Wednesday, July 20, 2011

「優しい嘘と贈り物」(2009米)

この映画の現代は「LOVELY STILL」というそうです。直訳すると...「いつまでも愛している」ってくらいのニュアンスでしょうか?と思うと、やっぱり邦題の「優しい嘘と贈り物」はダメよね〜。映画のストーリーを予測させてしまうもの...。

といいつつ。

とても温かい映画でした。昨今、両親のことを色々考える機会も多いので、余計に思うところもあるのだけど、結末というかなんというか"一瞬の光"の温かさを感じるってやっぱりいいなって思いました。きっと以前だったらそうは思えなかったけれど...。

先日帰省した時に、母が若い頃に義母(私の父方のおばあちゃん)が「話をしていた言葉が今ならわかる」と話してくれたな〜って思い出しました。そう、きっとその年齢にしかわからないことってあるのかもしれないね。だから私もきっと、その現実に直面していないからまだわからないのかもしれない。でも、今の私で想像できることもある。

優しい嘘。あっていいのかと思わせてくれる映画でした。
でも一方で、嘘はイヤだとやっぱり思っている自分もいます。人間って複雑です。

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