Saturday, September 11, 2010

Continue to challenging

この夏の私の一番の収穫といえば、「アートセミナー」で3人の偉大な近代芸術家に触れることができたこと。今まで知ったつもりになっていた彼らの生き様...というか、人生を垣間みることができたように思います。

パブロ・ピカソ 92歳
アンリ・マティス 84歳
マルク・シャガール 97歳

1800年代後半に生をうけ、二つの大戦に巻き込まれ影響を受け続けた芸術家たち。その存在は、後世の方がより認められました。特に前者たちは、あまりに時代の先を感じ表現を続けてきたが故に、なかなか「アート」として理解されることなく生きにくい時間を過ごしていたのが、残念でなりません。それもほんの十数年前まで生きていたのだものね。当時(まだ生きていた頃)、どうして私はもっと知ろうって思わなかったのだろう。もしっていう言葉は嫌いだけど、「もし」があったのだとしたら、一度会って話を聞いてみたかったな。

彼らに共通していて、尊敬しうること。それはいつまでも自分の生み出す作品に妥協することなく、これで自分はいいんだなんて思うことなく、「挑戦」を続けたこと。60歳を超えてもなお、新しい作品や絵画手法に挑戦したり、平面ではない彫刻や陶芸に挑戦してみたり、切り絵での作品を初めてみたり、本当に終わりなき挑戦の日々。自分の両親の年齢を考えてみても、本当にそんな挑戦を続けられるという価値というか心意気っていうのは、継続するって大変なんだと思うのです。私のことを言うならば、まだまだ彼らの半分の人生にも満たなくて、それだというのにどこか「40歳近くにもなって、今さらやってもな〜」なんて気持ちが過ることも一杯あったことは隠すこともできない事実で。。だからこそ、なんだか彼らのパワーに敬服し、尊敬し、エネルギーを与えてもらえる。私ももっともっと「挑戦」しなきゃって。

大学を卒業して以来、ずっといい影響を与え続けてもらっている友人と話をしながら、今の自分に欠けているものを再認識、そして「挑戦」しなければならないことが見えてきた気がする。形がないものを求めるのであれば、自分で形を作らなければならない。それが自分にとって価値があることだと信じるのであれば、成し遂げる努力をするべきだってこと。そして、私にはまだまだ求める時間があるのだっていうこと、彼らの人生への挑戦を思いながら、ぼんやりと考えた午後。どうしたら少しでも近づくことができるのか、考えてみたいと思う。今、こうして時間を与えてもらっているのだから。

明日は、初参加の別のアートセミナーに行ってきます。
英語でダヴィンチ。ちょっと楽しみです。

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