Tuesday, December 30, 2008

08年レビュ一挙公開 「時間のプレゼント」

昨夜、帰省しました。

今年は家の事情もあって、何度となくこの地(札幌)へ戻ってきましたが、年末帰省という場を実感すると、いよいよ(正しくない日本語かしら?)一年がたったんだなぁと、いまさらながらにおセンチな気分になりました。そして、その往復の間をつかって、今年も様々な本と出会うことができたことに幸せを感じたりしています。

今年はこのブログに残したレビューを振り替えってみてもわかるように「今後自分がどう生きるか」ということと「対外コミュニケーションを理解し、自分をどうブランド化するか」が大テーマだったので、そういう本の選択が我ながら多かったですね。いつも週末は本屋でぶらぶらしつつ、その週に読む本を調達してくるのですが、今年のジャケ買いのほぼ8割はその関連本。いやはや、かなり軽く読める本含めて、本当に丸善さんには投資しました(笑。

で、ここにあげた本もその関連のひとつ。確か前々回の帰省の時に、羽田で手にした一冊で機内で読み終えてしまったので、実家に放置されていました。なので、未レビューだったので年末一挙公開のひとつへ・・・。

といいつつ、実は内容は「可でも不可でもなく」。期待はそこまで大きくなかったので「まぁ、そうよね」っていうことや「そうやってこの想いを表現したらいいんだぁ」って表現手法的なこととか、双方発見はありました。でも、ある本に出会って、すべてを否定するつもりはないし、著者の考え方を疑似体験できるっていうのは私にとってすごく刺激にもなるしプラスになるからオーライです。

てことでこの本から得た素敵な言葉をあげるならば。

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「時間のプレゼント」
わたしたち人間は、「時間を投資した相手」とより親密になり、その結果、相手から大きなリターンをもらっている。リターンが大きくなる相手は、明らかに、「あなたが付き合いたい相手」なのです
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自分ではどうやら無意識のうちに実践していると某氏に指摘されたけど(苦笑)、相手にどれだけ「私」という存在を思い出してもらえるか。相手の意識の中に自分を潜り込ませることができるか。相手の心の中に「あの人はこういうのが好き・嫌い」を知ってもらう情報を送り込むか。結構これって、仕事だけではなくってプライベートな関係でも重要なことだと思います。私の場合は、仕事で結構この手を使っていて(爆)、その重要性を理解しているので、年々どうしても過多になっている自分を自覚するに至っているのだけど。。。ベタだけどすごくこれ大切です。

といいながら、自分がいかにこれをプライベートできていないのか反省中。
ううむ・・・、それこそ来年の課題!?

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「なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか?―逆転発想の時間術 」
夏川賀央 著
発行)株式会社アスペクト

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