その番組の中で、彼が発言していた言葉に思わず「そうそう」とテレビに頷いたことが一つ。
「これから電子書籍が増えていくことは間違いないし、本屋もきっと淘汰されてくるでしょう。しかしながら、本屋は絶対なくならないと僕は思うのです。インターネットと同じで電子書籍も、調べたいことや読みたいものが決まっている人にとってはとても便利なもの。ただ本屋でたまたま見つけるという発見や出会いというのは、リアルな場所じゃないと出来ませんからね」。
今月、渋谷のHMVが閉店しましたが、これもまたCDを買うのではなくダウンロードに移行してきた時代の流れと言われています。私は基本クラシック好きということもあるし、「聴覚な人」というよりは「視覚の人」なので、人のおすすめとかで購入することが多いけど、音楽好きな友人はよく「ジャケ買い」とかしていたよな〜って思い返されます。あとキレイにお家に並べていたりして...。きっと今だとそんな楽しみ方はしないのだろうけど、それはそれでちょっと寂しいかな、とも思う。
今、多くの雑誌社がこぞって電子書籍対策なるものをプロジェクトチームを作って始めているものの、アナログ人間&紙好きな私としては、やはりどこか「紙自体」は残ってほしいと思うし、池上さんがおっしゃるような「ふとした発見」を楽しむ機会はなくなってほしくないな、って思う。雑誌をぺらぺらめくって、思わぬ情報を得るとか、無駄とも思われる知識であってもいつか思わぬところで役立ったりってあるもんだし。本屋のぶらぶら時間も大好きだしな〜。
さ、出掛ける前に私にとってのアミューズメントパーク「丸善@日本橋」によってから出掛けよう!!
No comments:
Post a Comment