Friday, October 30, 2009

「毎日が、ちょっと幸せ。ちょっと発見。」

ある程度の年齢を重ねると、元同僚の転職というシチュエーションに多々出会います。「今はどこにいるの?」なんて質問からスタートする会話も、なにげに多くなってきた昨今。でも、それって実はとても興味深い「機会」創出ですよね。

先月まで一緒に働いていた(なりたて)元・同僚と、「美味しいワイン飲みたいねっ!」といいながらの近況報告会。いや~、楽しみました!!なんだろう・・・実は、別の会社になったからこそ初めて生まれる「何か」もある、ってすごく実感。彼女もその「何か」を感じてくれたようで嬉しかったなぁ~。同じ会社に居た頃が、別に何か「バリア」があったわけではないけれど、違う環境にいるからこその部分も広がった感と、同じ環境にいたからこその結束感。なんだか、より彼女との関係に深みがでたようで、ちょっと嬉しい。そして、今後何か一緒にできそうな予感がまた嬉しい。

この、ちょっとした変化という感覚って、最近私の中では注目株なのですが、近所の某商業施設のコピーに、どんぴしゃを見つけました!!

「毎日が、ちょっと幸せ。ちょっと発見。」

噛み締めながら、明日を楽しみたいです。

Thursday, October 29, 2009

条件付け

「パブロフの犬」ではないけれど、自分にとって「条件付け」という名のアンカーが働いていることを自覚する瞬間がある。自分自身で意識してつくったものではなくて(つまり無意識)、自然と築かれたアンカーに気づいた瞬間、思わぬ自分の深層心理と向き合った気がして、ドキリとしてしまう。

最近の私。ある音がアンカーになって、なにやらほっこりしているようだ。
人間って奴は、ほんとに面白い・・・。

Monday, October 26, 2009

風邪だけど・・・

風邪をひいたらしく、お休みしました。

一日、喉が痛いから無言・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

夕方、電話がなって慌てて起きる。

一瞬、悩んだけれど、ぼーっとしながらも応対。

(・・・・・)

げんきんな私です。

なんだか元気になった気がします。

世の中にはいろんなクスリがあるようです。w

Sunday, October 25, 2009

「秋から、はじまる」(喜多 由布子 著)

札幌帰省前に、品川でお会いした某出版社の編集人から、「機内で読んでね」といただいた一冊。本好きを豪語していると、こうして色々な方から、オススメ本をいただけたりリコメンしていただけるって嬉しいものです。だって、自分では予期しないものとか、出会えなかった一冊に出会えるのだもの、ワクワクします。(^^)

この喜多さんという作家は、北海道在住なのだそうです。なので、この本のストーリーの中にも、札幌の地名がいっぱい。ああ、きっとあそこの場所(レストランやら大学やら・・・)のこといっているのね、なんてことが想像できてちょっと興味深い。そして、同郷っていうだけで無条件に許せるものもあったりして・・・w。

さて、小説の内容はといえば。

主人公・ジュジュの成長物語ともいえましょうか。正直、残り2/3を超えた時点で、かなりこの主人公にイライラしていた私、「しっかりせーやー」と言いたくなってたまらなくなりました。やっぱりいい年齢になっていたのね(笑)。どちらかといえば、ジュジュの叔母のりっちゃん(40後半)に感情移入しちゃって、「わかる、わかる!」なんて思ってしまいました。ひょ~!!!

でも、ジュジュの悩める気持ちもやっぱりわかる、「やりたことがないんだもん(byジュジュ)」。

器用貧乏なところがあって(決して自慢ではない)、なんとなくやりたことに関して70点はとってきた私。だからこそ「これだ!」って思えるものを持っている人には、いつも嫉妬めいた感情をもってきちゃいました。「みんなどうして、それが自分の人生・やりたいことって思えるの?」そんな風に思い続けてきたこの数年。本当に、羨ましいのだもの・・・。
大好きだったBalletだって、好きだからこそ70点ではいけないと実感しつつ断念したこともあって、それ以来、一体自分にとっては何が「一番なのか」ってのが、不明瞭のまま生きてきたしまった。だからこそ、イライラしながらもジュジュに感情移入したのかもしれません。「何もやってないのに、なにを言っている!!!」てね。

イライラすることって多くあるけれど(沸点低いので・・・)、時にそれは自分が出来てないからってことなのかもしれないって最近思うようになりました。

まだまだ精進です。
明日は晴れる。そう思って生きて行きたい。

「ティッピング・ポイント」(マルコム・グラッドウェル 著)

