Monday, January 26, 2015

『スープ』

お仕事でお世話になった在本 彌生さんの写真展にお邪魔してきました。お会いするのは久しぶりだったので、とても嬉しかったなぁ〜。

お野菜いっぱいのスープの写真、彩り鮮やかでぬくもりがあって素敵でした。
写真やっぱりいいなぁ。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%97-%E7%B4%B0%E5%B7%9D-%E4%BA%9C%E8%A1%A3/dp/4898153909

Sunday, January 25, 2015

Je suis dans l'île au sud-est.

青い空と海を見に行ってきた。

色々と考えなければいけないことがいっぱいあって、企画書も集中して書かなきゃいけないなって思うところもあって、ちょっとした小旅行。風邪ひいた後の身体のメンテナンスもしたかったから、朝ヨガ+夜は泳ぐといった健康生活。数日間でもかなりリフレッシュできたかな。

思えばここにきたのは3回目、4年ぶりくらいでしょうか。毎回ホテルの中でしか過ごさないという強烈ワガママな場所なのだけど、妙に落ち着けるところが気に入ってます。ホテルの方にもよくしていただいて、お部屋についたら"welcome back wine"が置いてあった!うれしーねー、こういう気遣いって。ふふ

おまけに今回は、朝のヨガクラスが開講されていたのでお外でヨガ。いやーん、気持ちがいい!!もともとヨガにハマり始めたチバソム以来のお外ヨガ。都内で通っている岩盤ヨガも気持ちがいいとは思うけど、やっぱりお外でのびのび風を感じるっていいね〜。心身共にリラックスできました(そうして、お役の通り翌日大変なくらいの筋肉痛...)。

ま、人生色々ありますが。
こうして気分転換しながら、前向きにいきていけたらいいなって思います。

今年もいっぱい旅しよう。

Sunday, January 11, 2015

Achèvement d'étude, janvier


優しいお味のレシピから2015年はスタート。

ゆったりと穏やかな食卓というのは、食材ひとつひとつを洗って切って焼いて炒めてなんて過程においての笑顔の頻度から出来上がっているものだって心から感じます。やっぱりスキルだけでは語れないね。

本日2本目のArnould de beaufort Brut Tradition、蜜っぽくってとっても気に入りましたっ♪

Saturday, January 10, 2015

Je suis un voyageur(私は旅人)

「旅行する」という言葉は”一定期間”というニュアンスがあるのに対して、「旅する」は”時間が連続して流れている”感じがします。ある人が”産まれてから命の形が変わるまでが旅することだ”と言っていましたが、”毎日を生きる”ということは大きな意味で「旅の途中」と表現できるかもしれません。

最近の私は、いわゆる物理的な場所が変わるという意味での「旅」をしています。今年に入ってからは、沖縄・軽井沢・クアラルンプール・パリ・ロンドン・チェジュ(韓国)・スリランカ・サンフランシスコに出向きました。一方で妄想や空想といった「旅」っていうのもあります。「赤毛のアン」のアン・シャーリーは、空想好きの娘だったから、もしかしたら後者を沢山楽しんだのかもしれませんね。

みんな時間や空間を自由に行き来することができる。初めての人や食べ物に出会う、過去の歴史や人物と出会う、これから先に起きる出会いにワクワクする、友人の知らない側面に触れてドキドキする。そんな過去と未来を行ったり来たりの日々の中、刺激を得られる”何か”と出会えることは、日常にある大きな宝物以外の何ものでもありません。

そしてそれはきっと日常生活にこそ満ち足りているはずなのに、なかなか人は気付けないもの。仕事が忙しくて「旅行ができない」、「休みがとれない」と嘆くことが先行してしまい、新しい出会いや知識力が満たされる日常に目を向けられない現実もあります。だけどそれって本当はとてももったいないこと。人間というのは発想の切替えと工夫次第で、楽しみが倍増できるものです。

例えば、次の「旅行」を決める時に「どこに行きたいか?」ではなくて「誰に会いたいか?」を基軸にしてみる。景色や歴史ある場所への観光、おいしい食べ物やその土地の買物は、単体でも十分に楽しめるけど、そこに共有(シェア)できる相手がいるともっと楽しい。数年ぶりに出会う相手であっても、会っていなかった時間埋め合う時間をもつことで、かけがえのないものとなる。それはリアルに「会う」という行為が生み出してくれた産物であって、SNSで一方的に共有する「喜び」とか「満足感」とは大きく異なっていて、リア充自慢ではなくリアルな共有がそこにはあるでしょう。

あなたは何をしている人なの?と聞かれたら、こう答えるでしょう。
"Je suis un voyageur"

Monday, January 05, 2015

仕事に効く 教養としての「世界史」(出口 治明 著)

高校時代の選択は「日本史」でした。

私の恩師であるその歴史の先生は「平家の末裔」という人で、結婚したパートナーは「倭冦の末裔」。身分違いの二人だった故に親戚中から反対をうけて、九州から北海道かつオホーツク地域というエリアまで逃げてきたというエピソードをもつ人だったこともあって、かなりディープワールドな世界観で歴史を語ってくれました。正直、彼の歴史の時間をどうしても聞きたかったこともあったし、そもそも北海道では知り得ない世界をもっていたこともあって、妙になついていた(苦笑)私がいます。高校生だというのに、先生の授業はすべて録音して家で黙々と念仏のように聞いていた受験勉強。受験以上のことを学ばせてくれた大切な人です。

