Friday, October 01, 2010

「食べて、祈って、恋をして」(2010)

原作を読んだ人としては、色々言いたいことがある出来だと思う。映画といえど、この作品を通じて何かを得たいと思って観た人にとっても色々言いたいことがあると思うこともわかる。でも、最近の映画にしてはちょっと長い2時間を超えるこの作品。私にとっては非常に満足な時間だったし、やっぱりジュリアだからこそなせる技って思ってしまいました(笑)。

当然ね、言いたいこともいっぱいあるけど、彼女の笑顔には皺があろうがなんだろうが(いや、年齢を感じたとしたからこそ)、元気をもらえるのです。それはきっと、誰がなんといおうが「ヒューグラント」の映画は、中身がないストーリーであっても心がハッピーになるのと一緒(→すごい言い方ですが)。各国の美しい映像と共に、そこに超越した存在がいる。それだけで、映画として十分成立するとは思うんだ〜。しつこいけど、中身と言われるとまったくをもって「本」を薦めるし読んでいたからこそ理解できるヒロイン・リズの行動でもあるのだけど、でもそんなことどうでもいい。エネルギーが切れた時、どんなに色々なことを試しても元気が戻らない時、そんな時に頭をからっぽに見てプラスになれそうな作品と出会ったって感じかな。たぶん私、DVD買っちゃうかも(笑。

映画の楽しみ方は、人それぞれ。
でも、エンターテイメントカテゴリにある「映画」という存在は、いろんな役割をもっていてもいいのだと思う。「らぶ」な気持ちになりたい時、「気合い」が必要な時、「泣きたい」時。だからこそのエンタメなのだと思う。

どちらにせよ、ちょっとパワーが低下していた私にとっては十分元気になれた選択。
見終わったら、おもいっきりイタリアンと赤ワインモードになったにも関わらず、一人だったので家でひっそりパスタになっちゃったけど。それが唯一残念な出来事。w

まだまだ公開中。
エネルギー充電にぜひ。

2 comments:

sunsunsun said...

絶対に観たい映画です!(^^)!

Miyu said...

>sunsunsun-san,
おすすめですよ〜っ!!ぜひぜひ。