Thursday, December 26, 2013

HOSPICES DE BEAUNE BEAUNE 1ER CRU CUVEE NICOLAS ROLIN 2010

にーから頂いたwineについて、ちょっと調べてみた。
今年もボーヌに行ったけれど、その中の一つなんだろうなって思ったら、どんどんワクワク指数があがってくる。いい感じで寝かせておきたいなって思う。 
あ...セラーの件。年内中にクリアしなきゃな。
 
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オスピス・ド・ボーヌは中世の病人や貧しい人々のための慈善施療院でした。時の財務長官であったニコラ・ロランによって創設され、その運営費は寄進されたぶどう畑から出来たワインの販売によって賄われました。1851年からは今日のオークション形式に変わり、慈善事業だけではなく、ブルゴーニュのその年の品質を見極める意味合いももっています。今では施設そのものは存在しませんが、収益は福祉に利用され、創設時の精神は引き継がれています。 オスピス・ド・ボーヌが所有している畑はどれも条件のいい畑がそろっています。寄進を受ける際もオスピス・ド・ボーヌの名に恥じない品質のワインが出来るかどうか吟味されるそうです。さらに数年前には醸造施設を一新。ぶどうの選別も厳格になり、また醸造技術も最新のものが取り入れられた結果、より一層品質の高いワインが造られるようになりました。 このワインはオスピス・ド・ボーヌの創始者の名前がつけられているように、オスピス・ド・ボーヌを代表するキュヴェです。ボーヌ・プルミエ・クリュの中でも一番出来の良い樽を選び瓶詰めされます。ピノ・ノワール特有の果実味とエレガントな酸味が次々と押し寄せるような感覚は、偉大な年の芸術品である証拠です。今飲むと、その若々しい果実味を堪能でき、10年後にはまた違った熟成感が味わえるでしょう。

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