Thursday, May 14, 2009

Outliers(アウトライアー=外れ値)

(久々登場の!?)王子から薦められて読み始めた一冊。どうやら日本語翻訳を勝間さんで発売になったらしいけど、とりあえず原書で挑戦中。。。(まだ完読できてないから、さわりだけね)。

そもそも、読み始めるきっかけとなったのは、王子とのふとしたメールのやりとり。近々、情報交換がてら食事でもしよう、なんて言ってたら、お互いの誕生日が5月だと知って、

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「Outlier」という本(日本語訳はもうすぐ出版されます)を読んでいるのですが、ここでCutoff Date(日本では4/1)の直後の月に生まれた人は、社会の中で成功する率が
高くなる、という説が冒頭にあるのですよ。
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という一文があったこと。で、ちょっとひっかかったので即購入。でね、中身というかここで触れられていることとは、人間の教育は12ヶ月単位で動くが故、どこの月で切ったとしても1年のギャップ差の中で生きることを余儀なくされ、かつランク分け教育なんてされたもんならば、(統計学的には)優位な人はますます優位に世の中が動いていくのが常となってしまうのが現実ですよ、ってこと。で、これってつまり、社会心理学者が提唱する「マタイ効果(*)」ってやつですよね〜。

はてさて、本当はどうなのか?
自分自身の生き方でしか証明できないし、実証するしかない。

もうちょっと読み進めてみます(笑。

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ちなみに。。。
マタイ効果 (Matthew effect) マートンは、条件に恵まれた研究者は優れた業績を挙げることでさらに条件に恵まれる、という「利益—優位性の累積」のメカニズムを指摘した。マートンは、新約聖書のなかの文言「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」(マタイ福音書第13章12節)から借用してこのメカニズムを「マタイ効果」と命名した

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