Sunday, March 14, 2010

青木新門氏@築地本願寺

今から10年ほど前でしょうか。私の祖母は「納棺夫」によって、美しい最期の時を迎えさせてもらいました。当時は、その仕事を知らなかった私は、ただただその仕事の過程を見つめているだけだったし、キレイにお化粧している祖母と向かい合った時に、まるで「Miyuちゃん」と声をかけてくれそうなくらい生き生きした表情だったのでドキドキした記憶が残っています。

「納棺夫日記」と出会ったのは、昨年の今頃でした(ブログに書いてた→http://soeur-miyu.blogspot.com/2009/02/blog-post_25.html)。その表現の美しさや「生と死」に関する啓示とか、その当時の私に色んな刺激を与えてくれた一冊で、何度なく読んだっけ(その後、友人にシェアしたところ、彼の方がはまったけど。w)。でも、本当に色々な「思い」を与えてくれる作品。

で、その彼から原作者である青木さんが「講話会をひらくって知ってる?」という誘いをうけて行ってきた本日の築地本願寺。いや〜、いろんな意味で衝撃でした。w。 だってね、否定はしたくないから敢えて「よかった」と言いたいって感じだったのです(ちゅうか、基本すべて本に書いてあることだったのよね〜。。。)

However...今日迄のワクワク感を与えてもらったこと、やっぱり言葉を「書く人と話す人」がいるってことを再認識できたこと、今日という時間を共有できる人がいたこと、すべてはいい時間でした。だって、その後にシェア会を持って、彼が同じように感じて、同じような意見をもって、そして今日以外の別の「今後」の話もできたから。きっかけはなんであれ、そんな時間をもてたこと、もてる機会を得られたことには感謝。同じようなことを感じる人がいるって感じることができたことに感謝。

期待が大きかったから、あまりレビューめいてないけれど。
でも、今日もいい時間を過ごせた気がします。

今週もガンバろう。

No comments: