Thursday, April 01, 2010

Renoir -伝統と革新-

国立新美術館で開催している「ルノワール展(http://www.renoir2010.com/)」、行ってきました。来週月曜日までから、かなり駆け込みだね(苦笑。

平日昼間ながらの大混雑。私たちは朝一番に行ったのですんなり入場できましたが、出た来た頃には入場制限がかかっているくらいの大盛況ぶり。日本人、やっぱりルノワール好きだよね〜。

てことで、展覧会。

今回は、X線写真でどのように作品をルノワールが描いたか、なんてことを明らかにしているコーナーとかもあって、ちょっと興味深かったです。白や緑(彼が好きだった色)をどのように使いこなしていたのか、どこに思い入れをもって描いていたのか、下書きをして綿密に描いたのか、感情の赴くまま描いたのか。そんなことが少しずつ科学の力でわかってきた現代の研究力。凄いな〜と思う半分、画家本人はまさかそんなことされているとは。。。って気分だろうな〜と微妙な気持ちにもなったりして(苦笑。

相変わらず、あーだこーだと話しつつの鑑賞時間はあっという間でした。自分と観ている観点が異なる人と行くのは本当に興味深いもの。一人でぼーっと作品と向き合うっていうのも好きだけど、誰かと感じたことをシェアできるってのもまたいいものです。

残り数日ですが、お時間あれば是非。

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