2000年に発売になった一冊です。著者の最近本について話をしていたら、弊社マネジメントメンバーの一人が貸し出ししてくれました、これ読んでみなさいって(笑)。

9年前の本ですよね、っていうのが私の感想。いわゆるバイラルマーケティングに近い話をといている本なのですが、9年たった今、これは論理的に説明付けられていることも多いよなっていうのが最初の印象。かつ、体系的にこれらバイラル手法(昨今では、PR手法でもある)を論理的に説明している本ってなかなかないので、よい本だと思いました。時間を隔てて読むって、こういう観点でみると面白いよね。すごく辛口でいうと、今後、後進のメンバーに薦めるのに名著だと思いました(苦笑。

Parisにいる間の本は、実は今回これ一冊。いつもは最低3冊もっていくけど、今回は前述のように3次元がテーマだったから、あえて持参せずの一週間。だからこそ、この一冊は味わい深いものとなりました。とはいえ、やっぱり・・・。刺激が多い街に降り立つと、リゾートとは違ってなかなか本を手に取ることはなく、それ以外の感覚を使いたいのが世の常。

ティッピンググポイント。
今・2009年の使い方、もっともっと模索したいと思います。大丈夫、きっと出来るはず。

Saturday, October 24, 2009

ほう・れん・そう

上司との相性、みんな悩むことだと思う。

大学卒業以来、私も多くの上司と仕事をしてきたけれど「(自分にとって)相性のよい上司についた」と思える出会いもいくつかあったことは確か(大人になってからわかった、ってのもあるけど。爆)な一方、本当に最悪だった、と感じる人も多く。というか、私の場合はそのどちらかしかないような気がする。そう、親と同じもんです、部下には上司は選べません。

今回とても短い時間の上司との出会い。本当に嬉しかった。決して、万人ウケするタイプでもないけれど、私にとってはベストなパートナー、学ぶこともとても多かったです。早くここで出会いたかったな。

『Miyuさんはマイノリティです。マイノリティには苦労はつきもの、頑張りましょう』
『Miyuさんは、正直な人。もっと賢いくらいがいいけれど、その正直さが人を安心させると思う。僕にはないけどね(w。』
『Miyuさんは、よく"相談"をうけるよね。僕はね、「報告」や「連絡」は受けるけど、「相談」はないんだ。「ほう・れん・そう」の前二つはね、立場が上とか役職で得ることができるんだよ。「相談」は違う。人徳だよ。大切にしなさい』

彼と過ごせる時間はもうわずか。
変人と呼ばれる人だけど、私はもっと学びたいと思う。
やはり、人は宝です。

Friday, October 23, 2009

Paris旅紀行 - 2次元と3次元 -

某女性誌のコラムの「日本人女性は2次元的な美を追求し、フランス人女性は3次元な美を意識する」というテーマを読んだのをきっかけに、「3次元の美」について、Parisにいる間中考えていました。

今回「ロダン美術館(http://www.musee-rodin.fr/)」に久しぶりに足を運んだのですが、これら彫刻を改めて「3次元の芸術」という観点で感じながら、色々なことを考えました。写真や絵画といった平面の世界ではなく、幅も高さもあるその像は、観る人間の想像力を膨らませることを容易にさせるような気がする。「考える人」の右手に乗った顎の重み、左膝に乗せられた腕の温かさ。そんなことに意識を運ぶだけで、自然に「何考えているんだろう?」ということ以上の想像を広げることができる。"若干猫背気味ではあるけれど、肩が落ちてないし筋肉にヘンな張りや力が入ってない、おそらくネガティブなことを考えているわけじゃないんだな~"、とか・・・。

加えて、3年ぶり出会ったロダンは、なんとなく違った姿にも感じる「自分」にも気付きました。元来変化することのない彫刻という存在。ということは、感じ方が異なるという変化を起こしたのはこちら側?時間軸という横軸に、感じ方という縦軸を加える作業。やっぱりこれも、3次元な見え方なのでしょうか・・・。

話かわって。「ココ・シャネル」を観にいった時、「映画が終わって会場をでた時に『シャネルの5番』の香りがしていたら、もっと楽しめるのにね」、なんてDさんが言っていたことを改めて思い出したり・・・。これもまさに3次元的な楽しみ方。なんと言っても、男女関係に「香」はつきものだしね~(しっかり鼻が、元彼の臭いを覚えていたりしませんか?!)。

