Tuesday, May 25, 2010

悩める後輩ちゃんへ

「誰かに必要とされたい」と悩むのは、けっして悪いことではないけれど、「必要としてくれる」のはあくまでも「相手」であって、それを自分で悩んでも何にも解決しないってことを、先に生きてきた人間としては実感しています(というか、望んだり悩んだりして「必要だ」と思ってもらえるなら、それはそれでこの上なくラッキーな話だと思う)。

でも、現実はそうじゃない。相手の心は自分では変えることができないもの。

欲すれば欲するほど、相手をコントロールすることになる(変えたいと望むと同義)のも悲しいかな、現実。変わるというか、コントロールできるのは自分自身でしかない。だったら、自分本位になって、おもいっきり相手を「必要とする」ってのもひとつの手なのではないか、と私は思っていたりするのです。

「必要な人=意味ある人」だと思うからこそ、相手に何をしてあげたいか、それだったら自分で解決できる話。時にはウザイ人なのかもしれないけれど、そうやってgiveする気持ちを知る。どこまで自分ができるかを知る。そうやって生きていると、なんだか自分の価値観も明確になってくるのではないでしょうか。

実は自分っていう存在を誰よりも知らないのが「自分」であって、そんな状態で「相手」をわかろうなんて無理な話。そんな不完全な人間同士だかこそ、コミュニケーションをとり刺激し合い、助け合うっていうのも、また乙なもの(笑。

悩むよりも笑う。

私の尊敬する母が子供時代から私に言ってくれた言葉。
「泣いても一日。笑っても一日」
だから、私は笑って一日を過ごしたい。

そうしたら、きっと祝福の天使が助けてくれるはずですよ。

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