就職してから不思議なご縁で再会し、海外の人と接することになった私が先生に訴えたことがあります。
「先生の授業は素晴らしかったけれど、もっと宗教とかその国の習慣とかを知りたかった」
先生は多いに笑って「お前はそこまで達したか。早かったな」なんておっしゃってた。

この本は、少しだけそんな私の欲求を満たしてくれました。だけど、もっともっと私は一般的なことというか、身近なことを知りたいと思う。

歴史を知る手法は、年号を覚えるだけではない時代がやってきたと思います。
私がしっている海外はこんなんじゃないもの。

Sunday, January 04, 2015

un jour(いつか)

主体的に生きることない人生に「いつか」は訪れないと教えてくれたのは、大学時代の卒業旅行ヴェニスで出会った叔母さまでした。「"いつか"なんていってたら、いつかは来ないからまずは決めてから帳尻あわせて準備すればいい」、そう彼女は言いました。当時の私は実はあまり理解できていなかったけれど今は心から思う。そう願っているだけで「いつか」を期待している人に「いつか」は、やってこない。「いつか」は自分で決めるものなのですよね。

2014年はまさにそんな年でした。自分で決めた自分なりのテーマある人生を主体的に生きていたら、目の前に見えたのはそれまでと違う新しい世界でした。もちろん一般的な価値観でいったら、完全に逸れていたのかもしれないけれど私にとってはきっとこれは必要だった時間であり、価値ある寄り道、意味ある時間であったのだと思います。だから、そういう決断をさせてもらうことができた周囲の方々に感謝したいと思うのです。辛かったことも哀しかったことも、なんだろう...きっと私がそれを選択する為の布石として協力してくださっていたのだと。

明けて2015年。ちょっとワクワクしている自分がいます。"私、今年は何をしでかすんだろう..."なんて、自分で自分のことを楽しみできるってこの年齢にしても面白い、いや有り難いと思うのです。もちろん不安というか心配も普通の社会人(まだ言っていいのだろうか?)としてはあるけれど、それ以上にワクワクする。そんな人生きっとありだって思います。

「大好きな友人を訪れる旅」はもうしばし続きます。一体いつ日本にいるんだ、なんて言われておりましたが、大好きな友人たちから力を与えてもらえるような時間が今の私のプライオリティなのです。
今年も素敵な出会いを楽しみに。

with all my love,
Miyu

Saturday, January 03, 2015

正月映画:「英国王のスピーチ」(2010 米)

ブリジット以来、コリン・ファースは素敵な俳優だと思っています。だけど、なんともこの堅物っぽい感じで華開いてない感はいっぱいあったけれど、英国王の苦悩を描いているこの作品は彼にとってはまり役だったと思います。素晴らしかった。

映像化するにあたって色々とデフォルメしていることは聞くけれど、彼の振る舞いや発言、人との距離感とかみていると、色々と考えることというか感じることはあるのは確か。きっと身分違いということで隔離された世界で生きてきた人、ひいては自分の生きていた世界以外のものをうけいれざる環境になかった人にとっては彼のような振る舞いをしてしまうに違いないと思う。それはきっと、先天的なもの(つまり産まれた環境)ではなく、後天的に作られたもの。それで判断されるって不幸だよね。

これまた色々と批判があったようですが、映画は映画。エンターテイメントはエンターテイメント。それでいいじゃない?って思います。

昨年久しぶりにいったロンドンだけど、今年も行ってみたいな。
どんだけ人生で他国を感じることができるか。なんだろう、それがきっと私を豊かにしてくれるはず。

正月映画;「グリーンマイル」(1999 米)

お正月の映画・キングシリーズで観た一作。正直、観たのは初めてで、釘付けになったのは確かなのだけど一方で年始に観るには重すぎた...最後が哀しすぎる。

キングといえば、ショーシャンクやスタンドバイミーとか色々と名作があるけれど、映画として観るべきものはこれかなって思う。布石がいっぱいある前半はさておき、後半の優しさに包まれた時間の充実感は半端ない。大男(=ジョン・コーフィー)の涙と一緒に、この世の無常を嘆きたくなる。人が日常的に犯してしまう罪を振返らざるにはいられなくなる。当事者にとっては小さなことと思っていても、その影響たるやいかなるものか。ジョンの嘆きの涙はそんなことをきっと教えてくれている。

昔の映画(今更いうのはなんだけど)は、やっぱり素晴らしい。脚本もさておき、時間が長くなろうが丁寧に作られているし、まったくをもってCGがないことに対して感動を運んでくれる気がする。もともとはネズミのシーンはCG予定だったにも関わらず、結局アナログ仕様で実際に撮影してくれたからこそ、彼のシーンは余計に涙を誘うに違いない。

今年はいっぱい映画を観よう。