Sunday, May 09, 2010

「影響力 その効果と威力」(今井 芳昭 著)

社会心理学のこれまでの研究結果や成果を踏まえながら、人間の行動や判断に影響を及ぼす「効果と威力」について書かれた一冊です。想像しやすいテーマだということと、かなり初心者を意識して書かれていると思うのでわかりやすいかな...と。

とりあげられている事例に、ペット(犬)関連がでてきますが、これは正直「あれれ?」と思うところもありつつ、ま〜世間はそんな認識だろうと判断。逆を返せば、そこを専門にしている人にとっての「機会」でもあるので、心に留めておこうかと思います(本当、言葉を話さない犬が対象となると、けっこう好き勝手言えるのね〜。苦笑)

Anyway.

今回始めて知ったのは、「オオカミに育てられた子」のくだり。なるほど、あれはでっちあげだったのか、というのはかなりのサプライズでした。私も多くの人同様に、あの本を読んだし、大学時代の講義にも使用されていたな〜、なんて。とはいえ、すべての情報はそのまま信じてはいけない、ってことなんでしょうね。なんかちょっと学べた気がします。

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