お部屋に飾る花だって、素敵な香(嗅覚)によって、さらにHappyな気持ちにさせる。お食事も一人じゃなくて、「聴覚」を使って二人でお喋りしながら食べる方がずっと美味しくなる。お気に入りの場所も写真ではなく、実際その場に行って「触覚」で風や空気を感じるとより豊かな気持ちになる。

もっともっと、五感を研ぎ澄ましたいものです。

Thursday, October 22, 2009

機内映画「ココ・アヴァン・シャネル」(2009) -

「ココ・シャネル」は先月末に観に行きましたが(http://soeur-miyu.blogspot.com/2009/09/in-order-to-be-irreplaceable-one-must.html)、その際に多くの友人が、「アヴァンは、あまりよくないよ」と言われていたので、今回〝機内映画″でみちゃえと迷わず選択。評判はどうであれ、一応観ておきたいなって思っていたし、なにせお膝元に行くのだし~(苦笑。

結論。

機内で観てよかった(苦笑)。これ、お金払っていたら、結構「ココ・シャネル」と比較して、いらっとしたかもしれない。オードレィ・トゥトゥはいい女優さんだとは思うけれど、やっぱり「アメリ」が一番いいなって思うし、この配役としてはハリウッドの方がなんとなく勝ったと思う。シャーリー・マクレーンカッコよかったし。うーん、フランス映画だというのに、どうしてだろう・・・。気品とかアンニュイな感じを出せるか否かの問題なのかなぁ?

しかし映画はさておき・・・。シャネルの生き方は、やはりすさまじいというか、かっこいい。彼女の強さは一体どこからきたのだろう、したたかさはどこからきたのだろう?

まだまだ女性として、学びたいことがいっぱいある。
しばしシャネルの香を纏って、女性を意識してみよう!!女性強化月間じゃ。

機内映画「サブウェイ123 激突」(2009) -

1974年の『サブウェイ・パニック』をトニー・スコット監督がリメイクした作品だそうです。前作は観ていないのでなんともいえませんが、そもそもデンゼルワシントン好きの私としては、普通のサラリーマンな彼も結構素敵っ♪(といいつつ、最後はHiroになっていたけど・・・)なーんて思えて、◎なのでした。

舞台はNY。昨年行ったばかりのこともあり、なんとなくの土地勘があるから嬉しくもあり、一方でこんなことが東京で起きたら「コワッ」っと思う部分もあり、やはり都市で起きるテロって怖いよね。なにせ自分で気をつけることができないのだもの・・・。

あまり映画館では見ないアクションムービーながら、機内で観る映画としては最高!気分盛り上げる為に(どんなん?)、BeerをCAからいただいてドキドキしながらエンディングを迎えました。正直・・・、トラボルタ演じるライダー(テロ犯のリーダーね)との対決シーンが意味不明(というか、消化不良)だったのが残念。でも、楽しめた1作でした。まだ上映中かな?

http://www.sonypictures.jp/movies/thetakingofpelham123/

Wednesday, October 21, 2009

機内映画「おと・な・り」(2009) -

日本的な美徳です、これは洋画ではできないだろうなぁ・・・って思う映画。機内じゃないと選択しなかっただろう映画だったけど(基本、邦画場は映画館でみないので)、これはあたりでした。

かつストーリーからのこだわりのタイトル、いいですな~。「お隣さん」の「おとなり」かと思えば、お互いの結び付けてきた壁を通して聞こえている「音」にしっかりかけている。うーん、こういう言葉遊びっぽい感じもちょっと素敵。いいですね。

最近、五感について色々考えていたりするのだけど、そのうちのテーマのひとつが「3次元」なこと。平面ではない世界を作り出す「嗅覚」「聴覚」「触覚」をいかに研ぎ澄ますかによって、たぶん世界が広がると思うし、想像力も一段と拡大する。この映画の中の二人も、見えている世界ではなくて、「音」という聴覚の世界でお互いを知っていたからこそ、より多くのものが見えてきたのかもしれない。

そういえば・・・。会って話すだけではなく、電話で話をするような関係になると「視覚」を遮断されているからか、より相手の声の特徴にするどくなったりします。妙に相手と近くなった気持ちになるのも、なにかそんなところが影響しているのかもしれないね。

しかし、歌声聞こえたり、フランス語の練習する声が聞こえたりするアパート。
なかなかないような気もするけど・・・(苦笑。

http://www.oto-na-ri.com/index.html

やっぱり、やりすぎた・・・

時間を忘れてしまうくらい、話題が尽きることなく笑いがいっぱいの時間を過ごせるって素敵です。
久しぶりに、顎が痛くなるくらい大笑いをしたことにもびっくり。
そして気がつくと、朝4時だったことにびっくり。おい、まだ火曜日だぜ・・・。

