Saturday, August 21, 2010

「勝つ人の考え方 負ける人の考え方」 (林野宏 著)

事務所蔵書から、ふたたび。奥の方並んでいた(2005年だからちょっと古い)のをタイトルにひかれて、引っ張りだしてみました。

著者は、クレディセゾン社長です。「仕事も人生も、すべて基本は勝負ごと。勝たずに負けてどうするねんっ」て、ことで、勝つために必要な心の準備について書かれた本でした。後は、彼の提唱する「BQ(business quotient)=IQ(intelligence quotient) ×EQ(emotional quotient)」についての説明って感じかな。

色々な意味で、「好奇心」が強い人なのだな〜という印象で、この方と仕事するのはきっと刺激的だろうな、って思いました。どうやらまだ現役(といったら、失礼ですが。。。在籍ならいいか?w)なんですね。ある意味、「根本的なことに疑問をもつ」という印象を読みながら感じていたので、そういう意味においてもう少し世に知られていてもいい人なのかもしれないな、って思うな、まして今の時代だからこその人な気がする。

この本が書かれたのは2005年なので、なにげにリーマンショック前ということもあって、なんとなく米国至上主義的なニュアンス+アジアの時代到来という部分の予測に時差を感じますが、決っして間違った推測ではないので、「ああ、この時代にこういうこと言ってたんだ〜」なんて感心しました。やはり先を見据えてどうやってビジネスをのばして行くのかを考える(そして、こういう形で残す)って大切なんだね。見通しと現在のギャップっていうところで、なにげに判断できることもあるし、それがビジネスマンたる覚悟なのでしょう。そこまで思っての出版かどうかわからないけど、私的には「もっと知りたいな〜」って思う機会になったかな(→やっぱり上から目線!?)。

ノーリスクほど怖いものはない、と彼は言いました。

ふと思うと、私の今の毎日、「リスク」以外の何ものでもないやね〜(苦笑。
だからこその今のこの時間、大切に生きよう。
きっと意味あるものになる。

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