Friday, September 02, 2011

「みんな元気(EVERYBODY'S FINE)」 (2009米)

今週は体調を崩していたこともあって、引き蘢りな時間を過ごしました。週始めのオフサイトMTGが効いているんだろうなぁ...なんだかボンヤリとした疲れがとれなかった上に、風邪もひいてしまったし。ふぅ

そんな時は帰宅後、ゆっくりと映画な夜を満喫。身体を休ませようと思って横になっても、さすがに早い時間から眠れないものね(笑)。本を読もうと思っても、脳みそ働かないから視覚の助けをもらっての映画時間。もちろん、ドンパチもののアクションはNGで、ヒューマン系がお好みです。あったかーい気持ちになると心も元気になるし。

で、今回の映画はタイトルズバリ「みんな元気」。残念ながら劇場未公開となったこのアメリカ作品はリメイクで、もともとはジョゼッペ・トルナーレ(ニューシネマパラダイスの人)監督・脚本のイタリア映画。だから、人間模様というか家族愛とかのテーマがいいんですよ、ほんとに。。。退職し妻を亡くした夫(父親)が、子供達を訪ねてアメリカ横断をするっていうロードムービーは、心がほっこりするしジーンときました。

大人になった子供たちなのだけど、父親から見ると子供のまま。夢の中で子供たちと会話するシーンでは、子供の姿のままの「子供たち」と今の彼らのトラブルに向き合って繰り広げられていくのが象徴的です。親からすると、いつまでたっても、子供は子供なんだろうな。。。一番末の子との夢の中での再会と、アーティストでもあったその子が残した父との絆的なテーマの作品を目にした時のデニーロの表情が最高に泣けました。

もともとファザコンでありマザコンな私。

大号泣の作品です。おすすめ!

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