Sunday, February 07, 2010

「New Universe of Manuel Legris」

昨日、Parisから戻ったものの、私は未だParis気分の私。それもそのはず、今日はルグリの舞台のチケットを購入していたのでした〜。

Parisでは残念ながら今回、パリオペの舞台を見ることができなかったので(あまりに直前過ぎたのでsoldだった・・・)、残念に思っていたもののオレリーもルテステュも日本にいるってことは、いまParisで舞台にたっているのは誰なんだろう、と疑問に思うくらいな豪華なキャスト。そもそもルグリとギエムの競演ってたぶん15年ぶりだよね?バレエ学校時代、付き合っていたと噂される二人だからこその今回の競演、見ているほうがドキドキしちゃうぜ!!w

てことで、本日の舞台。

私の中では、印象深かったのが2作品。

"Mopey"
Friedmann Vogel

"Marie Antoinette"
Agnes Letestu, Patrick de Bana


Vogelは、故障によって今回1作品しか踊らなかったのだけど、このコンテンポラリーはとっても良かった〜。第1幕のの演目で彼だけじゃないだろうか、レベランスを3回したのは。でも、それに呼応するくらい、この作品は興味深いし、「今」の彼にぴったりだったと思いました。巧く説明できないから、残りのステージ観て!!(笑

ルテステュが踊る"Marie Antoinette"は、観ている人間に色々な感情を呼び起こしました。まずはアントワネットをフランス人たるルテステュが踊る。これって、どういう気持ちをもつものなのだろう・・・って考えながら、白い衣装(それも透けている)を纏った彼女を観る。「裸の王様」という言葉がちょっと過りつつ、なんだか思考が邪魔されていることにすら面白さを感じました。最後のギロチンを想起させるシーンの赤い照明がかなり効いてたな〜。

ルグリとギエムの作品は、言うに及ばず。
まだまだ現役でいれるんだろうなって思わせる二人のスピード感と存在感は圧巻でした。何度となく観ている二人のダンス。お願いだから、もっともっと現役でいてね。

新しいものやジェネレーションは好き。
でも、もとあるものの尊さもやっぱり愛したい。

バレエってやっぱりいいね。

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