Wednesday, April 25, 2012

「モンスターU子の噓」(越知月子 著)

あまり小説を読まない私ですが、「久々に濫読しよう」気分で本屋さんで選びまくったので、ついつい「人気ランキング」なんてコーナーに足を運んでしまいました。ということで、選ばれた一冊です。

いやはや、この「久しぶり」ってコワイもんですね。自分の勘どころがにぶっているから、本屋のリコメンドに頼ってしまうモードになる。自らの「これ読みたい」っていう欲求と向き合ってなかった証拠なのかな〜。知的欲求が失われている感じ?うううう、いやだーーーーー!!!

もちろん新しいジャンルに出会える喜びもあることは否定しません。でもその多くは違う思いになってしまうんじゃないかって実感。このU子もけっして面白くなかったなんて書くつもりはないし、途中までは意外に楽しませていただきました。でもね、私の読書感とはやっぱり違うのです。ドキドキしたいわけではなくって、感情移入して別の考えとか感覚とかを感じ取りたいのです。だから、間違いなくU子の存在とは別の何かを私は求めているのです。

そんなことがわかったからこそ、エンタメとして楽しむのがいいなって結論だったけど、これまたどうしようもないらしねー。苦笑

今回のお仕事を担当してくれているNちゃん。
いろんな人がいるって知るのもひとつの経験だから、もうひとふんばりしようね。
間違いなく、私たちの周りにU子はいないのだから。

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