Saturday, December 04, 2010

「水からの伝言」(江本勝 著)

"何を、誰を、どんなことを"を信じるか、というのは自分次第だと思う。

否定や批判をするのは簡単というか、実は意識しないでいても実は簡単に実行してしまっているのが人間の摂理というか事実なのだけど(私もこのblogでいろいろ批評しちゃているな〜、反省)、それは本当はコメンテーター気取りな醜いことなのかもしれないな、って気づきつつあります。でも、なかなか辞めることができないというか、ついつい書き連ねてしまう...人間は弱いものです。

仏教用語に、"欲望・怒り・迷い"を3毒といっているそうです。何かしらネガティブな批判をすることによって、心が乱れ(迷い)、心が乱れ(怒り)、自慢したくなる(欲望)というすべてがそろう。ゆえに、心の醜さが露呈してしまう、ってことらしい。そうだね、時に自分の不幸自慢的なことが始まった時、人はマイナスな話をしているというのにとっても生き生きしているようにもみえる。でも、その姿はあまり美しいと思えないのに。そんな実経験ありませんか?

そうして。

昨今、いろいろな人と対話している中で痛感しているのは批判しているのは、きっとその対象に依存しているということの裏返しなのだってことへの気付き。批判するという対象がいるから、その人は存在している(実感をもっている)のだということ。対象がいなければ、自分のパワーもそこには存在していない(と気づいていないのだけど)のだということ。きっと、呪縛ともいうのかもしれませんね、いやエネルギーの発生もとともいえるのでしょうか...。

Anyway. 先週、DちゃんとのMtg中にふと話題となったのがこの本のテーマ。

人間も、相手からプラス(ポジティブ)なエネルギーを与えてもらえると、その人の心になにかしらの影響を与えているのだと私は信じています。どこか心が浄化し、前向きになることができる。明日の朝が楽しみになる。だって広い世界、自分が一番不幸な訳でもなく、そんなことを感じるきっかけを作ってもらえたという発想の転換というのでしょうか、周辺にいる強烈ポジティブな人から影響をうけていることを自覚するってとっても重要というか、影響を与えられたってことを"無意識ではなく意識する"って本当に大切なのだなって思うのです。だって、そのパワーって本当に強いものを生み出すのだし。

元来、強烈ネガティブ思考の私ですが、私にとっての"ポジティブマン師匠"と時間を費やすことによって、周辺の人が私に対して認識している言葉が変化していることを昨今感じます。私から発している言葉が、どうやらプラスなエネルギーを帯びているらしく、なんだか皆が元気なってくれる。それを受けて、自分も元気になる。ある意味、相互作用であり影響しあっていることを自覚できて嬉しいかな、なんて。だから、それが人間や動物だけではなくて、静物体にもそんな世界が起きているって事実を知ることができるこの本は素晴らしいと思う。静物でも影響をうけているのだもの、動物が影響をうけないはずがない。そんなことを信じる力を与えてもらえるってなんだか素敵ですよね。

前述しました。

この本で「事実」として書かれていることに異論を唱える人も多いようです。でも、私は"あえて信じる"というポジティブなエネルギーを与えてもらえる一冊としていたいと思う。信じることの方が、自分にとって批判するよりも豊かな気持ちになるのだもの。

だって、ほんとにほんとにプラスな結晶ってキレイだよ。
私は、そんな言葉を自ら発することで、自分の内面から創造される結晶を美しく保ちたい。どうやってチェックするのかは、別にしてね(笑。

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