Friday, October 28, 2011

家庭料理

独り身の私にとって、母の味が家庭の味というのは変わりなき事実です。生まれ育ったのが「北海道」ということもあり食材含めておそらく異なった環境だったこと、母が学生時代から東京暮らしだったことも相まって、私の味覚や料理はMix的な香りが多分にしています。

とはいうものの。

やはりベースとなる食材が変わると料理も異なるものです。他所様のお弁当の垣間みるとお魚の種類と味付け、お野菜やおにぎりの形(それは家庭の所以か?)等、本当に違うなぁなんて驚きます。それは住んでいる環境か、たんなる家庭の個性なのか?考えてみると面白いものだね。

そうして、こうやって相手の環境を知ることが何より楽しかったり...。
理解はできなくても、「知る」という行為は続けたいし、せっかくだから楽しみたい。そして、お互いの郷土料理を楽しみながら語り合える時間を大切にしたいと思うのです。

自分が知っていた環境だけが、現実ではありません。
まだまだ知らないことがいっぱい。だから現実を追うことなく夢見ることが人間はできるのだと私は信じています。

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