ただいま反省中。
かなり眠い(爆爆爆爆爆爆爆爆)。

Tuesday, October 20, 2009

機内映画「私の中のあなた」(2009) -

Paris⇔Tokyoの搭乗時間は、約12時間。多くの方は「長い!」という意見が多いものの、私はなんとなく旅と日常の間のこの時間が好きだったりします。

雑誌や新聞を読んだり、映画を見たり、時に仕事をしたり、文章書いていたり(今回の場合は論文チェックしたり)と、気がつくとあっという間に時間が過ぎていました。その中でも一番時間を費やしたりするのはやはり映画でしょうか。普段ならあまり見ないような作品や公開前のものとかも見ることが出来るっていうのは、ちょっとした旅の優越感と楽しみといえるよね。

ということで、今回の映画1本めはコレ。原作を薦められていたのだけど、まだ読まないまま先に見てしまいました。10月9日に公開になったばかりですよね、「私の中のあなた」。キャメロン・ディアスがお母さん役として体当たり演技していることで話題の作品です。

いやぁ・・・泣きましたぜ。かなりぐじゅぐじゅもんだったのだけど、あまり激しく泣くわけにもいかず(そういや以前、出張でビジネス乗っていたときに大泣きしていたら、スッチーに「お客さま、どうされましたか!!!」と声かけられた・・・)、とはいえ、泣けた。まだ見てない方が多いだろうから内容には触れませんが、「愛すること」の盲目さや強さ、悲しさ、なんだかそんなことを感じました。いい作品です。

心に何か温かいものが欲しくなったとき。愛することの強さを感じたくなったとき。
今後、見返したくなる映画でした。

http://watashino.gaga.ne.jp/

Monday, October 19, 2009

裏切り

「裏切らないように頑張ります」と言われた。

でも、そんな言葉自体が、陳腐に感じる人がいる。だって、この人はそもそも「裏切る」ことがきっとないって信じることができる相手なのだもの(本当は違うのかもしれないけれど・・・)。その信頼感というか、安心感がどこからくるのかわからないし、彼の本当の部分はどうなのかわからないけど、少なくとも私に前では決して「裏切らない」という存在ではあると思う。

そして一方で、仕事というパーツだけではなくて絶対的な安心感を与えてくれる人がいてくれたらと思う。
仕事柄、判断するのが難しいことも多いけど・・・。

裏切られるのが怖いと、人と正直には付き合えないし向き合えない。
ああ・・・こんなこといっているから、私は毎度人とぶつかる人生なのかもしれないね・・・。

Paris旅紀行 - C☆ -

外出が多いType(=性格)なので、おでかけ専用Bagが好きです。今使っているのは、かれこれ10年選手の皮Bag。デザイン的には、茶封筒に近い感じというのでしょうか。けっこう定番チックなのですが、なにげにデザイン性には甘いので、ちょっと探していたりしました。

てことで今回、「PALAIS ROYAL」でたまたま出会った一品。

どうやら日本の雑誌でも紹介されていたらしのですが、全く知らなくてごめんなさいって状態の私。だって・・・このBagのデザイナーがたまたまお店にいたのだもの(爆)。直接売り込むのだもの(笑)。でもね、売り込まれる前からかなり一目ぼれしました。これならちょっとだけ嬉しくてHappyな気分で出かけられるって思ったんだぁ。

いい年齢になってくると、やっぱり紙袋とかって寂しいしつまらないって思うのです。どんな瞬間でもやっぱり自分の好きなものに囲まれていたい。だから、ちょっとした外出であっても好きな一品で歩きたいって思うのは、ワガママではないはず。。。

今朝、そうそうに持参して出社したら、やっぱりHappyでした!!
http://www.corto.com/

Sunday, October 18, 2009

Paris旅紀行 - A姉さま -

Parisに暮らすA姉さま。

もともとはニコイチつながりで知り合えたものの、一人でParisに行ったとき・外国人相手の恋愛話(!?)で色々悩んだとき、遠くに暮らしているにも関わらずいつもいつも温かくってアドバイスをくれて、何度となく助けてくれた女性。本当にありがたい存在です。そして、今回もまたこうして会って食事をしながら、近況をupdateしあうことができる。なんだか本当、心地がいいです。話を色々しながらも、彼女は彼女の人生色々あっても受け入れて乗り越えて、逞しく生きている姿を垣間見ることができたこと、本当に嬉しかったです。昨年よりも数段元気そうだったし(^^)。

