Sunday, August 15, 2010

東京は国際都市か?

今週は、ラマダン入でしたね。

といっても、私は無宗教でムスリムではないので「断食」とは関係ありませんが、数年間、彼らと時間を共有した私にとってはなんとなく気になるニュースではあります。プラス、なんだかいまだにメーリングリストに入っているのか「Happy ramadan!!」メールが届くし(苦笑。

東京が如何に国際都市か、そして日本がグローバルになったのか...なんてことが議論されることも多いけど、個人的意見ながらやはり偏りを感じます。あまりテレビを見ない私ではあるけれど(とはいえ、一応ニュースはつけてる)、今年も「ラマダン」の報道はなかったような...、どうなんだろう。全世界に10億人以上いるというイスラム信者。だけど、日本国内にいるとあまりその宗教や文化に出会わないような気もするし(なぜか、私の周りには多かったけど..爆)、私がもし彼らの文化を知る機会(偶然ながら)をもっていなければ、やっぱり気づかないことも多かった気がするのだよね。しつこいけど、ラマダン報道が誰の目にも触れる形ではなかったような気がするし...。

初めてラマダン期間を迎えた時の私の疑問は「どうしてずっと断食していて衰弱しないの?」なんてことだったんだけど、これは彼らにバカウケされた質問の一つ。いまだに私の周囲の友人たちも誤解しているって思うけど、ラマダンでも日が落ちたらしっかり食べてるんだよね〜(それもめっちゃbig meal)。そして、彼らの中では「苦行」というよりも「Happy」とか「share」っていう気持ちが大きいらしいから、実はとっても深い意味を持ちうるらしい期間。全世界にいる同士である10億人と思いを共有する、って位置づけなのだもの。そりゃ、民族意識高くなるもんだ。

そういえば、私の英語の先生(Japanese Canadian)の一人がこないだ言ってたのは、「カナダからの外国人は至る所にいるから、別に集まったりしないしunionな気分ってあまりないんだよね。どこかの地域にみんなで暮らす(Indian=西葛西みたいなもの)って発想はないしね。たぶん固まるには多すぎるんだよ」ということ。なるほど、その国や地域における環境によって、その思いとか絆って変化するのかもしれない。

先日話をさせていただいたある方に、「あなたが育った北海道という場所は、異種なものを"うけいれる"ということが前提なところ。だからきっと、それがあなたの中の根幹にあるのでしょう。もちろん、あなたは一人が嫌いなだということはわかる。でも、一人でいなければいけない、っていうこともあるのよ」なんて言われて事が、ふと頭をよぎる。

お祝い会でHappyもらった後、なんとなくそんなことをずっと考えている。
ううむ、なんとなくどこか短期間でもいい、国境越えたい気分です。

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