Monday, February 01, 2010

「ベジャール、そしてバレエはつづく」(2009)

2007年に死去した偉大なる振付家モーリス・ベジャール。彼の後継者であるジル・ロマンと残されたダンサー達のその後を伝えるドキュメンタリー映画です。渋谷のBUNKAMURAでの上映を見逃してしまっていたので、機内映画で観ることができてラッキー。しかし・・・これって私以外、誰がみるのだろ?w

幼少時代、クラシック一辺倒だった私にコンテンポラリーの世界を教えてくれたダンサー、"ジョルジュ・ドン"の映像も折り込まれ懐かしさと新しさの融合をあらためて感じました。失っても続いていくということ。昨今色々考えてきた「無常」ということもあわせて、すごく重みを感じた作品。

続けるということ、残すということ、後継するということ。そして「生きる」ということ。それはあくまでも「動」にあって「静」なことではないし、ましてや「止」ことではない。ダンサー達の踊る映像を観ながら、ぼ〜っとそんなことを感じました。

タイトル曰く。「バレエはつづく」のです。つづける為には努力が必要。バレエだけじゃない。「私はつづく」、そうありたい。

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