言いたい(爆爆爆)。ま〜、それだけ女性についての純潔は憂いがなければいけないのか?

フランス映画を観ているとたまに同じ気持ちになることがある。"女性が女性でいられる国である"が故に魅かれるけれど、反面男性視点での"女性"っていうものが確立している場でもあるのかもしれない。やっぱり250年近くたっても人って変わらないってことだよね〜。

No comments: