Sunday, April 25, 2010

「伝える本。」(山本高史)

「言葉」の存在は本当に重要です。

異なる言語を話す外国人とのコミュニケーションの方が日本人同士よりもうまくとれるのはなぜだろう、なんてことを以前、外国人と付き合っている時に思ったけれど(苦笑)、それは今思えば単純なこと。「お互いに第二外国語だったから」なんだろうな。つまり、その奥にある母語の意味まではシェアできてなかったけれど、どこかで「言語」が違うからって思ってたところもある。

ということで、この一冊。

普段、自分が使っている言葉を今一度振返ることになりました。そして、最近友人から指摘されたことも「あ...」と結びつくことに。反省・反省。

山本氏がいう「ちゃんと」word。確かに私たちって多分に使って、多分にすれ違っているよね〜。それぞれの価値観や期待値によって出来ていること、お互いが理解してないってことを実は全く意識してない。某心理学で学んだ「人はそれぞれもっている地図が違う」ということ、やはりそこに尽きる。一つの「言葉=word」からイメージすることがどれだけ違うのか、本当はコミュニケーションをとる前にすりあわせないとね。な〜んて、一人一人に実行することはとっても難しいことだけど。

言葉が相手にどんな感情を与えるのか。やはりそういうことを意識して言葉を発する人間になりたいと思う。自分の中で解釈して傷つくのは自分の問題だし、相手の意図することではなかったのかもしれない。そうやって、思えば相手を許せる事も多いかもしれない。しばし、トラウマは続きそうだけど...ね。

でも、私の地図を見てくれようとしてくれる人がいるから大丈夫。
元気になろう。

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