Saturday, January 17, 2009

太陽と月

成功している企業や人間関係には、必ず表と裏の存在があるもの。一般的には表舞台に立っている人が全て神からの寵愛をうけているように感じてしまうけれど(マスの報道が偏重しているからだろうな)、必ずといっていい程、その背後でそれ以上に影響を与えている「陰」の存在があるような気がします。

前にも書いたことがあるかもしれませんが。。。某友人が私に「子供の頃から、月のような男になりたかった」と 話をしてくれたことがあります(その人はめっちゃ「太陽」なイメージだったから、衝撃でしたが。。。爆)。

「ずっと側にいる存在なのに地球にはずっと一部分しか魅せていない」「(それなのに)一番地球に影響を与える瞬間には、アメリカ大陸を6センチメートル持ち上げるパワーを持っている」という、彼の説明を聞くと憧れの理由は二つで、なにげに「なるほど」って思っちゃったんですよね。日が当たらない存在なのに、そんなに大きな影響力があるなんて(元来の理系男の「理由」って説得力あります。爆爆爆)、やっぱりそんなパワーってなんだか尊敬にあたる気がする。。。

確かに、太陽と比較して裏な存在である「月」。私自身、「月のような人」と実はよく言われていたので(表舞台が嫌い&基本地味な性格なので。。爆)、そういうことひっくるめて、彼の意見にはちょっとだけ嬉しく感じたし、自分の立ち位置についても見直すことができました。プラス、特に女性は「月」を感じて生きているので(そういう生理現象があるので)、なんだかすっと私の心に入ったというか、いろいろ考えることができて、嬉しかったな。。。

今回この一冊を手にした時、私の知らない「アップル」という会社をより深く理解できたことに加えて、ジョブズという入口で知ったこの会社を違う側面から知ることができたなって思いました。読者として、本当楽しめましたっ。。。(めちゃめちゃ、一般読者目線だけど)。

ウォズについては、今迄まったく知ることが出来なかったことに後悔しつつ、一方で普通の自伝本的なものであっても、「だからこの知り方がいい」って思えたこと。そして、ダイレクトな言葉(当然、インタビュアーの言葉を経由しているけど)を受けることができたこと、やっぱり刺激ありました。そして、すごく同調したいというか、人間的な「人」であることに、共鳴したくなりました。

私は、ジョブズの思いとかでもすごく独りよがりな思い含めて大好きだけど、一方で人間的なウォズの持っている考え方に共感します。彼と比較したら雲泥の差の私だけど、「人」のありがたさに疑うことなく感謝している私だし。。。

アップルという会社。何をどう言われも。。。やっぱり、魅力的です。

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