Friday, May 29, 2009

「本当の自分をみつけ方」(1)

よく雑誌でみかける特集ですよね、たいてい春と秋に一回づつくらいある定番の特集。かくいう私も実はずーっと「自分探し」を続けてきたタイプだったりするので、この手の特集を雑誌でみつけると”何か手がかりがあるかも”って、ついつい購入してました。w

さてさて、こんな私ですが。

最近、後輩ちゃん(30歳前後が主)達から、この手の相談をよくうけるようになりました。女性の場合だと、一番悩める年頃(特に、「結婚」に対しての変なリミット感があったかな)だったりするし、身体を壊し気味(特に婦人科系)だったりもするからでしょうか。”自分が将来どこへ向かっていくのがいいのか”、とか、”自分は結婚できるのだろうか”、とか、”今の仕事これでいいの、転職した方がいいの”、とか、悩みのオンパレード。私もそうだったなって、本当に思い出されます。いや、それ以上に。私はきっと彼・彼女たち以上に私はもっとウダウダ考えていたって思うし(今も迷っている)、相談のるような立派な大人じゃないからおこがましいな、と。。。w

私が東京に転勤することを決意したのは、29歳の時でした。当時、大変お世話になっていた取引先の広告代理店の部長は、報告した時にまず最初に「結婚どうするの?」と言ってたな、って今更ながら思い出します。きっと、それが彼の愛情だったことはヒシヒシと感じつつも、私は私の前に広がる可能性のワクワク感が大きかったのですよね〜。不安以上に楽しみが大きかった。若かったのでしょうか?(w)

当時、誰よりも理解者だった母は私の東京行きを誰よりも心配していましたが、一方で(頑固一徹だった)父は私の背中を押してくれました。就職する時は反対のステータスだった二人が、私の新たな決断の時には逆の行動だったことが、すごく印象的で、父に認めてもらったようで嬉しかったことを思い返されます。父は「娘」としての「私」だけではなくて、企業人としての「私」を見てくれた!本当に今になって思えば、そんな父の想いに感謝です。

今思うと、入社後「普通のOLになりたい」と言い続けていた私ですが、今となると当時言っていた「普通」の定義ってなんだったのかわからなくなっています(w)。何と比較して、何を基準にそう言っていたのでしょうか?今の私bの生き方だって、いたって「普通」と胸はって言える。だとしたら、私が追い求めていたものはなんなのでしょうね。。。何と比較していたのでしょう。

ということで、「本当の私」を探求してきた自分ながら、変化している自分がなによりも愛おしくもあり。。。
「本当の自分」って逆に誰なんだろう、って思っている昨今です。

(続く)

No comments: