Saturday, October 30, 2010

機内映画「告白」(2010)

これまた観たかったけど、観に行くことはしなかった映画「告白」。今年の春先、原作である小説とともにとっても話題になりましたよね。私の周囲でも「すごくよかった」「原作を裏切らない出来だった」なんてコメントも多かったのでどうしようかなぁ、なんて迷ったものの内容が内容&邦画だしと思って観ていなかったので観ることなく、今回復路の一本目として選択しました。

結論。

面白かったけど、最初の食事タイムに観る映画ではない...と思いました。意外にというか想像以上にグロかった(苦笑)。結局、CAがきっと不気味がっていたような気もするくらい一人できゃーきゃー言ってしまったし、ちと反省です。でも、前半の松たか子さんの告白が終わってから(約30分)の展開が全く読めなかったので、なんだかドキドキしちゃったのですよね〜。それぞれの立場における回想告白という手法。どうやら原作通りらしいのだけど、とても新鮮でした。そして、こわかった。

この本が扱ったテーマは、それぞれ意見があると思うし、これを今の子供達がみてどう感じるのか心配になるところは多分にあるものの、双方の立場での描写を知る事ができるという意味において、よい作品だと思いました。一方的感がないからこそ、言い分はあるけど...って判断できるのだし。

映画の終焉の言葉は、重いです。
「なんてね」。

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