Wednesday, March 04, 2015

Twddy


芸森セミナーで真っ白なレッスン着を着ていた哲也くんと正反対に、真っ黒な上下を着ていた私に「なんでそんなネズミみたいな格好してんの?」って言われたことは一生忘れないだろうな〜。

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1989年のローザンヌ以前、まだまだ同郷のバレエ仲間として気軽に"哲也くん"と呼んでいた時代が印象深い私にとっては、第一章の誕生時期がとても懐かしくありました。気がつけば、ロンドン留学をして、色んな逸話(苦笑)を残しつつも海外コンクールで優勝しロイヤルに入団を決め、北海道に凱旋公演をした時にはスタジオに現れて冗談をいっていた彼。北海道という地で同じ時代にバレエを共通言語として時間を共にできたことの素晴らしさを展示を観ながら回想しちゃって、改めて奇跡のような人の誕生する瞬間を観ていたんだな〜なんて 、感謝したくなりました。


一方で、どちらかといえば哲也papa(どさんこダンサーが勝手に呼んでいる愛称)の方が、彼がロンドンにいってからも舞台の度に会っていたので仲良しになってたりして、自分でも面白いなって思う。てな背景でそんな奇跡の人の側面を今回の展示以外にも知ってるっていう優越感、展覧会を歩きつつちょっとニヤニヤがとまらない。www

バレエ好きな方だけではなく、舞台美術に興味がある方は是非。衣装や縮尺版の舞台美術の展示もあるので楽しめます。来週月曜まで。

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