Saturday, February 13, 2010

「マディソン郡の橋」(1995)

ただいま公開中の「サヨナライツカ(http://sayo-itsu.com/)」は、「"マディソン郡"を彷彿させる」という話を耳にしていたところ、今回Parisから戻る便で観ることができたので、眠い目をこすりつつチョイス。実は、日本で11億のヒットとなった言われるこの映画ですが、ちゃんと観るのは初めてだったんですよね~(苦笑)。

あまりにも有名なこの作品ですが、先日あるテレビ番組で「不況になると、人は不倫が流行る」というひとつの事例になっていました。「不倫ね~」、確かにバブルな時代は「金妻」が流行し(私は小学生??)、一時代を築いていたようにも思います。しかし、どこからが「不倫」なのか。この映画を観ながら、そんなことをぼんやりと考えました。

フランチェスカは、母親たる「仕事」を最後までまっとうし、ロバートも最後まで秘めたまま死を迎えていた。たった4日間という共有された時間、二人にとっては「特別」なものだったのでしょう。しかし、人はその短い時間をどこまで純粋であり深くもちうることができるのでしょうか・・・。

ひとつひとつの関係に、すごく時間をかけてしまうし、だからこその関係を尊く思う私。
まだまだ子供なのかな~・・・なんて、思った映画でした。

機内ではこの後、ちょっとあったかい気持ちになったので熟睡です(笑。

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