帰国前にメールをしたら、先ほどお返事いただきました。なんだかね、ちょっと感激しちゃったので、一部転記。これくらいなら、許しくれますよね?w

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やっぱり人はひとりでは生きていても、つまらない。なにか感動した事、見聞きした事を分かち合いたい、話を聞きたい聞いて欲しい、そんな欲求ってすごく自然ですもんね。別に先の事を決める必要も無いし、急ぐ必要も無いし、ただそういう人の存在を大事にして行きて行けたらいいですね。


私も旦那の状態が落ち着いてきて、安心感が生まれてきたというか、もうこの先辛い事はちょっとだけで、ふたりでいたら結構楽しくこのまま過ごせるんじゃないかなんて思ったりしてます。
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A姉さまの言う通り、私は私のペースでしか生きていけないので、自然でいければと思います。
なんだかすごくジンときました。


また早くA姉さまに会いたいです。

*写真は、A姉さまおすすめの生ハム。
Bellota Bellota
18, Rue Jean Nicot , 75007 ParisTel : 01 53 59 96 96

Saturday, October 17, 2009

Paris旅紀行 - Salon du Chocolat-

機内にて、ちょうど私たちが滞在中に「Salon du Chocolat(http://www.salonduchocolat.fr/)」が開催されていることを知り、足を運んでみました。なんていったって私、チョコレートな会社なPR担当ですもの。うふふんっ♪


な~んていいつつ、そういった展示会(ずっと「幕張に行く」といい続けていた。w)に行くって、ちょっと楽しいじゃないですか(日常ではないし、普通の旅ではなかなか足を運ばない)。てことで、いざいざポルトドベルサイユまでLet'sらGo!!

今年は、このイベントが始まって実に15周年記念だったそうです。伊勢丹で毎年巡業はやっているそうなのですが(私は、新宿が苦手なので行ったことがないけど・・・爆)、400店舗がやってくるこの祭典ってやっぱりすごいらしい。ここで新しいものを発表して世界へ、ってことも夢ではないらしく、日本からも某Mチョコレートが参戦していましたよー(弊社はいなかったけど。涙)。

普通の発表以外にも、チョコレートドレスのファッションショー(私は展示しかみれなかったけど)やら、プレゼンテーションも数多く実施しているようでした。初日だったこともあって、けっこうカメラもはいってたかな。後々、地元のテレビや新聞をみると露出していて面白かった。帰国後チェックしたら、どうやら日本ではWEBにupされてるみたいだし。やっぱり国際展示会なんだね。

ちなみに日本でのサロンドショコラは2010年1月27日から2月27日まで7都市で開催とのこと。
お楽しみに。

Monday, October 12, 2009

Paris旅紀行 - Ballet -

心の故郷へ 帰省しました。

ほぼ一年ぶり、本当に嬉しい。なぜだかこんなに心が開かれた気分になるのでしょうか。決して日本(東京)と比較して便利なわけでもなく、多くのものがそろっているわけでもなく、友人たちがここにいっぱいいるわけでもなく。でも、やっぱり彼の地に降り立つと安心するのです。不思議だね・・・。

到着して翌日。私の愛するパリオペの舞台の日です。演目は「ジゼル」、かつガルニエでのステージは3年ぶり。本当に幸せでなりません、この場所にいる自分を再確認するだけで、まだまだ頑張れる気がします、ここに立つだけでエネルギーをもらえる不思議な空間です。

そして。

今回は、Crairemare Ostaが主演たるGiselle、Matheu GanioがAlbrechtを演じました。いや~、美しいです、本当に惚れ惚れするし、涙さえうかびます。私はやっぱりこの「場」がなによりも好きなのだとも思います。かえることのできない何かなのだと思います。

来年春、バヤがあるそう。若い頃のように、それだけ観にくる価値はあるから足を運ぼうかな・・・(爆。

Saturday, October 10, 2009

Madama Butterfly

おばちゃんにご招待いただいて、プッチーニ作曲のオペラ「蝶々夫人」に行ってきました。ParisやNYでオペラは何度も観ていますが、国内は二期会がメインの私(なにせBalletの方が私好み。爆)。今回は、2月以来の国内オペラです。そして舞台は日本。

