Thursday, December 09, 2010

アートセミナー「オランダ美術」②

カンディンスキーと共に、本格的抽象絵画の最初期の画家とされているモンドリアン。彼がオランダ出身ということに、これまでなんとなく「?」な気持ちをもっていたのは私だけでしょうか? どことなく新大陸から生まれたかのような画風というか単純な構図。緻密な写実的作品を得意としているオランダ人とは、どこかかけ離れたイメージでもあるし、初めてオランダの画家と知った時にはとっても驚いたものです。

今回のセミナーを受けての発見のひとつは、写実主義のオランダだからこそ生まれたのがこのコンセプトチックな抽象画であったということ。デッサン力の見せつけではなく、あくまでも写実にこだわり、そこに何かしらの意味付けをうめこんできたオランダ人。だからこそ、この抽象的表現を見出す事ができたのかもしれません。そうして見てみると、この直線と配色。なんだかまた違った意味を見出したくなる。

そうして思うと、ゴッホもオランダ人。
あ、まずい!六本木いってない!!!見逃しちゃまずいぜ。

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