Sunday, October 16, 2011

ビストロMiyu.1

お気づきだと思いますが、最近できるだけ料理をするようにしています。

もともと凝り性なので、始めると延々と研究し突き詰めるタイプで、料理することは学生時代から好きだったのだけど、忙しさに追われていた数年間、ほとんど実家に帰った時はさておき、自分のお部屋で料理なんてしてなかったな〜。いや、その前にほぼ家にいなかったか(汗。

さて、そんな風にふと思って振返ってみると、昨年のフリー時代に"自分の為に時間を作ることができるようになったこと"が一番大きなきっかけとなったのではないかと。それまでは、やっぱり仕事で帰りが遅かったり、惰性で外食したりすることが多かったから、なかなか冷蔵庫に食材も入っていなかったしね〜。でも、昨年は自分でハンドリングした時間で、家にいることも多かったし、気づけば朝昼晩と料理していたりして、「作ること」が習慣になっていたのかもしれません。だからそんなことを知らない私の友人たちは、私が料理しているっていうと驚くのかも?w

いや、それだけじゃないな〜。昨今の環境、「食材」をいただくことが何やら増えたことも一つあるかもしれない。北国生まれの私にとっては、全く見知らぬ野菜だったり、お肉の元気さだったり、フルーツの想像を超える甘さだったり、興味をそそられっぱなし。反対の島(といったら怒られそうだ)で育った人の「いつもの食材」を"見て知って口にする"のはやっぱりとっても楽しいこと。だから、それらをどうやって調理して楽しんだらいいのかって考えたり、教えてもらったりすることはワクワクします。そして、なにより傍にいてくれる相手が「食」好きで、お料理上手だってことも大きな起因のような気もする(盛りつけにだってうるさいし...爆)。...あれ?そうでもないか。その昔、香港通いしていた時の相手も料理上手だったけど、まかせっぱなしだったっけ(笑。

Anyway.

そんな背景のもと。本日午後は、ひさびさにまったりとお料理DAY。朝一のバレエクラスを受けにいって汗を流した後に、先週の帰省で持参した食材た
ちを前に「ビストロMiyu」を昼から開店してみました。先週は帰省していたし、その前は仕事だったし、さらにその前も仕事&気管支炎で死亡していたし、そういう意味では久々元気な休日。うれしい〜!!!

一品目は、「帆立のケッパーマリネ」。帰省時に持参してきた帆立(お刺身仕様)を放置してしまっていたので、そのまま食べるにはちょっと残念な気もしてマリネにしてみました。ほんのちょっぴりだけ、フライパンで焼き色をつけて香ばしい香りをひきだした後に、作り置きのケッパー(+カイエンヌペッパーがポイント)ソースでマリネ。簡単で本格的な味を堪能できるから、ちょっと嬉しい。本当はライムな気分だけど、冷蔵庫にはレモンがあったので代用したけど、問題なくうましっ!! 

この後、作ろうと思っている"パテ・ド・カンパーニュ"にもいれちゃえばいいやってことで、ここで「ロゼワイン」登場。あまり日本人にとっては馴染みがないロゼですが、我が家では昔からの定番。父が「ワインといえばロゼ」、それも辛口のキリリとした南フランスものが好きだったことに起因しています。大人になってから(私が東京に拠点を移してから)の家族旅行で一緒にニースやカンヌを回るまで、父はフランスに行ったことがなかったのだけど、どうして辛口ロゼ好きだったんだろう、なんてふと思ったりもする昨今。だってその頃(今は違うけど)、やっぱり国内に入ってきていたロゼって甘口が多くって中途半端なワインって言われていた時代だったから、家に辛口ロゼがあったって思えば不思議だよね〜。やっぱり、我が家の先祖はフランス人か??w

2品目は「カボチャのチーズオーブン焼」。もちろん北海道食材。甘くて美味しい秋の味覚。ローズマリーで香りづけするだけで、本格的な香りがするから手抜きビストロには素晴らしい一品です。素材に助けられるってまさしくこういうことだね。w

さーて。そろそろ、パテの準備開始しましょ。
To be continue...

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