Monday, December 23, 2013


子供の頃、母に叱られても、お布団を被りながら懐中電灯で読み続けた「巌窟王」という小説。どうしてあんなに夢中になれたのか今となるとわからないけれど、朝を待てないくらい夢中になって読んだこと、なんだか妙に記憶に残っています。



なんだか宝物のように、こっそり読むのが楽しみで、主人公のダンテスが脱獄するまでの経緯とか、その後の復讐劇とか、思えばそこには日常(つまり小学校)にはない世界があって、どうやら空想好き(いや、妄想?)だった読書好きの私には、ワクワクがつまった作品だったのかもしれません。そして、今の私とも間違いなくつながっているフランスの小説ってこともあるのかもしれないけれど…w



もう一冊、大好きだった小説は「星の王子様」。これは子供時代だけではなくって、この時期に毎年読む一冊。そして、同じ文章のはずなのに、毎年感じることが違ってドキドキする。そしてその差がきっと今年の自分の結果なのではないか、と。



今年の王子様。ひとまずこれから読み始めです。

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