幕開け。

イタリア語と着物といったかなりのミスマッチ具合に、衝撃を隠せなかった私。ご一緒した方は、今回初オペラながら一幕終了後に「ようやくなれた頃に、幕がおりました」といってので、ある意味同じ感覚。そうだよね~っ。でも、着物姿で何故にアリアを歌うことができるのか、ってことに妙に感動。やっぱりプロは素晴らしいよねぇ。

日本が舞台のオペラは今回始めて観たけれど、ある意味、時代や海外からみた日本をすごく感じさせた舞台内容を再確認。日本的な美しさ、あるよな~って思えるような演出だったし、台詞だったし、これを外国人がどういう感想で見ているのか正直知りたいとも思いました。

まだ未消化・・・。

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明日から、心の故郷へ。

Friday, October 09, 2009

難民映画祭「The Heart of Jenin 」

ビジネス英語で大変お世話になっているH子オネエ様の紹介もあって、行ってきました「難民映画祭」。オネエ様は、映画翻訳としてこの映画祭に参加しているとのこと。ほんまかっこええわ~。

さて、色々見たかったのですが結局行くことが出来たのは最終日の最終回。「ジェニンの心(http://www.cinemajenin.com/cj/index.php/en/home)」という作品を観てきました。いや~・・・重たかったし、難しかった。

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パレスチナ自治区のジェニン難民キャンプで、1人の少年がイスラエル軍に射殺された。複雑な心境の中、数時間後に、イスラエル人の子供たちへの臓器提供を決意する父親の人道的行為が、パレスチナとイスラエルの対立に一筋の希望の光を灯す衝撃のヒューマン・ドキュメンタリー。
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くの友人達がご存知かと思いますが(爆)、なにげに「イスラム」「アラブ人」に関しては、一般的な日本人よりは理解している私。その件とは別途してもイスラエルの友人も何名かいたりするので、知識としてはわかっているけど、「パレスチナ」や「ユダヤ教」という側面もはいり、知識よりは「感情」論として理解できないというか、わからなかった・・・。
単一民族として日本に暮らす私たちと、日々闘い(戦争)の中に暮らす彼ら。どちらがより「生きている」というリアルなものを感じているのだろう、と考えました。けっして、自分の立場を卑屈に思うわけではないけれど、自分自身の思い込みや満足いかないことに対するストレス(それも自らが作り出している)に縛られている自分は、やはり「生命維持」という観点においては恵まれていることをまず感謝して、自分の人生を歩むべきだと思いました。当然、持ちえているものを手放そうとは思わないけれど、そういう現実もあるんだ、ということを「知る」人間ではありたい。
それこそアラブ人と一緒に時間を過ごした時、宗教を含めての本質の本質部分に届く前段までは、日本人という異文化の人間でも近づけるんだと思いました。それはお互いの努力もあるかと思うけれど、決してネガティブな話ではないはず。全部をわかろうなんて、日本人同士でも難しいのだもんね。あとは、お互いがどれだけ「知り合いたいのか」「わかりあいたのか」だけな気がする。もちろんそこに感情がはいってくるほど難しいけれど・・・。
人種問題。難しい・・・。

Tuesday, October 06, 2009

ティンカーベル

「メアリー・ブレア展」にご縁あって足を運んだのが、なにやら予習になったかのような偶然で、今週は「ティンカーベル」の第2作めで12月公開の「ティンカーベルと月の石(http://www.disney.co.jp/movies/tbell/)」の試写会に行ってきました。しかも日本語吹き替え版でっせ~(笑。

間違いなく子供向けなのであろう84分という短い作品だったので、正直展開が速い速いという気持ちにもなりましたが、けっこうそれはそれで楽しめました(試写会にお誘いいただかないと、絶対選択しないだろうし。w)。いや、そしてなによりね、映像が素晴らしかったしアニメーションの技術に白旗ですわ~。随所にメアリー・ブレアの根源の色彩マジックを感じつつ、現実の世界にはありえないのになんだかとてもリアルなものに見える作風。さすがディズニー(&ピクサー)です。

最後の最後、実は映画のテーマであろうことをしっかり吹き替えで言っちゃうのに、妙に衝撃をうけましたが・・・。一緒にご一緒した友人曰く、「あれはあれでありだったんですよ」。

ティンクさんが大切にしていた「天使の粉」。彼曰く、それは「お金の意味」なんじゃないかな~と。でも、それを超えるものがある。大切なものは目に見えない(by星の王子様)。シンプルなストーリーだからこそ、色々考えることができますね。