Sunday, March 06, 2011

ロングエンゲージメント(京井良彦 著)

とても"読みやすい"本でした。某汐にある大手広告代理店に在籍されている方の本ということを念頭にいれてみると、これまたちょっと愉快な気分に個人的になるけれど、それはまた別の話(そういや、Facebookとの協業会社の話も今週リリースされていたな〜)。ソーシャルメディア元年と言われる昨今だからこそ、こういうまとまった見解を(それも色々な人の)知るのは面白いものですよね。

仕事上もかなりの頻度でソーシャルメディア話題が絡んでくる昨今。自他共に認めるアナログ体質なので、必要性はわかっているけど、やっぱりリアル重視のコミュニケーションを好んでしまいます。いや、特にプライベートでのつながりは間違いなくリアル好きなので、気をつけないと浦島たろ子になるな〜(事実、昨年の”鎖国"後は、ますますそんな気配が強くなっている気がする。"viva! リアル"みたいな...w)。便利なのは重々わかっているのだけど、ね。

とはいえ避けられない世の中。オフィシャルな場では知っていて当然の環境に身を置きたいし、知ってこそ使い方(けっして、使われるのではない)を感じ取りたいので、一応少しずつはbiteはしています(フランス語の練習の場でもある...割に、あまり書いてないけど...うぎゃ)。そして、多くの方から色々な情報をもらっているのも確か。みんなの日常もよくわかるし、そこから情報を得ることも多い。でも一方で、知らなくてよかったことも知ることになる、感情的に悩ましいことも確か(苦笑)。本当難しいもんです。

この本のキーワードには【共感】がありました。

思えば私の愛読本「Lovemarks」について、2006年の段階では「実務レベルでは達してない」なんてコメントをしていたようです(ふと振返ってみた)。あれから5年近くたって、このキーワードに注目される世の中になっている。やはり時代は動いているのだね。

愛読本、また新たな気持ちで読んでみようかな。今の私はどう感じるのか、ちょっと興味ある。:)

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