今回のテーマである「自然」。色々な切り口で、人間との関わりを作り上げていた展覧会。興味深くて、とてもゆっくりと一作品、一作品を味わわせていただきましたが、 なんといっても今回は「ウィリアム・ ブラッドフォード」のこの作品。最後のセクションで、ドキドキしました。
氷山の"白"と 夕日に輝く薄い"水色"。この微妙な感じ、きっと実物というかリアルじゃないと伝わらないんだろうなぁ...。タイトルからわかるように、シチュエーションとしては、夕刻時の事故現場。まもなく夜になるであろう時、その命を失いかねない危険性と裏腹に美しい風景が、そこにあったことが伺いしれます。
いや、しっかし。今回の展覧会のキュレータさん、どんな方なんだろう? メトロポリタンをもってきて、このテーマ切り。正直「この作品の横にこれ??」っていう問いかけしたくなる瞬間はいくつかあったのだけど、テーマ性ある展示って、こんなに面白いのだね。さすがNY拠点とする美術館。初めてテーマ展示を始めたMOMAとの二大美術館です。感動。
時間がないのに、ご一緒してくれてありがとでした。
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