Sunday, April 22, 2012

「異性」(著 角田光代・穂村弘)

最近、会社で雑誌を定期購読してくれるようになりました。ラインナップはかなり微妙なんだけど、そこは雑誌オタクの私。随時すべてのジャンルをチェックしていることもあって、総務担当には笑われている模様。でもね〜、活字好きなんだもの。しょうがない。w

てことで、そんな一冊のひとつである先週号の「プレジデント」 を読みながら、改めて自分の読書量の激減を反省。ここのところ、ありえないくらい少なくなってしまったのですよ。私のTDLである紀伊国屋が側にないっていうことは単なる言い訳で、読書に費やす時間をスマホが占めてしまっているという現実(それが仕事だっていうのも逃げか?)。でも決してそれは「読書」じゃないんだよね、たんなるネットサーフィンしていると同義。いかんな〜、新しい刺激うけてないから、かなり世界が狭まった予感。うううう

という理由だけではないのだけど、昨日のイベント立ち合いの合間に立ち寄った本屋でがっつんジャケ買いしてしまいました。久しぶりの散在気味ですが、ちょ〜気持ちよかった〜(笑)。アレも読みたい、コレも読みたいっていう欲求、まだ私にはあったんだーって安心もできたし。そういう気持ちなくしたらおしまいだもんね。

なんて前置き長かったけれど、今回の本はそんな一冊。

角田さん、個人的に大好きで、だからこそ読んでみようかなって思ったおなじみ書簡風の一冊。男性と女性が、お互いの恋愛観というか、「男はこう思う」「女はこう思う」なんて話を延々と続けていくエッセイ本。いやはや、読みすすめながら考えさせられましたよぉ〜。だって、いちいち...「あ」って思うんだもの。w

男性の「所有感」ってくだりがあったのだけど、これって...いやーねー、思い当たっている自分にむかつきますしたわ。読めば読む程、私は女性脳で生きていて、勝手に解釈して喜んだり落ち込んだり。それを性差といってしまえば簡単だけど、でも意識せずにそういうもんだって思い込んで生きてきたことに恥ずかしくなったりして。本当、考えますわ〜。

そんな思い込みからか、髪を伸ばしている自分。
切ろうかな...っていうのもまた単純だから悔しい。うーーーーーーーーーーーー。

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